被災地で発行している「北陸中日新聞」は無料配信継続へ 能登半島地震で心意気ある粋な計らい
能登半島地震で東京新聞と北陸中日新聞が電子版について無料配信を続けてきた。東京新聞の敏腕記者の片山夏子さんがfacebookでアップしていたため、シェアしていた。ところがきょう9日(火)「東京新聞の無料配信は1週間続きましたが、きょうまでになります。被災地で発行している北陸中日新聞は、まだ無料配信を続けます」とあった。ふだん有料のニュースを災害時といえ、無料配信するということは、なかなかできることではない。心意気ある粋な計らいだなーとみていた。原発関連ニュースで定評ある東京新聞がここでもやることをやっているなと思っていた。できることなら、1週間で終えるのではなく、せめて1カ月間は、そうした英断ある試みを続けて欲しかった。ただし、現地で発行している「北陸中日新聞」はさらに電子版の無料配信を続けていくという。そのことをBLOGでも伝えたいとー。(以下はきょう9日のFacebookで片山夏子さんがアップしていた内容と写真です)
片山 夏子
雪と寒さが被災地を苦しめています。そして今日も緊急地震速報。。。
現地の記者の報告で、避難所を手伝う小学生の「友達と会いたい」という言葉が胸に刺さります。支援する人が来られるようにと、雪かきをする地元の人たちがいます。一度は助かったのに避難所で亡くなる方も出る中、雪が被災地をさらに厳しい状況にしています。
東京新聞の無料配信は1週間続きましたが、今日までになります。被災地で発行している北陸中日新聞は、まだ無料配信が続きます。添付したQRコードからアプリをダウンロードすれば、そこから読めます。情報が必要な方がいらしたら、お知らせください。
今も被害は続いています。あれから、地震が1200回以上起きています。行方不明の人も300人以上います。断水が続いている地域もあります。トイレの問題、十分な暖が取れない…。ゆっくり眠れる環境にない…。亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、今助かっている方々の命が守られるようにならなくてはと感じます。地震があるたびに涙が出る子どもたちの様子も現地の記者が書いてくれています。子どもたちも心配です。救われる思いがするのは、現地の方々を救おうとしている人たちの奮闘です。
時間はかかるかもしれないけれど、いつの日かここから石川県を始めとする被災地がが立ち上がる日を心から信じたい。まだまだこれから支援が必要になります。思うことしかできない自分の無力さに腹が立つ。でも、できること考え続けたいです。
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