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2024年1月

2024年1月31日 (水)

「311のキャンドルナイト」を初めて開催へ    「緊急事態宣言」の19時03分に全国で一斉に

「311のキャンドルナイト」。こんなイベントが計画されていたのは知りませんでした。昨日、SNSで知りました。「原子力緊急事態宣言」が発令された19時03分に全国各地で、というのがいいね。3・11を忘れず、無念の死者や今も故郷に戻れない被災者とつながる時間とする。日光や栃木県内でも企画できないか、検討してみたいー。週刊「金曜日」がわかりやすくこのイベントについて書いていたので、それを下記にアップしておきますー。

震災から13年で「311のキャンドルナイト」開催 「原発事故を過去のものにさせない」906886_379151



週刊金曜日




記者会見に出席した(左から)白石草さん、アイリーン・美緒子・スミスさん、マエキタミヤコさん。(撮影/岩崎眞美子)

 

 

 

 

 

2024年1月30日 (火)

東京府と東京市の「自警団」の数は1145      吉村昭『関東大震災』のハイライト

年末から手にしていた「菊池寛賞」の『関東大震災』(吉村昭、347ページ、2023年8月第22刷)をようやく読了した。有名な「本所被服厰跡・3万8千人の死者」、「大杉栄事件」、「大杉事件と軍法会議」や「新聞報道」、「大森教授の死」など全19章。なぜ10万5千人もの死者を出してしまったのか、大地震の予測報道をめぐる論争があったことなどを興味深く追ったが、ハイライトは、40ページほどの「自警団」。東京府と東京市の自警団のその数は、「9月16日の調査によると、1145の数にものぼった」。警視庁が押収した凶器は「日本刀390、焼刀身197、仕込杖91、匕首71、金棒692、猟銃19、拳銃18をはじめ、計1947に及んでいるが、このような数は実際にかれらが所持した数のごく一部にすぎなかった」。自警団の章の事実関係やその指摘に思わずうなってしまうが、さらには吉村昭のその判断、見方が、それだけでいいのか?と思わせた言い方があった。「流言は、通常些細な事実が不当にふくれ上って口から伝わるものだが、関東大震災での朝鮮人来襲説は全く何の事実もなかったという特異な性格をもつ。このことは当時の官憲の調査によっても確認されているが、大災害によって人々の大半が精神異常をきたしていた結果としか考えられない」ー。 422939194_6978171038978350_7869785094537

2024年1月29日 (月)

被災地に欲しい「自走式移動レストルーム」    オスプレイ1機で6285台が配備できるとか。   

大災害時に問題になるのが、水や食料、通信と情報、暖房と寝具など、最低でもこれは必要だねという、いくつかのことがあるが、そのひとつがトイレ問題だ。数日前にfacebookで紹介されていたこの「自走式移動レストルーム」があれば、どんなに安心か。水洗式個室様式トイレ、更衣室、給水タンクなどを配備している。「なるほどー」と思い、ネットで検索すると、この種の自走式トイレ車については、いろいろな会社が手掛けていることがわかる。ともあれ、私がfacebookで見かけた写真と紹介案内を上げておきますー。

422175857_3013495922119691_4129133319058 自走式移動レストルーム。水洗式の個室洋式トイレ、更衣室、手洗い場、給水タンク、排水ホース、換気扇までボックスにして荷台部分に完備。軽四輪自動車、スズキ・キャリーがベースなんです。これ、国土交通省が定める標準仕様に基づき、NPO法人、日本トイレ研究所の「快適トイレ」の認定も受けてるんですよ。実はこの車、誕生のきっかけは「建設現場の仮設トイレが原因で優秀な女性社員が退職してしまった」という建設業界の深刻な悩みだったんです。今回は、自治体で防災をご担当の皆さまに、ぜひ知って、ご検討いただければ、そう願ってのご紹介になります。衝撃のお値段の前に、皆さま、ご記憶でしょうか。昨年11月、鹿児島県の屋久島沖に、米軍のオスプレイが墜落し、搭乗員8人が亡くなられた事故。衷心よりお悔やみ申し上げます。このオスプレイ、米国では「未亡人製造機」という哀しい名前も付けられていますが。さてそのオスプレイ1機だけのお値段(諸費用込みで1機220億円)で、お買い上げいただける自走式移動レストルームが、なんと6285台。単純に、47の都道府県で割り算すれば、オスプレイ1機のご予算だけで、各都道府県に133台、配備可能なんですね。

2024年1月28日 (日)

欲張りな昼飯の「スタイル」を思いつきました     初めて「アジフライ」と「野菜天ぷら」の「ざるうどん」ー

423717519_6974497159345738_6088199432404 422885479_6974497156012405_7035558674144 423693332_6974518289343625_4463638380308 アジフライを食べたいし、野菜天ぷらも欲しいー。どうしようか?と思っていた。 思いついたのが、欲張り作戦だった。「そうだ!アジフライと野菜天ぷらの2つをつくったらどうか?」ー。ということで、曇り空の本日の昼飯はこのフライにいつもの「ざるうどん」ー。ゆで玉子、キュウリ、冷奴ー。さて、てんこ盛りの食事。初めての「スタイル」は、どんな味わいが?。BGMはご存じの「バッヘンベルのカノン」などの「バロック名曲集」で。たまにバッハを中心としたバロック音楽を聴きたくなりますよねー。

2024年1月27日 (土)

「終活」で一挙に電化製品17点を放出   プリンター、カメラ、パソコン、CDラジオー。

「電化製品無料回収」ー。新聞の折り込み広告にあったので、我が家の壊れた電化製品を庭先へ。あるわあるわー。「プリンター」2台、「電動チェーンソー」2機、「丸ノコギリ」ー。さらに愛着があった「CDラジオ」2台、「除湿機」、(高かったので、やや惜しいが、壊れてしまった)「カメラ」3台、かなり古い「ガスコンロ」、10年前に故障したままの「パソコン」〰️それに古い「フォークギター」も。数えたら17台・機に。回収トラックは「大宮」ナンバー。確か、埼玉県の建設会社の広告だった。トラックには「自転車」「車椅子」が何台も積まれている。よく見ると、「液晶テレビ」、「パソコン」、「プリンター」などもある。小さな折り込み広告だったが、埼玉県から遠い日光に出張してきても、「仕事」になる壊れた電化製品がたくさん放出されるのだなーと感心しました。ガラクタを一挙に。私にとっては、これも「断捨離」のひとつ、いや、「終活」、「生前整理」のひとつと、言うべきかー。

 

 

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2024年1月26日 (金)

「原発をこれ以上動かすべきではない」   能登半島地震を受けて、呼びかけに「団体」として「賛同」

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本日1月26日の市民団体「さよなら原発!日光の会」役員会で、「団体」として、「原発をこれ以上動かすべきではない」の「要請」に「賛同」を決めました。締め切りは1月30日だが、きょう26日夜に書式から「賛同」を送りましたー。facebook、twitterにもそのことをお知らせしていますー。

(以下は、呼びかけている国際環境NGO「FOEJAPAN」の「賛同募集」の本文です)

【賛同募集】要請書 能登半島地震で露呈した「原子力災害対策指針」の欠陥-原発をこれ以上動かすべきではない


原発2024.1.20

以下の要請書に個人・団体の賛同を募っています。

締切:2024年1月30日AM11:00

ご賛同いただける場合は、以下のボタンをクリックしてください。(Googleフォームが開きます)



PDF版

2024年1月  日

内閣総理大臣・原子力防災会議議長 岸田文雄 様

原子力規制委員会委員長 山中伸介様

要請書:能登半島地震で露呈した「原子力災害対策指針」の欠陥
原発をこれ以上動かすべきではない

今年1月1日に発生した能登半島地震では、北陸電力志賀原発も強い揺れと3メートルの津波に襲われ、外部電源の一部から受電ができなくなるなどの影響を受けました。

地震により多くの家屋が倒壊し、広い範囲で道路が寸断されました。広い範囲で地盤隆起が生じ、港が使えなくなりました。孤立した集落もあります。また、モニタリングポストが一部測定不能になりました。

活断層による地震動評価についても過小評価が指摘されており、全国の原発について、徹底した再検証が必要です。

志賀原発は長期停止中であったこともあり、深刻な放射能漏れを伴う事故に進展しなかったのは幸運としか言いようがありません。

一方で、現在の原子力災害対策指針とそれに基づく自治体の原子力防災計画(避難計画)は非現実的であり、住民を守るために役に立たないことが改めて露呈しました。とりわけ、以下は深刻です。

原子力災害は自然災害との複合災害として生じる可能性が高いため、これらの状況は、今後十分起こりえることです。

原子力防災計画は、住民を被ばくから守る最後の壁ともいうべきものであり、原子力災害対策指針はその土台となるものです。これらが現実に機能しないのが明らかである以上、原発を動かすべきではありません。

