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2024年10月22日 (火)

同人誌「序説」準同人の悲報が届いた    誠実な人柄の半世紀にわたる友人だった 

Photo_20241022112901 Photo_20241022113001 Photo_20241022113201 悲報が届いた。私が事務局を務めている同人誌「序説」の準同人のひとりが死去した。亡くなったのは18日(金)。74歳。春まで元気だったが、夏ごろにあごのがんがわかり、手術を受けたが、体調が思わしくなく、そのまま自宅で療養していた。リンパに転移していたが、ほかに転移はないと聞いていた。しかし、がんの進行度は「ステージ4」だったという。10月に入り、症状が悪化し、足利日赤病院に入院していた矢先だったという。







彼と私は同世代。学生時代に読書サークルをつくり、キリスト教会の一室で、メルロー・ポンティの「ヒューマニズムとテロル」などを読み合ってきた。彼はその後、「佐野地区労」議長、「わたらせユニオン」書記長、「反貧困ネット栃木」共同代表、「原発いらない栃木の会」理事など、栃木県の労働運動、市民運動で欠かせない誠実な人だった。思えば半世紀にわたる友人だった。

今春、彼から「序説に使って」と、3万円のカンパがあった。私は「序説の原稿も書いて」と話したが。先週の16日で終えた「序説創刊50周年記念展」の費用はぜんぶで3万円弱。彼のカンパだけですべての記念展費用がまかなえるほど。展示会のことで手紙を送っていたが、応答がなかったため、心配していた。記念展が終わり、18日に親しい弁護士に問い合わせ、病状について聞いていたところだった(今思うと、その日に彼は亡くなっていた)

「告別式」はあす23日(水)11時~、足利市八椚町(やくぬぎ)225―1,「JA足利・レインボー足利東ホール」で。「原発いらない栃木の会」代表に頼まれた香料も持参し、参列する。もちろん「同人誌『序説』一同」の香料も。合掌。嶋田泰治さんへー。





 

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