能登半島の断層や損壊などの深刻さがリアルに 「原子力市民委員会」の緊急オンラインシンポで
能登半島地震について、志賀原発について、新たな知見を得ることができました。特になかなかイメージがつかめなかった能登半島と志賀原発周辺のたくさんの断層帯について、資料と説明でようやく実感することができました。今回の震源地に計画されていたが、市民の反対で電力会社が撤退した珠洲原発ができていたら、とんでもないことになっていただろうことも、リアルに感じることが。能登半島の道路の地割れ、段差、損壊などなど(道路にはパンクで立ち往生する車がたくさん)、1月5日になって、金沢市から珠洲市の自宅に帰る途中(寝袋も用意し、ふだんなら片道2時間が6時間かかったという)のさまざまな撮影から詳しい報告を聴くことができた。つまりは原発の避難計画が実際には絵に描いた餅であったことも。冒頭で原子力市民委員会の能登半島地震と志賀原発に関するしっかりした見解を大島堅一座長から直接、聴くこともできましたー。午後1時から3時間にわたるZOOMによる貴重なオンラインシンポでした。
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