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2025年5月

2025年5月30日 (金)

「もはや正気の沙汰とは思いがたい」   再々出版の『ためされた地方自治ー原発の代理戦争にゆれた珠洲市民の13年ー』

Photo_20250530215401 Photo_20250530215201 「立ち止まろうともしないこの国の原子力政策は、もはや正気の沙汰とは思いがたい。人間にとって、地球という惑星は、未知なる領域のかたまりだと現にまざまざと実証され、なぜなのか。ー」

『ためされた地方自治 ー原発の代理戦争にゆれた能都半島・珠洲市民の13年ー』(山秋真、桂書房)ー。2007年5月初版、2011年8月第二刷、2024年2月第三刷。初版、再版、再々版ー。この本の再々版の「あとがき」から引用した。Suzugen_katsuji01

発刊のいきさつは新聞記事がしっかり伝えているので、それを転用することにー。この山秋真(やまあきしん)さんは、その後、瀬戸内海の「祝島」の住民たちに焦点を当てた「原発をつくらせない人びと」(岩波新書)を書いているが、いずれも地元の歴史を踏まえた背景の紹介や展開の仕方に魅力がある。さらに起承転結の構成がよく考えられてもいる。著者自身の立場や発想がわかるように伝えているところも好感が持てるのです。小雨模様のきょうの一日でようやく読了したので、アップへー。

 

 

 

 

 

2025年5月29日 (木)

このところ、「麺」にこだわっていますー   「令和の米騒動」の渦中で

日課が夜7時のNHKラジオニュースを聴くこと、それが終わったら、テーマが良ければ「解説」の時間も。それもこのところ、連日、コメのニュースがどっぷに。確かにコメ2キロが2000円台、5キロだと4000円台。1年前と比べて2倍に。いやはや「減反」「減反」、そして「減反」の結果がこれに。まさしく自民党政治が招いた事態だ。そこへ小泉新農水相の登場。備蓄米を「競争入札」から「随意契約」へ。そんなこと、わかっているなら、なぜ、これまで「競争入札」にこだわっていたのか、首をかしげてしまう。そんな方式なら、値段は下がらないのは、小学生でもわかることなのに。ともあれ、今後は5キロ2000円台へとか。でもTwitterでは「古古古米なら安くて当然」「そんなコメは餌米だよ」「選挙目当ての政策にだまされるな」とか、さまざま。私の主食は「麺」なので、やや遠目に、というか、やや冷ややかに眺めてはいるが、たまには「ごはん」も。転勤のため新潟県上越市に2年間暮らしていたので、「魚沼米」の美味さはよく知つている。なので、関心はもちろん、値段や品質や味の行方は知りたいところだ。それに手頃な値段で、つまり納得できる値段でお米が手に入ること、一方、コメ農家が胸を張ってコメづくりが続けられる生産者値段であること、コメ不足というおかしな事態を招くような農業政策にしないこと、それらが落ちつきところに行かないことにはー。ともかく、今回のことは日本人の主食だけに、一過性の騒動だけでは終わらない性質のものだ。そのコメ問題の対処、方針、政策、がどうなっていくのかー。原発問題はもちろんだが、今回のコメ問題も意識的に追い求めていこうと思う。ともあれ、本日は昼、夜とも「天ざるうどん」だったので、そんな「麺」をアップしておくことにー。

 

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2025年5月28日 (水)

「構造災ー科学技術社会に潜む危機ー」を注文しました  「核兵器と原発」の著者が高く評価していたので

かなりの良書であるだろう「核兵器と原発」を半分まで読んでいる途中だが、2010年1月から2014年3月まで原子力委員会委員長代理でもあった長崎大学核兵器廃絶センター長(2017年冬現在)、鈴木達治郎さんが『核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ』(講談社現代新書、2017年12月)で、えらくほめているのが、岩波新書『構造災ー科学技術社会に潜む危機ー』(松本三和夫、2012年刊)ー。

 

鈴木達治郎さんの評判は知っていたので、この「核兵器と原発」を改めて手にしたのだが、その彼が福島第一原発事故に絡んだ膨大な著書の中で、この「構造災ー」を高く評価していることは知らないでいた。なので、さっそく「本やタウン」の本の紹介を検索した。小見出しにある「構造災とは何か」「構造災のメカニズム」「構造災の系譜」ー、と、魅力的な構成とあって、すぐに注文したのですー。以下は「構造災ー」の本の紹介です。

