被災地に欲しい「自走式移動レストルーム」 オスプレイ1機で6285台が配備できるとか。
大災害時に問題になるのが、水や食料、通信と情報、暖房と寝具など、最低でもこれは必要だねという、いくつかのことがあるが、そのひとつがトイレ問題だ。数日前にfacebookで紹介されていたこの「自走式移動レストルーム」があれば、どんなに安心か。水洗式個室様式トイレ、更衣室、給水タンクなどを配備している。「なるほどー」と思い、ネットで検索すると、この種の自走式トイレ車については、いろいろな会社が手掛けていることがわかる。ともあれ、私がfacebookで見かけた写真と紹介案内を上げておきますー。
自走式移動レストルーム。水洗式の個室洋式トイレ、更衣室、手洗い場、給水タンク、排水ホース、換気扇までボックスにして荷台部分に完備。軽四輪自動車、スズキ・キャリーがベースなんです。これ、国土交通省が定める標準仕様に基づき、NPO法人、日本トイレ研究所の「快適トイレ」の認定も受けてるんですよ。実はこの車、誕生のきっかけは「建設現場の仮設トイレが原因で優秀な女性社員が退職してしまった」という建設業界の深刻な悩みだったんです。今回は、自治体で防災をご担当の皆さまに、ぜひ知って、ご検討いただければ、そう願ってのご紹介になります。衝撃のお値段の前に、皆さま、ご記憶でしょうか。昨年11月、鹿児島県の屋久島沖に、米軍のオスプレイが墜落し、搭乗員8人が亡くなられた事故。衷心よりお悔やみ申し上げます。このオスプレイ、米国では「未亡人製造機」という哀しい名前も付けられていますが。さてそのオスプレイ1機だけのお値段(諸費用込みで1機220億円)で、お買い上げいただける自走式移動レストルームが、なんと6285台。単純に、47の都道府県で割り算すれば、オスプレイ1機のご予算だけで、各都道府県に133台、配備可能なんですね。
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