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2024年5月24日 (金)

「全世界を敵に回してでも生き残る」  イスラエル、ハマスの内在的論理を伝える「イスラエル戦争の嘘」

 

ともかく長引くガザの戦闘の背景を知りたいと、最新の情報を盛り込んだ「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラクレ 2024年4月10日初版)を一気に読んだ。この道では名高い、佐藤優さんと手嶋龍一さんの対談集だ。イスラエル、ハマス、PLFP、ヒズボラ、フーシ派、イラン、ヨルダン、エジプト、サウジアラビア、そしてイギリスとフランス、アメリカなどなど。各派、各国の思想や宗教、思惑、駆け引き、歴史、その立場がかなりすっきりわかる新書だ。

特に印象に残るのは、オビにも協調されている、イスラエル、ハマスの「内在的論理」についてー。イスラエルの内在的論理について、佐藤優さんが「これが国是だと言っていいでしょう」と語るくだりだ。「全世界から同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回してでも、生き残る」ー。

さらに佐藤優さんは続ける。「私が見る限り、パレスチナの論理は比較的多くメディアに流されるのに対し、イスラエルの論理が見えにくくなっている。メディア空間における非対称性が問題だと思います」ともー。

ガザの虐殺が終わり、停戦が必要だが、この「内在的論理」からすると、どうしようもなく、まだまだイスラエルの一方的な攻勢が続きそう。イスラエルの建国は1948年5月。それから第一~第四次中東戦争、「オスロ合意」などを経ての人道的危機が続くこの大混乱、というか大虐殺ー。中東から核戦争に結びつき、そこから飛び火し、新たな世界戦争に発展しかねないということも射程にした対談だ。

読後感は「パレスチナ問題」の、ため息が出てしまうほどのともかくも底知れぬ根の深さー。

 

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