「人災」とされる福島原発事故。「人災」対「天災」という分類は、未曽有の大災害の真実を尽くしきれているだろうか。本書は、戦前から連綿と続く、日本社会に根をおろした「構造」にあえて目を向ける。その「構造」から、科学技術と社会のあいだの危機のメカニズムを解明する。そして、問題克服の道筋をさぐる。

序章 構造災としての福島原発事故
第1章 構造災とは何か―科学社会学の視点から
第2章 構造災のメカニズム
第3章 構造災の系譜
第4章 いま生まれつつある構造災
終章 構造災をのりこえる提言

 

 

 

 

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2025年5月27日 (火)

東海第二原発いらない!第15波一斉行動に1,487人   「さよなら原発!日光の会」も松原町交差点で

「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」からの今年3月11日In_20250527220001 の「東海第二原発いらない!第15波一斉行動報告」ー、首都圏中心に「行動数:58  参加人数:1,487名以上」の参加があったという。その記録だけで55頁にも。「さよなら原発!日光の会」の報告もそのひとつ。参考に送った3枚の写真をすべて使ってくれていたとは。いつもながら、首都圏連絡会世話人の編集作業、ごくろうさまとー。そうこうしているうちに「第16波一斉行動」が6月にある。日光では6月6日(金)13時~13時50分、神橋そばで第16波行動を予定しているー。

2025年5月26日 (月)

7月6日(日)甲状腺エコー検査宇都宮会場  「広報にっこう6月号」有料半段広告で案内情報

「広報にっこう6月号」(5月25日発行、2万8千部)の「情報ナビ欄」の下方の有料半段広告欄に7月6日(日)10時半~15時、甲状腺エコー検査宇都宮会場の案内情報が掲載されました。「さよなら原発!日光の会」が広報誌担当の日光市秘書広報課に対し、掲載依頼・原稿送付・校正確認などの手続きをとりました。有料広告代は1万円強ですが、今回も昨年と同じく、主催の「関東子ども健康調査支援基金」が全額を負担していますー。宇都宮でのこの甲状腺検査、311から14年が経過したことなどで、今回が最後になるそうです。Photo_20250526235001

2025年5月25日 (日)

「原発をつくらせない人びと」(岩波新書)を「発見」  「珠洲原発」の山秋真さんが書いていたのだね

「霧降文庫」のウッドデッキの大補修をほぼ終えたところで、古書店の「推薦本」をチェツクしていたら、なんと、山秋真さんの岩波新書「原発をつくらせない人びと」を見つけたー。第一刷りは2012年12月20日とある。表題だけで、すでに読んでいる新書だと思い、古書棚に入れていたようだ。山秋さんの本は今、能登半島地震を機に再々出版された「ためされた地方自治-原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年ー」(初版2007年5月30日)を読み終えるところだった。それらのチェックで山秋さんが「原発をつくらせない人びと」も書いていることは知っていた。だからこの新書も読みたいと思い、探していたところだった。が、実は私がたぶん2012年の段階で購入していたのだろう。 「珠洲原発」の山秋さんと岩波新書とが結びついていなかったようだー。2012年当時は手あたり次第に原発本を手にしていたので、右から左へと、書棚に収めてしまったのだと思う。原発本として必要な新書だが、いわゆる「灯台下暗し」。かんじんの足元を見落としていた典型的なケースかもしれない、と反省ー。今週はぜひこの新書を読みます。以下に本の「内容情報」をアップします。

内容情報
[BOOKデータベースより]

三〇年間、原発をつくらせない西瀬戸内海、祝島の人びと。海と山を慈しみ、伝統、文化、祭りを大切に生きる暮らしが、そこにある。交通の要衝としての歴史も綴りながら、一一五〇回を超える週一回の女中心のデモなど、政府の政策や電力会社にあらがいつづけた日々を、多様な肉声とともに描く渾身のルポ。

序章 原発ゼロの地
第1章 おばちゃんたちは、つづけるPhoto_20250525233701 第2章 祝島 その歴史と風土
第3章 陸でたたかう
第4章 海でたたかう
第5章 田ノ浦と祝島沖の二〇一一年二月
第6章 東電の原発事故のあと
終章 未来へ

 

2025年5月24日 (土)

