日光で26日(土)14時~「モルゲン 明日」上映会 原発ゼロのドイツを描いたドキュメンタリー映画
●このところ、身辺が忙しく、宣伝がおろそかになっていたので、遅ればせながらー。あす26日(土)14時~日光市中央公民館中ホールで。原発ゼロを決めたドイツを描いたドキュメンタリー映画「モルゲン 明日」上映会があります。2018年制作、坂田雅子監督、上映時間71分。無料。主催「さよなら原発!日光の会」、後援「さようなら原発!栃木アクション」、日光市、日光市教育委員会ー。
●原発をめぐって、各党の主張は推進から廃止まで大きな幅がありますが、ご承知の通り、ドイツは福島第一原発事故の教訓から、原発ゼロを決めました。そして、実際に昨年2023年4月15日に原発ゼロを達成しています。今は風力、太陽光、バイオマスなどの再生可能エネルギーの拡大に取り組み、国際環境NGO「Foe Japan」の今年5月1日の報告によると、現在ドイツは、発電量の再生可能エネルギーに占める割合は60%近くになっています。2030年には80%へ、2035年には再生可能エネルギー100%を目標にしています。
●逆に福島第一原発事故で手痛い目に遭ったにもかかわらず、日本は、これまでの原発抑制から原発推進へ大きく舵を切っています。ドイツの脱原発の道は「長い歴史」があることは知られておりますが、日本との違いには何があるのか、このドキュメンタリー映画で学びたいと、「さようなら原発!栃木アクション」幹事会で選定し、県内7会場で五月雨式に上映会を開催しています。日光会場もそのひとつです。11月23日に宇都宮城址公園に集まり、脱原発を呼び掛ける第9回の「さようなら原発栃木アクション2024」がありますが、その本番に向けたプレ企画の位置づけです。
●「モルゲン 明日」についての印象的なコメントをひとつ紹介します。それは「モルゲン 明日」公式㏋に掲載されている、弁護士で映画監督の河合弘之さんのコメントです。iいかに貴重なドキュメンタリー映画であるか、わかるコメントです。以下ですー。
「涙が出ました。感動の涙と悔し涙です。私の映画『日本と原発』、『日本と再生』で描き得なかった前史(ドイツの脱原発、自然エネルギーの)と、未来図(使用済核燃料の処理、自然エネルギー100%への展望)が描かれています。日本とドイツの違いがよくわかりました。しかし、私たちも、近い将来、ドイツに追いつけると思います
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