以 上

国際環境NGO FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会

2024年1月25日 (木)

好天日はチェンソーの薪切り作業なのです。    団体会費の振り込みで郵便局へなど忙しいのだがー

好天に薪割り、ではなく、チェーンソーによる薪切りの巻ー。「関東子ども健康調査支援基金」や「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」に団体会費を振り込んだり、「さよなら原発!日光の会」の横断幕を無償で贈ってくれた首都圏連絡会の仲間にささやかな御礼として、日光名物のお煎餅を贈ったりで、郵便局などに行く用事があるため、午後2時半で切り上げる。さぁ、忙しいぞー。 422844230_6962525560542898_3408631325490 422676493_6962496217212499_2142171646556 422858937_6962496223879165_1650451268290

2024年1月24日 (水)

紛失で困っていた「横断幕」を寄贈で     「東海第二原発いらない!」を首都圏の仲間が無償で

Toukai-1-420854398_6954442958017825_2129 ありがたいことに「東海第二原発いらない」の横断幕が仲間からレターパックで寄贈されてきました。東海第二原発いらないの首都圏一斉行動(3ヵ月に一回)に使っていた大事な横断幕だが、昨秋から紛失。困っていたところ。ネットワークを組んでいる首都圏連絡会(事務局 東京)に「新たに買い求めたい」と連絡したところ、中心メンバーのひとりが「うちに二枚あるから、一枚を譲ります」と。その横断幕と「Stop!女川原発再稼働」(3月23日、仙台市)や「東海第二原発の廃炉を求めます!」などのチラシ入りレターパックがきょう23日、我が家に。横断幕も郵送料もいずれも無償だという。首都圏連絡会の仲間に感謝することしきり。今年もやってくる「3月11日」を中心とした「東海第二原発いらない」の「第11回一斉行動」(日光神橋前か?)にこの横断幕を登場させます。

2024年1月23日 (火)

さまざまな課題、論点を伝える能登半島地震   藍原寛子さんなどの現地実情報告シンポで


能登半島地震の被害の実情をめぐるオンラインシンポがきのう23日(火曜)夕あり、救援の初動の遅さや避難所をめぐる問題など、さまざまな課題、論点を伝える被害であることが知らされた。主催は国際環境NGO「FOEJAPAN」。ズーム参加者約280人。阪神大震災、東日本大震災、米国大水害を取材したり、指揮したり、体験したり、研究したりと経験豊富な元「福島民友」取材記者デスクで、医療ジャーナリストで知られる福島県の藍原寛子(あいはらひろこ)さん。
現場に向かうきっかけやその周到な準備(原発被害も想定したガイガーカウンターの用意、被災者への支援物資の積み込み、取材拠点を富山県にした判断など、取材要請を受けた海外メディアとの連絡)自分が実際に被害に遭ってきた経験の視線でいくつもの問題点をあげていた。縦に割れている損壊している道路の特徴とルートの選定、現地の観光マップなども役立ったという道路情報取得、一階だけ押し潰される倒壊家屋の能登特有な現象、過去の教訓が生かされていない鉄筋が入っていないコンクリートブロック塀の倒壊、段ボールマットや仕切りがほとんどない避難所、足らないペット可能避難スペースー。
自衛隊提供のテント式風呂場の利用の状況(外に出ると、頭から湯冷めしてしまうので、福島県から持参した、湯冷めを防ぐ「手ぬぐい」がいかに被災者に喜ばれたことか、などの報告も)、多言語の外国人ボランティアの大事さ、ボランティアたちの小さな情報を寄せ集めた「集合知」の大切さ、知事が何期も変わらないことが続き、トップの交代が少ない石川県の歴史からくる現実など、たくさんの視点を伝えられた。
現場にジャーナリストがいち早く入り、世間に広める事の大切さが改めてわかった報告だったー。この日は地震被害と避難状況の実態をメインにした第一回のオンラインシンポ。30日(火曜日)に今度は原発問題をメインにした第二回があるのでまた参加しようと思う。



















2024年1月22日 (月)

「原発をこれ以上動かすべきではない」に賛同署名を    内閣府と原子力規制委に要請書提出へ

能登半島地震を受けて、国際環境NGO「FOEJAPAN」と「原子力規制を監視する市民の会」が、地震で露呈した「原子力災害対策指針」には欠陥があるとして、というか、指針が機能しないとして、これ以上、原発を動かすべきではないという要請書を内閣府と原子力規制委員会に提出を予定しているようです。そのための賛同署名を求めています。締切は今月30日(火)。私はきょう1月22日(月)、まずはGczsmxnbwaa53tj 「個人」として賛同署名しました。私が代表を務めている市民団体「さよなら原発!日光の会」は26日(金)に役員会を予定しているので、その際に「団体」として、賛同署名を決めようと思っています。

(以下は、FOEJAPANがメールできょう呼びかけた内容です。1月23日と1月30日にオンライン講座もあり、それも案内しています)

【賛同募集】能登半島地震で露呈した「原子力災害対策指針」の欠陥-原発をこれ以上動かすべきではない 

能登半島地震では深刻な被害が続いています。
北陸電力志賀原発も強い揺れと3メートルの津波に襲われ、外部電源の一部から受電ができなくなるなどの影響を受けました。
活断層による地震動評価についても過小評価が指摘されており、全国の原発について、徹底した再検証が必要です。
志賀原発は長期停止中であったこともあり、深刻な放射能漏れを伴う事故に進展しなかったのは幸運でした。

一方で、現在の原子力災害対策指針とそれに基づく自治体の原子力防災計画(避難計画)は非現実的であり、住民を守るために役に立たないことが改めて露呈しました。
たとえば、現在の原子力災害対策指針とそれに基づく避難計画では、5km圏内の住民は原子炉の状況に応じてだされる避難指示に従って避難、5-30km圏内の住民は一定の放射線量に達するまで屋内退避、避難指示に基づき避難ということになっていますが、それは可能なのでしょうか。
実際には、地震により多くの家屋が倒壊し、広い範囲で道路が寸断されました。地盤隆起が生じ、港が使えなくなりました。孤立した集落もあります。また、モニタリングポストが一部測定不能になりました。

原子力防災計画は、住民を被ばくから守る最後の壁ともいうべきものであり、原子力災害対策指針はその土台となるものです。これらが現実に機能しないのが明らかである以上、原発を動かすべきではありません。

FoE Japan
と原子力規制を監視する市民の会では、内閣府および原子力規制委員会にこうした趣旨の要請書を提出しようとしています。
広く賛同を呼びかけています。個人の賛同でも団体賛同でも結構です。ぜひ賛同に加わっていただけますと幸いです。

▼要請書本文および賛同はこちらから
https://foejapan.org/issue/20240119/15765/

【関連企画】
緊急オンライン企画「能登半島地震から考える原発と避難」
https://foejapan.org/issue/20240116/15744/

第1回 被災地で見た地震被害の実態は?
能登半島を取材された福島在住のジャーナリストの藍原寛子さんにお話しを伺います。
日時:2024123日(火)18:00-19:30 
ゲスト:藍原寛子さん/ジャーナリスト
主催:FoE Japan

第2回 能登半島地震で問われたことは?
珠洲原発の建設反対運動にかかわり、志賀原発についても問題提起を続けてこられた、珠洲市にお住まいの北野進さんにお話しを伺います。また、金沢市に在住で、「北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会」の中垣たか子さんにコメントをいただきます。
日時:2024130日(火)14:00-15:30
ゲスト:北野進さん/珠洲市在住、志賀原発を廃炉に!訴訟原告団長
コメント:中垣たか子さん/金沢市在住、北陸電力と共に脱原発をすすめる株主の会
主催:国際環境NGO FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会

▼お申込みはこちらから
https://foejapan.org/issue/20240116/15744/

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国際環境NGO FoE Japan
173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983
  / FAX: 03-6909-5986

2024年1月21日 (日)

めったに食べない「ラーメン」を作ったがー     日光市今市のあのお店の味を出したかったが

ふだん「ラーメン」はめったに食べないが(私はうどん党ですのでー)、この店の味ならばと、スーパーで袋詰めを買い求めた。少しは期待したが、やっぱり日光市今市のこのお店でないと、あの微妙な美味しい味は味わえないねと、思ったことでした。きょうは大雪予報だったので構えていたが、朝から雨が続く。温かな陽気に薪ストーブを焚くと、ガラス戸を全面的に開け放しても室内は26度以上も。汗をかきながら、久しぶりのラーメンの昼飯でした。BGMはその当時はバッハよりも知られていたというバロック音楽の作曲家「テレマン」で。























 

2024年1月20日 (土)

