映画「原発を止めた裁判長」自主上映会、有意義に 参加者過去最少の36人は原発問題の風化の余波か?
「原発をとめた裁判長」10・20(金)日光上映会(日光市中央公民館中ホール、入場無料)、無事に終えることができました。大地震が繰り返し起き、それに耐えられない原発で再び過酷事故が起きたら実際上、市民の避難はままならず、悲劇が繰り返される、その可能性が高いこの国土では原発はあってはいけないんだ、そのことは司法判断で明らかにされてきている。原発が大地震に対応できないという「基準地震動問題」(大飯原発福井地裁判断)、現実的に避難ができるのかという「避難計画問題」(東海第二原発水戸地裁判決)の二点からこれからの脱原発裁判を進めることができるーその視点からのメッセージはわかりやすく、明確で確かに意義ある映画だった。が、残念ながら、参加者は36人にとどまった(カンパ1万6300円)。「さよなら原発!日光の会」のイベントとしては過去最少。やはり平日の金曜日の映画会であることが少し影響しているだろうが、さらに言えば、原発問題の風化がこの日光でも現実的な現象になっている、そのひとつの表れなのではないか~。ここは腕組みしなければならないところだ。もっとたくさんの市民に観て欲しかった映画だったのだが。
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