本日はウッドデッキの大補修でした   長さ3メートルの杉材14本使う

我が家のウッドデッキの大補修〰️。午後いっぱいかかる。使った杉材は長さ3メートルもの14枚。この日は電動の丸ノコとインパクトが大活躍した。それにしても経年劣化で壊れた根太を新たにつくることからの補修だ。この数日はその対応に追われた。なので思っていた以上に、完成までの時間がかかった。板材を打ち付けたのがきょうだが、そこまでの準備が9割。残りの1割が本日の仕上げ作業といったところだ。ともあれ、なんとかなり、夕方にはにっこり、というか、自ら「頑張りましたね」ーと。ただし、やや疲れが残ったかも。Photo_20250524230501 Photo_20250524230502 Photo_20250524230503

2025年5月23日 (金)

なぜ20万人が犠牲になったのかー  『沖縄戦』から80年なのだね。

ともあれ、読んでみないことにはー。〈そうか、沖縄戦から80年なのだね〉、そんな感慨を抱きながら、ぜひ買い求めて読んでみることにー。以下は「本やタウン」の書籍紹介から。

 

[BOOKデータベースより] 一九四五年三月末から約三か月間にわたり、米軍と激しい地上戦が繰り広げられた沖縄戦。軍民あわせ約二〇万人もの命が失われた。戦後、日本は平和憲法を制定したが、沖縄は米軍の軍事支配に委ねられ、日本に返還後、今なお多くの米軍基地が存在している。また、近隣国を仮想敵とし、全国で自衛隊基地の強靱化や南西諸島へのミサイル配備といった、戦争準備が進行中である。狭い国土の日本が戦場になるとどうなるのか?八〇年前の悲劇から学び、その教訓を未来に生かすために、国土防衛戦の実相を第一人者が膨大な史料と最新の知見を駆使し編み上げた、沖縄戦史の決定版。

序 なぜ今、沖縄戦か
第一章 沖縄戦への道(沖縄の近代―同化・差別と反発;中国やアジア太平洋への侵略戦争と沖縄;なぜ沖縄が戦場になったのか)
第二章 戦争・戦場に動員されていく人々(沖縄の戦時体制;戦場動員態勢へ;疎開―根こそぎ動員と表裏一体の政策;軍と県による戦場動員)
第三章 沖縄戦の展開と地域・島々の特徴(米軍最初の上陸地―慶良間列島;米軍の沖縄本島上陸 一九四五年四月 ほか)
第四章 戦場のなかの人々(日本兵たち;日本軍による住民に対する残虐行為 ほか)
第五章 沖縄戦の帰結とその後も続く軍事支配(どれほどの人たちが亡くなったのか;どうすれば犠牲をなくせたのか、減らせたのか ほか)

 

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2025年5月22日 (木)

今こそ、東海第二原発を廃炉へ!  第一次締め切りは今夏の8月30日です

今こそ、東海第二原発を廃炉へ! 再稼働はダメ、廃炉を求めますー

という署名が5月から新たにスタート。東海第二原発再稼働反対など、何度か署名活動を繰り返しているが、「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」によると、今回は「廃炉」を強調した署名になっているという。第一次締め切りは今夏の8月30日。といっても、6月、7月、8月と、あと3か月。あっという間に月日は過ぎるので、それなりの構えで署名集めをしていこいうと思っています。

 

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2025年5月21日 (水)

霧降自治会4組、春の恒例「井戸端会議」   手づくり「ジャム」がことのほか美味しく

Photo_20250521225201 私が暮らす日光市の「霧降自治会」の隣組は「4組」ー。わずか8軒の小さな組だ。きょう5月21日(水)は毎春、順番で交代している組長の声かけによる恒例の顔合わせ。自治会館にそれぞれがお菓子などを持ち寄って、今年半期半の自治会費(一カ月千円で半年間で6千円ー高すぎるので、春の自治会臨時総会で、私は「減額を」と提案。6月の定期総会でこの自治会費減額提案がどうなるか?ー)を集めたり、春と秋のごみゼロの一斉清掃作業の日程を決めたり、回覧板の順路を決めたりとー。さらに雑談も。ゴミステーションや健康、自治会費などの話題が続き、この日も和気あいあいの1時間超えの「井戸端会議」でしたー。

 