昼飯のBGMに「軽やかにきらめくピアノ・バラード」   エバンスやドリューなどの「afternoon tea 」

昼飯のBGMでときたま聴くのが、この「afternoon tea 軽やかにきらめくピアノ・バラード」。ビル・エバンス、ケニー・ドリュー、ハンプトン・ホーズの各トリオなど。エバンスの「スプリング・イズ・ヒア」をトップに全12曲。解説が28ページもあり、ミニコラム「ジャズ・ヴォーカルのお茶はいかが?」とか、「20年代ジャズ」とか「ウエストコーストジャズのお話」など、かなりていねいなつくりのCDだ。このときの「スプリングー」は、エバンスと若くして事故死した天才的なベース奏者ラファロとドラムのモチアン、1959年12月28日、ニューヨークでの演奏から。ラファロがメンバーのさすがの音色だなぁーと。アート・ペッパーの「ユー・ビー・ソー・ナイス〰️」も印象的だ。 420886421_6944059272389527_7213306699074 420845316_6944059275722860_6098044964380

2024年1月19日 (金)

原発事故の30㌔圏外避難は実質的に不可能     「原子力市民委員会」のオンラインシンポで

私もZOOMで参加した1月18日(木)の「原子力市民委員会」主催のオンラインシンポについて、ネットで早くもサイエンスライターの石田雅彦さんが書いていた記事がアップされていた。シンポは午後1時から4時まで3時間の長丁場。この要点をまとめるのは大変だが、さすがにうまくポイントについて記事にしている。私は特に能登半島の断層帯と原発事故避難、そして基準地震動について関心があったが、シンポはさらに幅広く論議されていた。その状況を伝えるには、この記事を読むと、だいたいの様子がわかるなと。それをアップすることで、私もシンポを振り返ろうとー。以下は確か、ヤフー経由でネットに掲載されたいた記事です。

地震が起きるたびに原発を心配しなければならない日本だが、今回の能登半島地震でも石川県志賀町にある志賀原発の被災状況が注視された。先日、原子力を考える市民の会が主催するオンラインシンポジウムが開かれ、原発の危険性と住民避難の困難さなどについて活発に意見が交わされた。

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原発は地震に耐えられるのか

 

 シンポジウムは原子力市民委員会が主催し、大島堅一(龍谷大学教授、原子力市民委員会座長)氏、松久保肇(原子力資料情報室事務局長、原子力市民委員会委員)氏、立石雅昭(新潟大学名誉教授、原子力市民委員会アドバイザー)氏、後藤政志(元東芝 原発設計技術者、原子力市民委員会委員)氏、上岡直見(環境経済研究所所長)氏、北野進(珠洲市在住、志賀原発廃炉に!訴訟原告団長)氏、添田孝史(科学ジャーナリスト)氏が参加した。

 

 大島氏の主旨説明の後、松久保氏が能登半島地震による志賀原発への被害現状を解説、立石氏が能登半島地震などの地震波や地殻変動と原発の耐震安全の欺まん性を、後藤氏が地震によって原発に何が起きるか予測不可能であり、原発はすぐに止めなければならないと訴えた。

 

 また、上岡氏は自然災害によって原発事故が起きた際の住民避難の困難さについて指摘し、北野氏は今回の能登半島地震の被災者の一人として志賀原発のは色を訴え、添田氏は石川県や福井県の地震評価の不備を周辺自治体と比較して懸念を示した。

 

 特に疑念や懸念が示されたのは、地震による地盤の隆起などの地形変化に原発が果たして耐えうるのかということ、そして大規模な地震が起きた際、原発事故への初期対応として屋内退避や遠方への避難が推奨されているが果たしてそれが可能なのかどうかだった。

 

 各氏が強調していたのは、立地が検討されていたものの地元などの反対で計画が凍結されている珠洲原発がもしあったらということ、停止中の志賀原発がもし稼働中だったらということだ。実際、今回の能登半島地震の震源は珠洲原発の建設予定に近く、もしあの場所に原発があったら重大事故が起きていたのは間違いない。

 

地震では能登半島の北岸が広く隆起した。「令和6年能登半島海岸地形(第三報)、2024年1月14日」、日本地理学会、令和6年能登半島地震変動地形調査グループ
地震では能登半島の北岸が広く隆起した。「令和6年能登半島海岸地形(第三報)、2024年1月14日」、日本地理学会、令和6年能登半島地震変動地形調査グループ

 

 立石氏は、日本地理学会の災害対応チームの調査報告を牽いて志賀原発の北にある富来川南岸断層の危険性を指摘し、さらに東京電力の柏崎刈羽原発周辺の地理学的な危険性にも懸念を示した。また、これまで個別に動くと考えられていた断層が連動して動く危険性などから、2006年に策定された原発の耐震設計審査指針の全面的な見直しを求めた。

 

地震により能登半島北西岸の鹿磯(かいそ)漁港の防波堤が3.8メートルから3.9メートル隆起した。産総研地質調査総合センター「第四報 2024年能登半島地震の緊急調査報告(海岸の隆起調査)」より
地震により能登半島北西岸の鹿磯(かいそ)漁港の防波堤が3.8メートルから3.9メートル隆起した。産総研地質調査総合センター「第四報 2024年能登半島地震の緊急調査報告(海岸の隆起調査)」より

 

想定外のことが起きる危険性

 

 日本の原発の立地は、冷却水の取り入れのため、その全てが海岸に隣接している。地震の揺れに加え、津波被害も想定しなければならない。松久保氏は、仮に数メートル単位で地盤が隆起した場合、原発の冷却水の確保はどうなるのか懸念を示し、1号機と2号機の使用済み燃料プールの温度が電源喪失によって摂氏100度まで到達する日数(1号機17日、2号機29日)を指摘した。

 

 また、原子力市民委員会事務局の細川弘明氏はオンラインシンポジウムのQ&Aに答える形で、今回の能登半島地震で取水トンネルなどの損傷の報告はないが、地盤隆起が原発の北7キロメートルで確認されているので取水系統の損傷の危険性があった、と述べている。

 

 志賀原発の1号機、2号機ともに停止中だが、東日本大震災に匹敵するような地震動が襲い、電源トラブルなどが頻出した。さらに、原発を維持管理する北陸電力のリリースも錯綜し、情報が小出しにされて電力会社への不信感がより増した。原発より北方にある放射能の空間線量を計測するモニタリングポストも地震によって故障し、しばらくデータが取得できない状況が続いた。

 

 後藤氏は、原発にとって何が脅威かといえば、想定していないことが起きることと述べ、今回のような地震などの外部事象に加え、原発内部の機能喪失などの内部事象、そしてヒューマンエラーなど全てを予測することは不可能だと強調した。そして、現在の原発は全て強固な地盤の上に建てられているという欺瞞を指摘し、地盤の隆起や地割れが起きることを想定した設計がなされていない「安全神話」が前提と批判した。

 

マグニチュード3以上の地震の記録(1997年10月から2011年2月まで)。「日本海における大規模地震に関する調査検討会報告書」(2014年9月)より。
マグニチュード3以上の地震の記録(1997年10月から2011年2月まで)。「日本海における大規模地震に関する調査検討会報告書」(2014年9月)より。

 

住民の放射線防護や避難は不可能

 

 今回の能登半島地震では、海岸線が数メートル単位で隆起し、各所で断層ズレなどが起きた。地震の多い日本では、原発を安全に立地できる場所はほとんどないと言える。

 

 上岡氏は、内閣府の原子力防災に関するQ&Aから、大規模な震災が起きれば被災地はもちろん、避難受け入れ先も甚大な被害が及び、原発事故が起きた場合、住民の避難や屋内退避、被爆被害を軽減するためのヨウ素剤配布など不可能ではないかと指摘した。さらに、今回の地震ではNHKのアナウンサーが「テレビを見ていないで逃げて」と叫んだことを牽き、原発事故の状況や放射性物質の放出などの情報が住民に届かないのではないかと懸念を示し、原子力災害対策指針は全面崩壊した、述べた。

 

 珠洲市在住の北野氏は、被災地での実際の移動の困難さを指摘し、特に豪雪地帯での除雪は難しく、原発事故が起きた場合、30キロ圏外への避難は実質的に不可能と述べた。そして、志賀原発への地震の被害に懸念を示し、珠洲原発が立地されず良かった、志賀原発が停止中で良かったと強調した。

 

 添田氏は、石川県が計画した地震と津波の評価の矛盾を指摘し、今回の能登半島地震の震源や断層を早い段階からわかっていたのに何もしなかったと批判した。また、石川県は志賀原発の近くを通る邑知潟(おうちがた)断層も過小評価しているとし、これは同じように原発のある福井県と似たように行政による危険性の過小評価と指摘し、原発災害対応の眼目である住民避難について、原発を立地する行政はことさら目立たないようにしてきたのではないかと懸念を示した。

 

