カナダからやってきた小6の孫娘に「旅のラゴス」を推薦 「どくとるマンボウ青春記」や「伊豆の踊子」などをプレゼント
カナダで暮らす娘が小6と小1の姉妹を連れて、夏本番の日光霧降高原へ。上州に暮らす姉夫婦と合わせて5人が一台のマイカーで。日光の「天然かき氷」を味わってから我が家へ。昼飯に定番の「ざるうどん」と自家製「コロッケ」をふるまった。小6の長女が最近、父親に勧められて「二十四の瞳」の映画を観て、本も読んだという。その流れで私の愛読書「旅のラゴス」(筒井康隆)をプレゼントしようとしたが、あいにく書棚になかった。なので、ぜひ、いつか読んで欲しいと伝えたうえ、「どくとるマンボウ青春記」(北杜夫)、「遠野物語」(柳田国男)、「伊豆の踊子」(川端康成)の3冊を贈った.その夜に「旅のラゴス 」を買い求めたという連絡があったー。もっとも題名を「聞き違えたようで、連絡からは「旅のロゴス」と書いてきたが(笑い、確かにロゴスのほうがわかりやすいがー)。それにしても、一番読んで欲しかったのは「旅のラゴス」。高度な科学の世界がいつか変わり、「空間転移」などの超能力も発揮できるいわば懐かしい別の世界が舞台。その世界を南から北へ旅する青年ラゴス、その彼が、あるときは旅人して、あるときは奴隷に、あるときは王国の王様になる。あるいは学者になり、探検家にもなっていくー。学びながら、何かを求めていく過程で有為転変のさまざまな人生経験を重ねていく。それをぜひ味わって欲しいなとー。
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