伝説のジャズピアニストを初めて知りました エバンズも驚嘆したアゼルバイジャンの「ヴァギフ」
https://youtu.be/QYZG6OnqIQU?si=BFm936Au7W-HfLT9
(あれ?見慣れないCDが)。たまたまCD棚から取り出した一枚。(「コーカサス・ジャズ・トリオ」?知らないね~)だった。とりあえず聴いてみたら、「えっ~こんないい音を出すピアニストがいたかな?」と、びっくり。音の切れは絶品、どう弾いてもリリシズムにあふれ、流れるメロディも快い。セレニアス・モンク、オスカー・ピーターソン、チック・コリアの音質とも違う。あのビル・エバンスが「驚嘆」したというのもうなづける。アゼルバイジャンの伝説のピアニスト、「ヴァギフ」(正式名はヴァギフ・ムスタファ・ザデ)。解説を読むと、78年のモナコ国際音楽祭で最優秀賞とある。CDは「コーカサス・ジャズ・トリオ」(ピアノ、ベース、ドラム)、ソ連時代の1966年演奏。ヴァギフはコーカサスの民俗音楽とジャズを融合させたともある。(これはさらに聴きたいなー)。と思ったが、解説をさらに読んでいくと、心臓発作で1979年に急逝、39歳の若さだったという。それにしても、こんな演奏家を知らなかったとは、と。今更ながら「浅学非才」を知るです。
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