 これまで政府や原発行政、電力会社などは、地震に対する原発の安全性を強引に担保し、重大事故が起きた際の現実的な住民避難を軽視し、真剣に考えてこなかった。今回の能登半島地震は、原発の再稼働は不可能だし、現在稼働中の原発は今すぐに停止し、廃炉へ向けて動かなければならないことを教えてくれた。

サイエンスライター、編集者

いしだまさひこ:北海道出身。法政大学経済学部卒業、横浜市立大学大学院医学研究科修士課程修了、医科学修士。近代映画社から独立後、醍醐味エンタープライズ(出版企画制作)設立。紙媒体の商業誌編集長などを経験。日本医学ジャーナリスト協会会員。水中遺物探索学会主宰。サイエンス系の単著に『恐竜大接近』(監修:小畠郁生)『遺伝子・ゲノム最前線』(監修:和田昭允)『ロボット・テクノロジーよ、日本を救え』など、人文系単著に『季節の実用語』『沈船「お宝」伝説』『おんな城主 井伊直虎』など、出版プロデュースに『料理の鉄人』『お化け屋敷で科学する!』『新型タバコの本当のリスク』(著者:田淵貴大)などがある。

2024年1月18日 (木)

能登半島の断層や損壊などの深刻さがリアルに     「原子力市民委員会」の緊急オンラインシンポで

Ccne_header1 能登半島地震について、志賀原発について、新たな知見を得ることができました。特になかなかイメージがつかめなかった能登半島と志賀原発周辺のたくさんの断層帯について、資料と説明でようやく実感することができました。今回の震源地に計画されていたが、市民の反対で電力会社が撤退した珠洲原発ができていたら、とんでもないことになっていただろうことも、リアルに感じることが。能登半島の道路の地割れ、段差、損壊などなど(道路にはパンクで立ち往生する車がたくさん)、1月5日になって、金沢市から珠洲市の自宅に帰る途中(寝袋も用意し、ふだんなら片道2時間が6時間かかったという)のさまざまな撮影から詳しい報告を聴くことができた。つまりは原発の避難計画が実際には絵に描いた餅であったことも。冒頭で原子力市民委員会の能登半島地震と志賀原発に関するしっかりした見解を大島堅一座長から直接、聴くこともできましたー。午後1時から3時間にわたるZOOMによる貴重なオンラインシンポでした。


(以下は原子力市民委員会の本日のオンラインシンポ案内でした)

原子力市民委員会 緊急オンラインシンポジウム「能登半島地震から問い直す原発稼働の危険性」
投稿日: 2024年1月12日 作成者: admin
           原子力市民委員会(CCNE)                     緊急オンラインシンポジウム

「能登半島地震から問い直す原発稼働の危険性」

■開催趣旨

 2024年1月1日に起こった能登半島地震により甚大な被害が発生しています。震源に近い北陸電力志賀原発では、外部電源の一部喪失や核燃料プールの水漏れなど、さまざまな損傷や影響が報告されています。さいわい運転停止中であったこともあり、現時点では重大事故に至ってはいませんが、今後も余震によってどのような事態が起こり得るのか、慎重な対応と備えが必要です。

 今回の地震では半島北西岸の広い範囲で地面や海底が最大4メートル隆起するという地殻変動も生じており、地震・津波が頻発する日本列島で原発を持つことの危険性が改めてつきつけられています。

 現時点でわかっている事実に基づき、原発技術の本質的な危険性、地震・津波に対する脆弱性、原子力防災対策・避難計画の欠陥等、原発稼働の危険性について改めて考えます。

■プログラム(予定、敬称略)

はじめに                                     ・趣旨説明 /大島堅一(龍谷大学教授、原子力市民委員会座長)資料              ・能登半島地震による原発への被害の現状  /松久保肇(原子力資料情報室事務局長、原子力市民委員会委員)資料

1.原発が安全機能を失う危険性                            ・立石雅昭(新潟大学名誉教授、原子力市民委員会アドバイザー)資料 ・後藤政志(元東芝 原発設計技術者、原子力市民委員会委員)資料

2.道路の寸断で避難・救援ができなくなる危険性 ・上岡直見(環境経済研究所所長)資料

3.コメント・質疑応答・ディスカッション ・北野 進(珠洲市在住、志賀原発廃炉に!訴訟原告団長)資料 ・添田孝史(科学ジャーナリスト)資料                     ・「原発ゼロ社会2022年版一部抜粋」

 point日 時:2024年1月18日(木)13:00~15:30

 point場 所:オンライン会議システムzoom + YouTubeでのライブ配信

     YouTubeライブ配信:https://youtu.be/kPo0b1m7Llw

 point Zoom申し込み:下記よりお申込みください。 https://us02web.zoom.us/.../reg.../WN_Moi9rw5GRmaEEDcFpgp1Iw

(申込後に案内が届かない場合は、email@ccnejapan.com までお知らせください)

point主 催:原子力市民委員会(CCNE)www.ccnejapan.com

 

2024年1月17日 (水)

知っていましたか?国際基準である「スフィア基準」   大災害時にあなたの命を守る避難所の「最低基準」

元旦に起きた能登半島地震による被災者は冬本番の最中、避難所暮らしを強いられている。避難はしたものの、低体温症で命を落とす人も出ている。阪神大震災、東日本大震災でもそうだったが、いかに避難所の環境を高めていくかは大事な課題だ。いざ避難所が立ち上がった場合、その最低基準を示した国際基準「スフィア基準」というものがある。私なども反対している東海第二原発の避難計画が特にそうだが、この「スフィア基準」を最低でも満たすようにしなければならない。そのチェックをしようとしているところだ。例えば、避難所の一人当たりのスペースは最低2畳分(3・5平方㍍)ー。というのは「スフィア基準」にある。避難所のトイレの数などもあげられている。避難者20人に一つというのが最低基準だ。それらを改めて知っておくことが大事だろうと思うので、紹介しておくことに。災害報道に強いNHKがこのスフィア基準について詳しく紹介していたので、以下にそれをアップします。私も改めて確認しようと思っていますー。

 


避難所の女性トイレは男性の3倍必要~命を守る「スフィア基準」

「女性のトイレは男性トイレの3倍必要」 こうした項目を集めた、避難所の国際基準があることを知っていますか? その名は「スフィア基準」。日本ではあまり知られておらず、この基準が満たされている避難所は少ないと言います。しかし、「スフィア基準」には災害時にあなたの命を守るための大切な内容が含まれています。
(社会部記者 清木まりあ 森野周 熊本局記者 杉本宙矢)

日本の避難所は“難民キャンプ以下?”

「スフィア基準」を国内で広めようとしている人がいます。登山家の野口健さんです。

東日本大震災などの被災地で支援を続けてきた野口さん。「スフィア基準」を知ったきっかけは、海外の支援者から聞いた言葉でした。

「日本の避難所はソマリアの難民キャンプ以下だ」
「国際的な『スフィア基準』を満たしていない」

多くの人が当たり前だと思っていた日本の避難所。「スフィア基準」という国際的な基準を満たしていないことが多いという言葉に、野口さんは衝撃を受けたと言います。

命をつなぐ避難所で亡くなる人も…

「スフィア基準」を満たしていないという日本の避難所。避難生活が原因で、多くの人が亡くなっています。

2年前の熊本地震で「災害関連死」と認定された人は211人(平成30年4月現在)。これは建物の倒壊など地震の直接の影響で亡くなった50人の実に4倍以上です。

この211人が亡くなった状況について、私たちが市町村に調査をした結果、避難所の生活や車中泊を経験した人が少なくとも95人、全体の45%にのぼることがわかりました。

このうち90代の男性の遺族に話を聞くことができました。男性がいた熊本県益城町の避難所では、廊下まで人があふれていたといいます。

遺族への取材メモです。

「寝返りを打つのも難しいような狭いスペース」
「トイレは汚いし並ぶ。行かずに済むよう飲まず食わず」
「地獄のような環境だった」

男性は避難所で高熱を出して病院に運ばれ、肺炎を繰り返し発症し亡くなりました。

「地震前はひとりで自転車で出かけるくらい元気だった。避難所がもう少しいい環境だったら…」

遺族は、悔しそうに振り返っていました。

命を守る「スフィア基準」

災害を生きのびたあとに身を寄せる避難所で、命を落とすという深刻な現実。まさに、そのような事態を防ぐために作られたのが「スフィア基準」なのです。

「スフィア基準」は、アフリカ・ルワンダの難民キャンプで多くの人が亡くなったことを受けて、国際赤十字などが20年前に作りました。

その後、災害の避難所にも使われるようになります。紛争や災害の際の避難所の環境について、“最低限の基準”を定めています。

たとえば、居住空間について。

「1人あたりのスペースは、最低3.5平方メートル確保すること」

3.5平方メートルはおよそ2畳分。寝返りをうったり、スペースを保ったりするために最低でもこのくらいは必要だとされています。

熊本地震の避難所では、避難者1人あたりのスペースが1畳ほどしかない場所もありました。

また、トイレについては。「20人に1つの割合で設置」

避難所でトイレが足りなくならないようにするためには、最低でもこのぐらい必要だと指摘しています。

さらに大事なのが、男女比です。「男性と女性の割合は1対3」

これは、一般的にトイレにかかる時間が、女性は男性の3倍の時間が必要になるからだということです。

「スフィア基準」なぜ必要か?

