フランス革命を知りたくなって2冊を注文ー 「物語フランス革命」と「フランス革命夜話」
「物語フランス革命」(中公新書)と「フランス革命夜話」(中公文庫)をネット書店「本やタウン」経由で注文したばかり。ヘーゲルやカントがえらくこのフランス革命を評価しているのはさまざま場面で知ることがあった。それに加え、ドイツの革命家ローザ・ルクセンブルクについての論考をこのところそれなりに読み込んでいるが、彼女の演説にやはりフランス革命からの引用がたびたび出てくる場面に出合っている。それに左翼路線をめぐるサルトル・カミユ論争も理解するにしても、フランス革命の経過、背景、評価を知ることが必要だろうと思わされたこと。さらに言えば、パリコンミューンにしろ、ボナパルトについてのマルクスの論考にしろ、フランス革命についての全体像をつかむことでさらに理解が深まるに違いないと思ったためー。
どういうわけか、浅学菲才にして、フランス革命に絞った著作はほとんど手にしていなかったことに気づいたため。関心はロシア革命であり、第一次世界大戦、シベリア出兵であり、未完のドイツ革命であり、ワイマール共和国、ナチス・ヒトラー、第二次世界対戦、太平洋戦争、ヒロシマ・ナガサキーに。いずれ、フランス革命についての著作へ。と、思っていたところ、twitterで中央公論社がフランス革命についての2冊の本を紹介していた。それに「これはちょうど読みたいと思っていたところ」と、リツイートしておいたのが昨夜。中央公論社twitterはひんぱんに書籍を紹介しているが、いい内容と別にいいやという内容とバラバラだが、宣伝手法としてはうまいと思っている。というか、なんとなく思っている知りたい本をそれなりにアップしており、私も何度かこれらの著作をリツイートしているぐらいだ。
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