映画「地球で最も安全な場所を探して」 世界に「10万年後の安全なところ」は探せるのか?
映画「地球で最も安全な場所を探して」ー。こんな視点に立った映画が公開されていたのですね。今秋の「さようなら原発!栃木アクション」プレ企画映画上映は脱原発を決めたドイツのドキュメンタリー「モルゲン 明日」(71分)に決めたが、いずれ、この「地球で最も安全な場所を探して」もっぜひ上映したいと思いましたー10年以上前に観た「10万年後の安全」は感銘したが、そのいわば「続編」というようなイメージがあるだけになおさら。識者のコメントを読むとさらに。鎌田慧、鎌仲ひとみ、小泉純一郎などー。
”核のごみ”を捨てる場所は⾒つかるのか?
原発推進論者の科学者と反原発の映画監督が”世界⼀安全な場所”を探す旅に出る――この60年間で、⾼レベル核廃棄物35万トン以上が世界で蓄積された。それらの廃棄物は長期にわたって、人間や環境に害を与えない安全な場所に保管する必要がある。しかし、そのような施設がまだ作られていないにも関わらず核廃棄物、いわゆる”核のごみ”は増え続けている。そんな中、英国出身・スイス在住の核物理学者で、国際的に廃棄物貯蔵問題専門家としても高名なチャールズ・マッコンビーが世界各地の同胞たちとこの問題に取り組む姿をスイス人のエドガー・ハーゲン監督が撮影。チャールズと監督の2人はアメリカ・ユッカマウンテン、イギリス・セラフィールド、中国・ゴビ砂漠、青森県六ヶ所村、スウェーデン、スイスなど世界各地の最終処分場候補地を巡る旅に出る。
果たして、世界に10万年後も安全な"楽園"を探すことはできるのか
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