なぜ、このような基準が必要なのか。避難所で医療活動を行っている新潟大学の榛沢和彦医師に聞きました。

榛沢さんは、避難所で大事なのは「水分をとり、こまめに動くこと」だと言います。しかし、1人あたりのスペースが狭いと長時間同じ姿勢でいることが多くなります。トイレが汚かったり混んでいたりすると水分をとるのを控える人もいます。

榛沢さんの調査では「スフィア基準」の項目を満たしていない避難所ほど、「血栓」が足に見つかる割合が多くなりました。「血栓」は血のかたまりで、関連死の原因になることもあります。

榛沢さんの分析では、避難生活でトイレを我慢しやすい傾向があるからか、男性よりも女性の方が「血栓」が原因の病気が多いという結果も出ています。スペースやトイレの基準には、こうした事態を防ぐ意味もあるのです。

各地の避難所を視察してきた榛沢さんは、海外の避難所の多くで、「スフィア基準」が使われていると言います。

2年前、大地震が起きたときのイタリアの避難所。発生から72時間以内に、家族ごとにテントやベッドが支給され、衛生的なトイレも、整備されたということです。

海外では、被災者の置かれた環境が悪いことを人道的な問題ととらえているため、取り組みが進んでいることを実感したと言います。

これに対し、日本では「スフィア基準」が浸透せず、劣悪な環境の避難所が設置され続けているとして、榛沢さんは危機感を示しました。


このままだと日本の避難所だけが世界から置いていかれる。避難所の考え方を根本から変えていかないといけない

野口健さんと「スフィア基準」

日本でも「スフィア基準」を使おうという動きが徐々に出ています。

東日本大震災など近年相次いだ災害のたびに海外の支援団体などから指摘され、知られるようになってきたからです。

そのひとつが、登山家の野口健さんの取り組みです。2年前の熊本地震の被災地で「テント村」を開いた際、スフィア基準を参考にしました。

1家族に1つのテント。家族だけでくつろげる上、寝る場所と生活する場所の空間も分けるようにしました。また、トイレは数を増やして、男女比も1対3にしました。

実際にテント村を運営して、野口さんはスフィア基準の重要性を実感したといいます。


スフィア基準を参考にしてやってみたらとてもよかったんですよ。避難所は苦しい生活を耐え忍ぶ場所ではなくて、家を失ってしまった人たちがこれからの生活再建のために少しでも前向きになれるような場所にしていかないといけないんだと思いました

よりよい避難所を

「スフィア基準」自体は、行政や専門家の間で、少しずつ使われてきています。南海トラフ巨大地震の被害が想定される徳島県は、平成29年、避難所運営マニュアルにスフィア基準を盛り込みました。

国も、平成28年に作った避難所の運営のガイドラインに参考にすべき国際基準として紹介しています。

それでは、避難所運営にどう生かせばいいのか。

ことし4月に宮崎県で開かれた研修会。「スフィア基準」に詳しい宮崎大学医学部看護学科の原田奈穂子教授が、基準を参考に、避難所をよりよくしていくための工夫を教えてくれました。

その1つが段ボールを組み立てて作る簡易ベッド。床での雑魚寝より快適で衛生的な上、ベッドの下にものが収納できるため、1人あたりのスペースを広く取れるようになるといいます。

また、持ち運びが可能な簡易トイレ。数を増やせる上、手を汚さずに処理できるため、清潔な状態を保つことができます。

こうしたものをあらかじめ多く準備しておくことも大事だといいます。

原田教授は「スフィア基準は、あくまでも最低基準。その基準を元に日本に合わせたよりよい避難所作りにつなげることも大事です」と話していました。

災害を生き延びたあとに死なないために

そもそも「スフィア(sphere)」とは、英語で「球体」を意味します。

球体、つまり地球のどこでも使えるようにという思いを込めて作られた国際基準なのだと、難民支援団体の担当者が教えてくれました。

そのような意味が込められた基準が、先進国の日本で十分に使われていないことをどう感じますか?

「災害時はみんな大変だから、我慢するのは当たり前」 こうした考えは、日本人の美徳とも言われてきました。しかし、そのような精神論に近い考えが、国際的な「スフィア基準」に満たない避難所が次々に作られる事態につながってきたのではないかと指摘する専門家もいます。

災害を生き延びたあとの避難所で、人が死なないためにはどうすればいいのか。

まずは「我慢は当たり前」という意識を変えること。そして、「スフィア基準」をよりよい避難所作りにつなげることです。そのためには、急場しのぎの対応を改めて、いざというときに質の高い避難所を作るため、事前に十分な準備をしておく仕組みに変えていくことが必要だと思います。

「スフィア基準(スフィア・ハンドブック)」のホームページ
https://jqan.info/documents



記者名
社会部記者
清木 まりあ

記者名
社会部記者
森野 周

記者名
熊本局記者
杉本 宙矢

 

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2024年1月16日 (火)

霧降高原、今冬初の積雪は10センチー    例年よりかなり遅かったいつもの冬景色

日光霧降高原の今冬初の積雪は10センチ足らずかー(昼のニュースでは「日光地方に大雪警報」と言っていたかもー)。初雪は簡単に消えたが、きょう1月16日(火曜日)は、それなりに。ようやく冬本番の光景になったというところ。いつもの年より1ヵ月近く遅い冬景色だ。すでに「寒中見舞い」の季節になっているので、当然の光景とはいえる。とはいえ、白色の静寂な空間に、なんとなくBGMに「熟睡クラッシック」(ヴィヴァルディの「四季 冬」やドビュッシーの「牧神の午後」、グリーグの「ゆりかごの歌」など14曲)を選んでいましたー。 419587299_6928925547236233_4167990267453 1420152358_6928925550569566_472106739869 419589640_6928960667232721_4022226819295

2024年1月15日 (月)

読み応えある緊張感みなぎる焦点の全7章    「なぜ日本は原発を止めれれないのか?」(文春新書)

「忘れてはならない。人々の犠牲のうえに原発は動いている。原発を動かす決定をした人たちは、被曝せず、原発から遠く離れた東京・永田町にいる」。「あとがき」にあたる「おわりに」で、こう結んでいる。

薪づくりでストップしていた「なぜ日本は原発を止められないのか?」(青木美希 文春新書 287ページ)を完読できた。「原子力ムラの人々」、「原発と核兵器」、「原発ゼロで生きる方法」など、全7章のどこも緊張感にあふれた貴重な知見と対話と分析が続く。
 特に福島第一原発事故を受け、朝日新聞の社説が「イエス・バット」の是々非々から脱原発に変わった(2011年7月13日一面「提言 原発ゼロ社会」)前後の経緯、石破茂・元防衛大臣、枝野幸男・元官房長官、中川秀直・元自民党幹事長、小泉純一郎・元首相、河野太郎・元外相らのインタビューや大事な引用と評価は読ませたー。
 福島第一原発の汚染水、原子力業界の広報費、研究者と電力業界のつながり、有力議員のパーティ券購入、核抑止力、原発と核兵器禁止条約、核のゴミ、エネルギー欧州事情、プーチンのウクライナ戦争と原発攻撃、ドイツの脱原発、原発推進へ逆戻りの岸田政権などなどー。
 過去と今の原発問題のポイントが焦点化されて提示されている。これらには初めて知る事情や見方もあり、何度も「なるほどー」と。青木さんが聞いたという研究者は100人以上、被災者を加えると数百人。30年間、聞いてきたその集大成だという。
 何人かの印象的な、というか、驚くべきインタビューがあるが、とくに、軍事おたくで知られ、核武装論者とみられている石破元防衛相の対話がそのひとつ。あの石破氏が「原発ゼロ」を語る場面だ。こわもてと視られている彼は意外と冷静な姿勢であることを知った一場面だ。
 ー原発が軍事的に守れるかという議論をすると、安全という神話を崩すから、しなかったのですか(青木)
石破「安全じゃない。ということがわかったじゃないですか。要は悩んでいる。というのが正しくて。悩んでいても、考えても、答えが出ない。原発ゼロにしたいです。平和な世の中をつくりたいです。その思いはなくしません」
 それと青木さんも書いているが、「衝撃の一言」だったのは小泉元首相の発言だ。彼は首相を辞めてから脱原発の代表的な旗振り役になっているのは知られているとおり。そのやりとりの中での発言だ。
小泉「日本は54基稼働して、これからまた100基体制作ろうなんて考えていたけれども、到底、処分場なんて全部作れないと思った」
ー在職中はご自身はどのような説明を受けていたんですか(青木)
小泉「ゴミについては聞いていなかったよ」
ー処分場がないと説明がなかった?(青木)
小泉「当然あると思ったんだよ」
 いやはや、この「衝撃の一言」にはびっくり。というか、読んでいてのけぞったというのか正確かー。原発体制にあったときの首相が核のゴミの処分場はすでにあるもんだと思っていたなんてー。
 これらのやりとりもそうだが、第4章の「原子力ムラの人々」は、これだけでも一冊の本になるぐらいの豊かな内容だ。ともかく新書にしては、ぎっしりと情報と状況と知見が詰まった一冊であることは間違いない
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あり、何度も 404275481_7225497484156483_8905025936713