私はこの顔合わせにいただきものの「バームクーヘン」や「防災用」に買いだめしていている「ビスケット」を重箱に詰めて持参した。ほかの会員も「ケーキ」や「おせんべい」などを持ってきていた。組長の報告を聞きながら、そのおせんべいなどを手に。その際、小さなカップに盛ってあった「ジャム」をなにげなく口に。すると、「思わず美味いー」。聞けば、自家用の手作りジャムだという。煮込んで作っているが、確か「レモン」もまぶしているという。「これくらい美味いなら、自分でも作りたいなー」と、そう思わせたのです。「ジャム」も美味いものはいいねとー。Photo_20250521214401 Photo_20250521214402

2025年5月20日 (火)

「お江戸でござる」の杉浦日向子さんを思い出しながら  たまには「信州そば」もいいねー

私はふだん、「うどん」が主体の食事で、たまに「コメ」の食卓だ。なのだが、本日は久しぶりに「信州そば」をー。暑い一日だったこともあるのか、この「そば」が意外に美味い。「そうか、うどんばかりでなく、たまにはそばもいいね」と思わせた。いつも思うのだが、そばを食べていると若くして亡くなった江戸研究家、というか、江戸ものの漫画家・エッセイスト(NHKの「お江戸でござる」のレギュラー解説者で知られていた)、杉浦日向子さんを思いだしてしまう。絵のタッチといい、ストーリィといい、いかにも江戸に親しみを持たせてくれる。江戸研究家といえば、法政大総長だった田中優子さんがよく知られているが(彼女には松岡正剛との対談「江戸問答」(岩波新書)もあるぐらい)、でも、「そば」とくれば、杉浦日向子さんー。というのも、彼女は「一日に一度はそばをいただいています」と語っていた。それぐらいそばが好きだったようだ。その彼女を思い起こしながら、本日の信州そばをいただいたのですー~。 Photo_20250521224001 Photo_20250521224401

2025年5月19日 (月)

我が家の夏の定番へか?  素直な味がいい~「ざる中華」ー

かなりいけるー。大型スーパーで買い求めた中華そば。その「ざる中華」づくり。「ざる中華」?。こんな呼称は初めて。これは今夏の昼飯の我が家の定番になるかもしれない。だいたい素直な味がいいなと。BGMはモーツァルトの『おやすみクラシック』。これもたまに聴くお気に入りのCDの一枚だ。 Photo_20250518221501 Photo_20250518221502 Photo_20250518221601 Photo_20250518221602

2025年5月18日 (日)

「脱原発こそが明るい未来」ー   宇都宮で会場いっぱの大島堅一教授講演会

会場いっぱいの大島堅一龍谷大教授の講演会。「脱原発こそが明るい未来…第二7次エネルギー基本計画の問題点ー」。昨日17日(土曜日)県弁護士会館。『原発いらない栃木の会』第15回総会記念講演会。参加者「108」人、大島さんは相変わらず上手く、巧みな話術で、あっという間の2時間だった〰️。オーストラリアは今や再生可能エネルギー200%へ〰️とか ーPhoto_20250518210401

2025年5月17日 (土)

「テレビと原発報道の60年」、委託販売「20冊完売」!   10日の日光会場と17日の宇都宮会場で

Photo_20250518205401 「テレビと原発報道の60年」(七沢潔著)は5月10日(土)の日光会場で「11冊」を頒布し、残る「9冊」について、昨日17日(土)、栃木県弁護士会館(宇都宮)であった「原発いらない栃木の会」第15回総会&記念講演会(講師・大島堅一龍谷大教授)の会場で購入を呼びかけたところ、「9冊」すべて売れました。委託販売の「20冊」は「完売」になりました。

5月17日(土)総会講演会の参加者は「原発いらない栃木の会」の大木一俊代表によると、「108人」。「テレビと原発報道の60年」は、とくに高く評価している大木代表(弁護士)が、当日参加した県議、市議、弁護士らに声をかけたことも大きく、次々と買い求めておりました。なお、両会場とも頒布価格は消費税を抜いた本体価格の1900円でした

 

2025年5月16日 (金)

「霧降文庫」の17日、18日は「臨時休業」です  脱原発講演会参加とウッドデッキ大修理で

Photo_20250516211501 Photo_20250516211502 古書店兼図書室「霧降文庫」(日光市霧降高原)は、17日(土)、18日(日)と臨時休業します。17日は大島堅一龍谷大教授の講演「脱原発こそが明るい未来ー第七次エネルギー基本計画の問題点ー」が宇都宮の県弁護士会館であり、それに参加するためー会場の「書籍」と「署名」の担当者でもありますー。18日は「霧降文庫」のウッドデッキの大修理に手をつけるためですー。ご理解、ご了解ください。

