副題は「生活思想からの反核」というから読みたい「核時代を生きる」 故・高木仁三郎さんの1983年の新書は「品切れ」で残念ー。
「プルトニウムの恐怖」や「市民科学者として生きる」(ともに岩波新書)、あるいは「原子力神話からの解放」などの高木仁三郎さんの本は読んでいるが、高木さんの新書「核時代を生きる」は、知らなかったー。注文してもあるかどうか。ということですぐにネット「本やタウン」に注文しようと検索したところ、「品切れのため、注文できません」とあった。この新書「核時代を生きる」の副題は「生活思想としての反核」。魅力的な表題だと知ったこともあり、これはなんとかと読みたいものだがとー。
今日は高木さんががんで亡くなってから23年目。高木さんの生まれ育った前橋市で偲びながらの脱原発講演会があった。「一番弟子」だという海渡雄一弁護士の内容のある講演をズームで聴いた。例の東電の「想定外」発言がいかに過去の地震被害の知見に知らぬふりを決め込め、予想される大被害の警告とかけ離れた嘘つき発言であったか、改めて資料からも鋭く指摘。「処理汚染水」放出をめぐる「ロンドン条約」ー「ロンドン条約」の周辺をさらに調べたいと思わせたーの解説など、有意義な時間となった。
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