2024年1月14日 (日)

スタン・ゲッツの「イパネマの娘」の演奏がいいね!    薪づくり作業に向けた気分を高めるために

昨日の日光霧降高原は今冬の初雪だったが、夕方までに降り止め、ほとんど積もらず。きょう14日(日)の昼頃には雪は消えていた。天候も完全回復の快晴に。とすれば、いかにも手薄になっている薪づくりへ。そのためには、気分を少し高めへ。それならば、調子の良い音楽を聴きながら。なので、スタン・ゲッツの「イパネマの娘」がある隔週刊「Cool Jazz collection」8号付録のCD(全5曲)を聴こうと。ジャケットを見ると、2008年7月発行とある。確か、格安店で買い求めたジャズCDのなかの一枚だ。これまで何度も聴いているが、いつも「この歌のスタン・ゲッツのテナーサックスは格別に魅力的な419163013_6922789494516505_5671643999599 418483732_6922789491183172_2241840631116 演奏だなぁ」ーと感じている。

2024年1月13日 (土)

日光霧降高原に今冬初の積雪になるかどうか?   「暖冬」で今冬はまだ積雪の機会がなかったがー。

418489082_6918401374955317_6053648323887 418467234_6918357384959716_5263303573156 418482401_6918379904957464_3337093486255 今冬初の積雪か?。いつの間にか、ふと気づいたら、雪が舞ってきた。今冬の日光霧降高原はこれまで一度も積雪がない。例年なら積雪20㌢級が1、2度あるのだがー。いつもは12月末に凍る洗車などに使う庭の水道管も年が明けても凍らない。ご近所さんとも「今年は暖冬だねー」という話題になるぐらい。そんな暖冬傾向が続いていた。避難所生活が大変だろう能登半島と違い、厳冬期はどこへ?。ようやくいつもの冬になるのだねー。変に安心する心持ちです。ビル・エバンスの「アットタウンホール」を聴きながらー

2024年1月12日 (金)

たまに食べたくなるのが自家製「コロッケ」  なんだか「豊かな気分」になるのはなぜだろうか?  

たまに食べたくなるのが、「コロッケ定食」だ。用意するのは、じゃがいも、小麦粉、卵、てんぷら粉、玉ねぎ、ひき肉・・・・手間と時間がかかるので、少し余裕があるときにだけつくる。コロッケを揚げると、なんだか「豊かな気分」になるのはなぜだろうか?。きょうは少なく作ったつもりだったが、7個もできてしまった。「おやつ」代わりにしないといけないかも。ほうれん草と豆腐の味噌汁。コロッケとポテトに添えたキャベツの千切りが美味しい。副食は、冷奴、キュウリ、海苔、生姜。結局、全部は食べきれずだった。午後はこのところ、おろそかになっている薪づくりへ。BGMはジェットストリームの「珊瑚礁の彼方へ」。 418457560_6914491525346302_2150789857719 418458549_6914453898683398_7500328343267 418462474_6914453895350065_5114113135873

2024年1月11日 (木)

ベランダ補修の「難所」をなんとかクリア     「大引き」が劣化で脱落し基礎から修理

ベランダ補修の難所にぶつかりました。板材を支える床下の「大引」(根太を支える基礎部分)が劣化で脱落していたため、基礎から修理へ。コンクリートベースの「ピンコロ」2個と渡し材をホームセンターで買い求めた。ベランダの高低差は約30センチだったのでピッタリ。この難所をクリアしたので、6枚の板材はインパクトですいすいと。ややへこんでいたので、ここの補修はこのところの懸案課題だった。夕方になってしまったが、修理したところを何度も確認しながら、「満足、満足」~と。

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2024年1月10日 (水)

魅力いっぱい「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー」    八代亜紀を偲んで聴いた「夜のアルバム」(全12曲)で

八代亜紀を偲んでー。もちろん、八代亜紀といえば「舟歌」、「舟歌」といえば、八代亜紀だが、その「演歌の女王」とは別の顔も彼女だ。「夜のアルバム」」。2012年の発表だった。もうあれから10年以上も過ぎたのか(時の経つのが早い)ー。ニュースを知ってすぐに買い求めたのを覚えている。もともとクラブのジャズ歌手だったので、手慣れた歌い方だ。「フライ・ミー・ツゥ・ザ・ムーン」や「枯葉」「虹の彼方に」など全12曲。なかでも「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー」は、特徴のあるハスキーボイスが魅力的で、というか、テンポのよい流れるようなメロディにぴったりの歌声とあって、思わず何416387992_6907166732745448_4946775416603 416341685_6907166729412115_5246123160283 度も聴きたくなります。その死を惜しんで。合掌。 

2024年1月 9日 (火)

被災地で発行している「北陸中日新聞」は無料配信継続へ   能登半島地震で心意気ある粋な計らい

能登半島地震で東京新聞と北陸中日新聞が電子版について無料配信を続けてきた。東京新聞の敏腕記者の片山夏子さんがfacebookでアップしていたため、シェアしていた。ところがきょう9日(火)「東京新聞の無料配信は1週間続きましたが、きょうまでになります。被災地で発行している北陸中日新聞は、まだ無料配信を続けます」とあった。ふだん有料のニュースを災害時といえ、無料配信するということは、なかなかできることではない。心意気ある粋な計らいだなーとみていた。原発関連ニュースで定評ある東京新聞がここでもやることをやっているなと思っていた。できることなら、1週間で終えるのではなく、せめて1カ月間は、そうした英断ある試みを続けて欲しかった。ただし、現地で発行している「北陸中日新聞」はさらに電子版の無料配信を続けていくという。そのことをBLOGでも伝えたいとー。(以下はきょう9日のFacebookで片山夏子さんがアップしていた内容と写真です)

片山 夏子

雪と寒さが被災地を苦しめています。そして今日も緊急地震速報。。。

現地の記者の報告で、避難所を手伝う小学生の「友達と会いたい」という言葉が胸に刺さります。支援する人が来られるようにと、雪かきをする地元の人たちがいます。一度は助かったのに避難所で亡くなる方も出る中、雪が被災地をさらに厳しい状況にしています。

東京新聞の無料配信は1週間続きましたが、今日までになります。被災地で発行している北陸中日新聞は、まだ無料配信が続きます。添付したQRコードからアプリをダウンロードすれば、そこから読めます。情報が必要な方がいらしたら、お知らせください。

今も被害は続いています。あれから、地震が1200回以上起きています。行方不明の人も300人以上います。断水が続いている地域もあります。トイレの問題、十分な暖が取れない…。ゆっくり眠れる環境にない…。亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、今助かっている方々の命が守られるようにならなくてはと感じます。地震があるたびに涙が出る子どもたちの様子も現地の記者が書いてくれています。子どもたちも心配です。救われる思いがするのは、現地の方々を救おうとしている人たちの奮闘です。

時間はかかるかもしれないけれど、いつの日かここから石川県を始めとする被災地がが立ち上がる日を心から信じたい。まだまだこれから支援が必要になります。思うことしかできない自分の無力さに腹が立つ。でも、できること考え続けたいです。




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2024年1月 8日 (月)

ベランダ補修を再開し、気分はすっきりー    用意した板材25枚のうちまだ21枚残っている    

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2024年1月 7日 (日)

避難所では「TKB+W」が合言葉と言われる   「天声人語」も「避難所と情報」のテーマの冒頭で紹介


つい2,3日前のこのBLOG「霧降文庫」で、能登半島地震による大変な避難所生活で大事な備えは「TKB+W」だと紹介したが、朝日新聞の名物コラム「天声人語」でも1月5日の紙面の冒頭で 20230126_01_09jpg_20240107230501 この合言葉を紹介していた。それほど伝えるべき合言葉であることを再確認した次第です。

もっとも「天声人語」は「被災地と情報」がメインテーマ。今回の地震では偽情報が出回っていることがtwitterの世界でもニュースになっている。「天声人語」は、その行為に怒りながら、「正確な情報を伝えて不安を和らげたい、メディアの使命である」と結んでいる。短いコラムなので全文を紹介したい。「有料記事」とあるが、私は「朝日新聞」朝刊読者だが、さらに「朝日新聞デジタル」会員(毎月1000円)でもあるのでー。