2025年5月15日 (木)

久しぶり一気読みの「昭和問答」   おかげで「新リア王」(高村薫)を手に 

久しぶりに一気読みした「昭和問答」(岩波新書)ー。「日本問答」、「江戸問答」に続く最終作。ふたりの読みの深さが伝わる読書遍歴もうかがえる好著だ。おかげ根不足気味になってしまった5月15日(木)。でも、この新書で刺激を受け、長く積読だった「新リア王」(高村薫、上・下巻の大著)を手に。ただ、鷲田清一、柄谷行人、内田樹、大澤真幸、山本義隆、岸田秀、池田晶子、辺見庸、中沢新一、廣松渉、茨木のり子、清水昶、星新一、諸星大二郎、黒田硫黄などもとりあげて欲しかったとも。 Photo_20250516000301

2025年5月14日 (水)

「保阪昭和史の決定版」ともあるのでー 「戦争論」を訳した森鴎外ー

Photo_20250516220201 「近代日本の地下水脈 1」ー。ご存じ、昭和史については、国内第一人者、保阪正康さんの新書(文春新書)。たまたま、つい先日、書店で見かけたので、買い求めた一冊だ。まだ152頁の途中なので、読後感はこれから。ただ、今一度、昭和の思想の源流、というか、思想の成り立ちを知るにはそれなりに保阪昭和史観を知っておくのは、いいと思い。私は保阪さんの「5・15事件」関係の著書が印象的なのだがー。

これまで読んでいて、「えっ?、そうだったのか」というところが。「戦争論」で知られるクラウゼヴィッツだが、これを訳したのが文豪、森鴎外だと。明治26年、「大戦学理」として出版されているとある。陸軍軍医だった鴎外は明治17年から4年間、ドイツに派遣されている。それらのことは承知していたが、高名な兵書を翻訳していたとはー。

なぜ軍部は人命を軽視し、無謀な作戦を強行したのか―。素朴な疑問の答えを求める著者の長い旅は、半世紀に及んだ。急造の帝国主義国家に内在する矛盾と歪み、地下水脈化した思想に着目し、今も日本社会に流れるエネルギーの正体に迫る!

第1章 日本にありえた「五つの国家像」(「歴史の地下水脈」とはなにか?;司馬遼太郎が指摘した「攘夷の地下水脈」 ほか)
第2章 武装する天皇制(天皇の武装化はなぜ必要だったのか?;武士と農民の不満 ほか)
第3章 「軍事哲学」なき軍の暴走(軍事哲学とはなにか?;「海主陸従」の逆転 ほか)
第4章 戦争が「営利事業」だった日本型資本主義(日本型資本主義の歪みの元凶;「藩士」から「サラリーマン」へ ほか)
第5章 なぜ日本に民主主義は根付かなかったのか?(日本型民主主義とはなにか?;昭和天皇が引用した「五箇条の御誓文」 ほか)

[日販商品データベースより]

この1冊で近現代史がざっくりわかる!
保阪昭和史の決定版

なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」といった無謀な作戦で多くの人命を失ってしまったのか?――
著者が昭和史の研究に携わるようになったのは、こうした謎を解明したいとの強い動機からであった。今まで5000人近くの昭和史関係者にインタビューを重ねてきたのは、それはこの根源的な問いに対する答えを探す旅でもあった。そして、敗戦に至る道筋を調べれば調べるほど、昭和だけでなく、明治維新以降の歴史をもう一度つぶさに検証しなおす作業に迫られることになった。
その結果、著者は「地下水脈」という歴史観にたどり着く。
近代日本の始まりである明治の初期に遡ろう。
徳川幕府が倒れて明治新政府が誕生したものの、新政府内の指導者には、日本が進むべき「国家ビジョン」が明確にあったわけではない。明治22年に大日本帝国憲法ができるまでのほぼ20年間は、「日本という国をこれからどのように作り変えていくか?」をめぐって、さまざまな勢力の〝主導権争い〟がおこなわれた時期だった。
著者はこの間に、次の5つの国家像が模索されたと考えている。
①欧米列強にならう帝国主義国家
②道義や倫理を尊ぶ帝国主義的道徳国家
③自由民権を軸にした民権国家
④アメリカにならう連邦制国家
⑤攘夷を貫く小日本国家
実際の歴史では、日本は①を歩み、すべてが軍事に収斂していくことになる。その結末が、昭和の悲惨な敗戦であった。
では、残る②〓⑤の国家像は、そのまま消えてしまったのか?
そうではない。4つのそれぞれの思想やビジョンは、いったん日本社会の地下に潜りながら、いまも脈々と流れ続けている。そして歴史の重要なターニングポイントを迎えるたびに、噴出してくるのである。
「地下水脈」という歴史観でとらえれば、現在の日本の窮状――経済の迷走も、終身雇用サラリーマン社会が変わらないのも、政治がダメなのも、エリート教育がダメなのも、150年以上繰り返されてきたことがわかってくる。
本書は、「地下水脈」をあらためて見つめることで、日本の近現代史を再検証する。