(天声人語)被災地と情報

2024年1月5日 5時00分





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 能登半島地震の発生から3日が過ぎても救援物資が届かず、耐えている被災者がいる。強い余震に加えて、厳しい寒さが続く。避難所では「TKB+W」が合言葉と言われる。だが、トイレ、キッチン(食事)、ベッドとウォーム(暖房)はいまだに実現できていない▼不足しているのは、物資だけではない。情報も同様だ。総務省によると、石川県輪島市の一部地域で民放4社とNHKの放送が停止している。中継局への燃料補給が行えず、非常用バッテリーも枯渇しているためだという▼大きな災害が起きると、入ってくる情報が急に減ってしまう。通信状況が安定せず、ネット環境が悪化する。携帯電話もつながりにくくなり、家族や友人らとのやりとりが途切れる。外の世界が見えないと、取り残されたような気持ちになる▼関谷直也著『風評被害』によると、「うわさが広まるのは、ひとえに情報不足によって不安が解消されないことが原因」だという。今回も、直後から「倒壊した家屋に家族が閉じ込められた」などの偽情報がネット上に拡散された▼過去の災害での流言やデマには、差別・偏見や愉快犯的な動機があった。今回は利益を得る目的もあるようだ。X(旧ツイッター)が、表示回数を含む条件を満たすと収益が分配される仕組みになったためだ▼善意をもてあそぶどころかカネ稼ぎに使うとは。怒りを覚えるより悲しくなる。止めるためにも、正確な情報を伝えて不安を和らげたい。メディアの使命でもある。

2024年1月 6日 (土)

「クランプ」という道具があったのでした    チェンソ―の目立てに超便利です

新春初の別荘地の伐採作業にはチェーンソーの目立てが確実になる「クランプ」をー。友だちの伐採業者には「えー、今までクランプを使っていなかったのー」とびっくりされました。目立てにはそのくらい当たり前の道具だったようです(知らぬのは私だけー)。確かにしっかり固定しながら、ヤスリ作業ができるので、目立てがうまくなったよう。この日は別荘管理人と薪仲間の計3人で伐採現場へ。「メキメキー」と、3本を倒し作業へ。私はそのうちの長い中木に取りかかり、さすが目立てが良かったのか、次々と難なく切断。17個ぐらいの薪材の長さにしたところで、ガソリンとオイル切れ。いつになくスムーズにいき、気分は上々でした。このクランプ、アマゾン価格1500円でした。(目立てがあまりうまくない)私に「目立ての仕方を教えて」という人もいるので、その際はクランプのことを伝えることに〰️ Photo_20240106222101 415085031_6894011734060948_7256309709133 416305266_6894011740727614_6995642448746

2024年1月 5日 (金)

「仕事初め」は35畳のベランダの補修から    安全と美観と成果の遊戯労働ですー

「仕事初め」は本日5日(金)のベランダ補修から。板材25枚をそろえ(ホームセンターの2時間無料の軽トラで運び込みました)、まずは10枚の防腐剤塗り。割れ始めていたり、今にも割れそうなところからスタート。広さ35畳のベランダなので、経年劣化の箇所はまだ何ヵ所もありそう。冬本番の薪割り作業と並行して、楽しみながら、のんびり進めていきたい。ベランダ補修はやっただけ、安全と美観と成果がセットとなってくる遊戯労働。なので、取り掛かかること自体が快い。ただし、今冬の霧降高原はまだ一度も雪がないー。が、そのうち必ずあるだろうから、そう悠長に構えてもいけないかもー。 1633390868904733677481186656701478269982 416178395_6890473374414784_9075932060836 416313633_6890473371081451_9115064720321[[sigoto]

 

2024年1月 4日 (木)

この冬初の快挙(笑い)、薪小屋をいっぱいに    「正月までにはなんとかしたい」の目標をクリア

2つの我が家の薪小屋がほぼいっぱいに(実はもうひとつあるのですが、なかなか3番目の薪小屋までいっぱいにするのは難しい)。それでも2つの薪小屋をいっぱいにしたのは、今冬初の「快挙」(笑い)。いつもその日の薪づくりが続いていたがー。「正月までにはなんとかいっぱいにしたいな」。そう思っていたので、だいたいほぼ予定どおりです。薪ストーブ生活は愉しいのだが、燃料となる薪材を集めるのにだいたい一苦労します。なので、683749_6865304973598291_1040386223056262 415010947_6865304966931625_5238414224653 414686509_6865304970264958_8223611517629 薪に余裕があると、気分がかなり楽になります~。

2024年1月 3日 (水)

「災害ボランテイァで能登半島へ」の友も      日光市大貫家の恒例「餅つき2024」会場で

日光市荊沢の大貫家で恒例の「餅つき2024」がありました。元日に能登半島地震が発生し、大きな被害が起きたことから告知を自粛したとか。薪割りをしていた今日の午後3時過ぎに「餅つきを始めているけど、トミさんも来てね」(年末に私が「餅つきをやるなら3日がいいね」と言っていたが、連絡がなかったので、やるのかどうかと?)。「え、きょう、やってるの!」。なので、薪割り作業もほどほどに餅つき会場へ。告知を控えたためか、確かにいつもの正月よりも少なめの参加者。それでも宇都宮からの友だちが連れてきた柴犬と戯れたり、「能登半島地震の災害ボランティアのため日光から行くつもりだが、現地では交通事情がかなり悪いらしいので情報収集中」などの話を聞いたり、日光から仲間たちで南三陸町や石巻市に向かった東日本大震災の災害ボランティアの話をしたり、餅つきのかまどの番をしたり。夕方になってこの日3回目になる餅つきが始まり、私も途中で杵を振り上げた。今年のスタートを確認する「縁起物」のつもりなので、ほどほどで、バトンタッチ。何人もが次々と杵を。きな粉餅、あんこ餅、お雑煮と、美味しい正月を味わいました。用意する方の準備は大変なのはよく承知しているので、ごくろうさま。そして、ごちそうさまー。 415485944_6883007958494659_1933061670928 415038520_6882934108502044_3267735098370 415047084_6882934111835377_8680684350624

2024年1月 2日 (火)

知ってましたか?寒さ対策の「TKBW」をー    冬の避難所生活のためのさまざまな知恵


冬の避難所の寒さ対策 備えのカギは“TKB+W”ーとか。能登半島地震で石川県では2日朝の時点で少なくても「3万人」が避難所生活を始めたという(3日になると、もっと増えている可能性があります)。冬本番の避難所生活はまずは寒さ対策が大事になる。ネットでNHKがかなり親切な冬の避難所の寒さ対策を紹介していました。ざっとチェックしただけでも、東日本大震災を機に「防災士」になった私も教えられるところ大です。以下にご紹介します。

 

 

 

外はマイナス20度。こうした状況で、大規模な地震が発生したら…。北海道で実際に体験する訓練が1泊2日で開かれ、記者が参加してきました。

訓練では、極寒の避難所を少しでも快適にするための工夫も紹介されました。

キーワードは、“TKB+W”です。その意味とは?
(社会部 災害担当記者 徳田隼一)

“氷点下の避難”防災関係者が体験

訓練が開かれたのは、北海道北見市。日本列島が寒波に襲われる前の、1月下旬に行われました。

参加したのは、自治体や医療機関、報道機関などの防災担当者120人余りです。

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体調など注意点の説明を受けた後、さっそく冬の避難所の床に寝る体験が始まりました。

始まった21日の午後2時の時点で、外の気温はマイナス7.6度。体育館の中の気温は約4度でした。

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記者も体験

寝袋に入り、床に寝そべります。すると、徐々に床の冷たさを背中に感じ、寝袋の中でも体が冷えていきます。

このとき、床の温度は約2度まで下がっていました。実際の避難生活で、ずっとこの状態が続いた場合、寒さで眠れなくなると感じました。

4万人が命に危険の想定も

なぜ、こんな過酷な状況の避難所を体験する訓練を行ったのでしょうか。

企画した日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授に聞くと、同じような状況は実際に起こりうるといいます。

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日本赤十字北海道看護大学 根本昌宏教授

国が想定しているのが、北海道と三陸の沖合にある日本海溝・千島海溝の巨大地震です。

真冬の早朝に発生すると、最大で4万2000人が津波から逃れても低体温症になり、命の危険にさらされるおそれがあるとされています。

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今回の演習の狙いは、こうした事態に備えて避難所の防寒対策などを体験し、課題を探すことです。

マイナス9度で外のトイレに…

演習に参加すると、極寒の中の避難のつらさを実感しました。そのひとつが、屋外の仮設トイレです。

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気温はマイナス9度。そんな中でのトイレを体験してみました。

トイレの中で用を足そうとすると、肌を露出する必要があるため体温が奪われます。さらに防寒着が邪魔になり、思うように動けません。これでは、トイレに行くのを控えようと考えると思いました。

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真冬の夜中の「車中泊」は…

そして夜10時「車中泊」を体験しました。

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エンジンを切った状態の車内で寝袋に入って過ごしてみます。寝ている間にマフラーが雪で埋もれ、一酸化炭素中毒になることを防ぐためです。

車内の気温は、外とほとんど変わらないマイナス10度です。白い息の出る車の中で寝袋に入ってみると、すぐに手足が冷えてきます。

10分経つと手足の感覚がなくなりました。疲れでいつのまにか眠ってしまいましたが、少したつとあまりの寒さに目が覚めます。眠っては寒さで目が覚めるのを繰り返し、1時間後に体験は終了しました。

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終わった後は、足が凍ったのかと思うほど固くなってしまい、寝袋から出るのにも一苦労。マイナス10度の中での車中泊は、とても無理だと思いました。

訓練では、近くに十分な数の医療関係者が待機していることで、安心して体験できました。しかし、実際の避難所で数日、数週間と続くと考えたら…。その過酷さを、身をもって知りました。

避難所の合言葉「TKB+W」

それでは、こうした環境で、どのように安全に過ごせるのでしょうか。

根本昌宏教授が掲げているのが「TKB+W」。それぞれの頭文字を略しました。

▽T=トイレ
▽K=キッチン
▽B=ベッド
▽W=ウォーム(暖房)
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このことばは、一般的に避難所運営の質を高めるために作られたものですが、寒さ対策にも有効であることがわかっているといいます。ひとつひとつ、教えてもらいました。

T=トイレ:室内でもできるように

はじめに、トイレです。

私が体験したように、外の仮設トイレではトイレに行くのを避けようと思うようになります。水分をとる量を減らすことは、体調不良やさまざまな疾患を引き起こすということです。

解決策のひとつとして、訓練で試されたのが体育館のトイレを簡易トイレにする方法です。袋と凝固剤を準備しておくと、用を足したあと1回ずつ縛って捨てることができます。屋内なので外に出る必要はありません。

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訓練では、電源付きのコンテナトイレも試されました。コンテナ内は暖房もきき、通常時の屋内トイレと変わらない使い心地でした。

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K=キッチン:温かい食事の提供を

次に、キッチンです。

これまで日本の避難所は、炊き出しなどを除き、弁当などの「冷たい食事」が続くことが課題となってきました。

そこで、キッチンを使って「温かい食事」をふるまうことが大事だというのです。体が冷え切ったときに出てきたのが、備蓄品のレトルトの牛めしにコーンスープでした。わたしも食べましたが、手足が一気に暖まり元気が出てきました。

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今回の訓練では、寒い屋外に並んで食事を受け取る方法ではなく、屋内で事前に割り振った番号順に配膳を行い、食事を取る方法がとられました。こうした対策も大切だということです。

B=ベッド:“床に雑魚寝”をしない効果

さらに、ベッドです。

冷たい床に「雑魚寝」をした体験から、わたしもその効果を実感しました。

今回、準備されたのは段ボールベッドでした。毛布を敷いて、寝袋に入って、別の毛布を掛けて眠ります。段ボールの表面も最初は冷たいのですが、すぐに人肌で暖まります。

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床だと体温が奪われ続ける感覚があるのですが、段ボールからは感じません。床で寝るのに比べてかなり快適で、これならば寝られると感じました。

W=暖房:新型コロナ対策も合わせ

最後に、暖房です。

今回の演習では、熱交換式ジェットヒーターという外気を温めて送風する暖房器具を2台稼働させました。

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熱交換式ジェットヒーター

外気を送りだすので、換気も同時にできるという暖房装置で、新型コロナなどの感染症拡大期にも有効な装置だということです。この装置を使うことで、暖房をつけるまで2度程度だった体育館の室温が、8度から12度に保たれるようになりました。

一夜を明かすと外はマイナス19度

こうした対策の整った環境で、一晩を過ごしてみました。

室温が8度でも、寒すぎて眠れないという状況ではなくなっていました。さらに間仕切りも準備され、環境は整っています。

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慣れない段ボールの固さなどで十分には寝られず、車中泊の冷えもあってか、うつらうつらと過ごしていると朝6時の起床時間がきました。

外に置いていた温度計を見に行くと、マイナス16度。気象庁の発表では、この日、北見市の最低気温はマイナス19度まで冷え込んでいました。暖房やベッドがなければ、耐えられない環境になっていたと実感しました。

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2024年1月 1日 (月)

まさか元旦から震度7の「能登半島地震」がー   原発の状態を原子力規制委メールサービスで知る


Photo_20240101204601 2024年元旦、夕方に近い時間に近くの「コンビニ」から帰ってきたところで、携帯がけたたましく鳴り出した。何事かと思っていたら、緊急地震情報が。同時にかなり長い揺れが始まった。結局、日光霧降高原ではたいしたことではなかったが、「これはどこかでかなり大きな地震が起きているだろうー」。すぐにアンドロイドやラジオでチェックすると、能登半島周辺で大きな地震が起きたという。「震度7」ー。これは大きい。途中から「大津波警報」が。「これは大変だなー」と思っていたら、夜8時過ぎに「津波警報」に切り替えられたという。
それにしても、東日本大震災からもうすぐ13年になる2024年初日の大地震ー。FACEBOOKでも次々に地震情報が流れているが、その中でも、原子力規制委員会が各原発の地震情報を流しているという内容に出会った。FACEBOOK「ともだち」になったばかりの「なぜ日本は原発を止められないのか?」(文春新書)の著者である青木美希さんがこの内容をシェアしていた。そこで私もさっそく「シェアします」と告げて私もこの内容をfacebookで紹介した。
このメールサービスでは、志賀原発は「異常なし」とあるが、その後、Twitterをチェックしていたら、そうでもなかったことも報じられていた。以下がその内容だが、こんな大事な情報が最初にないのは、「何だかなー」と思わずにいられない。twitter情報によると、「志賀原発で冷却ポンプが一時停止、その後再起動 原子力規制庁が発表:朝日新聞asahi.com/articles/ASS11 北陸電力志賀原発の1号機で、地震によって使用済み燃料プールの水がこぼれ、冷却ポンプが一時停止したという。ポンプは地震から30~40分後に再起動した。周辺の放射線量に異常は確認されておらず」ー。
いずれにしろ、今回の情報検索で原子力規制委の緊急情報メールサービスに登録した人には、こうした原発状況情報に触れることができるのを初めて知りました。これは緊急時には貴重な情報だ。このメールサービスに私も登録できるかどうか、あとで確認することにしようと思っています。
夜になったら、このBLOGで新年のあいさつをしようとしたが、能登半島地震でそれどころではなくなりましたー。まずは「災害は忘れた頃にやってくる」という言い回しそのものだったことに驚きつつ、大地震で北陸の各原発の状況がどうなっているのかを伝える内容をfacebookから「転送」することにしましたー。
(以下はfacebookに流れた原子力規制委員会の緊急情報メールサービスから)
◎緊急情報 (第2報)石川県能登半島沖で発生した地震の影響

<原子力規制委員会から緊急情報メールサービスに登録いただいている方へお知らせです>

本日(01日)16時06分及び16時10分頃に石川県能登地方で発生した地震による原子力施設への影響について、お知らせします。(16時45分現在)

現在、施設の状況は以下のとおりです。

※所在市町村震度が「-」は震度2以下を示しております。

1.原子力発電所

<北陸電力・志賀(BWR)>
石川県:最大震度7
志賀町:震度7
1号機:停止中(定検)
2�号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
*原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<東京電力・柏崎刈羽(BWR)>
新潟県:最大震度6弱
柏崎市:震度5強
1から7号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
*原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常な�し
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<日本原子力発電・敦賀>
福井県:最大震度5強
敦賀市:震度4
1号機:停止中(定検)
2号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
*原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<関西電力・美浜>
福井県:最大震度5強
美浜町:震度3
3号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
*原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

<関西電力・大飯>
福井県:最大震度5強
大飯町:震度4
3、4号機運転中
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
*原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:異常なし
(3)その他施設の状況:異常なし

<関西電力・高浜>
福井県:最大震度5強
高浜町:震度4
1から3号機:運転中
4号機:停止中(定検)
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし
*原子炉の「停止・冷却・閉じ込め」及び使用済燃料の「冷却」の状態
(2)排気筒モニタ、モニタリングポストの値:現時点で異常なし
(3)その他施設の状況:現時点で異常なし

2.その他施設
JAEAもんじゅ・ふげん
福井県:最大震度5強
敦賀市:震度4
(1)プラントの状態*:現時点で異常なし

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