 

2025年5月13日 (火)

今年も見納め、見事な山つつじ  日光霧降高原の我が家の和室から

今年も見納めの時期に入った日光霧降高原のヤマツツジ。5月12日(月)、我が家の和室からの眺めがこれだPhoto_20250513003301 Photo_20250513003401 。ただし、愛でることができるのは、あと一週間ほどか〰️。それが終わると、緑が本番の季節へ。それもいいね。でも、6月に入ると、霧降高原は毎年決まって「雨季」へ。

 

2025年5月12日 (月)

今季2回目のじゃいも講座は「芽かき」  県営日光だいや川公園「体験農場」   

今季2回目の「じゃがいも講座」は「芽かき」でした〰️。日光霧降高原の我が家からマイカーで10分ほど先の県営日光だいや川公園。その「体験農場」(じゃがいも講座は年会費!800円ー)〰️受講生は常連を中心に市民20人。ふだんの年は定員15人なのだが、今季は希望者が多かったため、20人まで広げたという。品種は「男爵」、「キタアカリ」、「舟石芋」、「アンデス」など。6月に除草と土寄せがあり、そして7月7日に待望の収穫へPhoto_20250512235701 Photo_20250512235702

 

2025年5月11日 (日)

大入りの脱原発「上映会兼講演会」  日光市中央公民館で「原発と能登半島地震ー」

会場いっぱいの大入り脱原発イベント。5月10日(土)日光中央公民館中ホール。「さよなら原発!日光の会」第13回総会記念上映会兼講演会(日光市、日光市教委後援)「原発と能登半島地震ー『珠洲原発』から視える未来ー」。都内からと栃木県内12市町から74人が参加しましたー。 5_20250513001201 Photo_20250513001201 Photo_20250513001202

2025年5月10日 (土)

ダメもとで初めての「スイカ」へ  霧降高原の我が家の「ベランダ菜園」

久しぶりに日光市霧降高原の我が家の「ベランダ菜園」へー。今春はやりたかった「スイカ」の苗も仲間入り。ただし、2品。もう少し加えたい。お値段は300円弱なのだがー。これまでナス、キュウリ、キャベツ、ピーマン、レタス、それに冬を越したイチゴ〰️。イチゴがすくすくと。ただし、スイカは初めて試みるので、できるかどうか?ー。まぁ、ダメもとでのスタートですPhoto_20250513002001 Photo_20250513002002

2025年5月 9日 (金)

たまに「チャーハン」を食べたくなるよねー   玉子焼きを先に調理しておくのがこつとかー

たまにはどういうわけか、昼飯に「チャーハン」を食べたくなる時もあるよねー。昔は「ラーメンライス」だったが、今はそんなに量は食べられない。ともあれ、玉子焼きを先に調理しておくのが、こつだそうだ。、塩コショウの加減で微妙に味が違ってくるところが、チャーハン調理の難しさかー。ごはんものなので、アサリの味噌汁を。それにめんつゆなども。BGMはお気に入りの「ヒーリングクラシック」(「新世界より」第二楽章など全12曲) Photo_20250513221801 Photo_20250513221802

2025年5月 8日 (木)

「圧倒的な好評をもって迎えられた」、今もー  JAZZの名盤「リターン・トゥ・フォーエバー」

Photo_20250508195501 「1972年9月に発売された『リターン・トゥ・フォーエバー』は、フリージャズの騒音にいささかうんざりしていたジャズの聴衆に圧倒的な好評をもって迎えられた」(油井正一)ー。私も発売から早い機会にジャズ喫茶店で聴いていたが、このとき「ジャズの新しい時代がはじまったな」、と思ったことを今も鮮明に覚えている。それから半世紀にもなる。今や古典のジャズだが、その当時、「これはこれまでのスタイルに意表を突くすごくいい演奏だね」ーと驚いたが、その感覚がよみがえってくる。やっぱり名盤なのだねー。 Photo_20250508195001 Photo_20250508195002 Photo_20250508195001

2025年5月 7日 (水)

「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」  5月31日から恵比寿の東京都写真美術館で

twitterで知ったばかり。この「ヒロシマ1945」の160点はぜひ視たいー。

(以下はTwitterから。朝日新聞記事も読むことに)

広島の原爆被害を伝える「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」が5/31~8/17、東京都写真美術館(恵比寿)で開催。市民や報道機関のカメラマン、写真家らによる写真と映像計約160点が展示されます。

 

(戦後80年)広島の記憶、守り抜いた記録:朝日新聞 asahi.com/articles/DA3S1 Gqun5_sbaamly58

2025年5月 6日 (火)

非常に内容が高い「テレビと原発報道の60年」  今週土曜日の日光上映会兼講演会で委託頒布へ

『テレビと原発報道の60年』(彩流社、2016年5月 初版第一刷)ー。今週の土曜日、5月10日(土)14時~16時45分、日光市中央公民館中ホールで開く「さよなら原発!日光の会」第13回総会記念上映会兼講演会の講師で元NHKディレクター、中央大学法学部客員教授、七沢潔さんの著書だ。出版社と連絡し、「20冊」を委託販売することになった。定価2090円だが、消費税をカットし、1900円で頒布する。5月10日の会場にもっていく。物価高騰時代でもそれなりの値段なのだが、非常に内容が高い本であることを伝えると(私は3分の2まで読んでいるところだがー)、「日光の会」の役員5人が次々と買い求めてくれた。残るは「15冊」。さて、さらに何人の参加者が求めてくれることだろうか?ー。 Photo_20250506231101

2025年5月 5日 (月)

今週の土曜日、「原発と能登半島地震」   日光市中央公民館で上映会兼講演会

 

今週の土曜日、5月10日14時~16時45分、日光市中央公民館中ホールで開く「さよなら原発!日光の会」第13回総会記念上映会兼講演会が迫ってきた。今回は若い人も脱原発に関心を持ってもらおうと、整理券(資料代500円)について、「高校生以下無料」に。さらに日光明峰高校と今市高校の下校時に、「日光の会」の会員たちが当日のフライヤーを手渡したり、原発の是非を問う「シール投票」を試みたりー。それに地元紙、27万部発行しているという「下野新聞」の「週刊情報ワイド」欄に写真付きで情報を掲載(4月25日)、また、日光市の広報誌「広報にっこう5月号」(4月25日、2万8千部)の情報欄「ひろば」にも登場させてもらった。ともあれ、さまざまにふだんとは違う手段も活用させてもらうことになった。ただし、効果があるのかどうかー。これについては自信があるわけではないので、未知数というところだー。

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2025年5月 4日 (日)

満開に向かう霧降高原の「山つつじ」  「桃源郷」を思わせる隠れた「名所」

Photo_20250504220901 いよいよ「山ツツジ」が満開の時期にー。我が家周辺の日光霧降高原はこの時期、各家周辺の路地はどこも自生の山ツツジが咲き誇る。伊豆半島伊東市の別荘地で今も人気があるだろう「オープンガーデン」やお茶会、写真撮影会と作品展などを組み合わせた「ツツジ祭」を開きたいほどだ。それとも人知れず愛でるほうがいいかー。でも「桃源郷」を思わせる隠れた「名所」のPhoto_20250504215901 Photo_20250504215902 風景をたくさんの人が楽しんでもらえればいいなと思う。

2025年5月 3日 (土)

広さ30畳のデッキ補修作業は楽しく気持ち良く  「トム・ソーヤのペンキ塗り」ではなくて自分で  

「霧降文庫」の今季オープンに間に合わせようと、広さ30畳のウッドデッキの補修をー。雨に打たれ続けたこともあり、その経年劣化で数カ所に傷みが。ホームセンターで長さ3メートルの杉材15本を買い求めた。防腐剤を塗って、インパクトで。始めれば短い時間で「整理整頓作業終了」となるが、材料の運搬など、作業に入る前の準備がそれなりにいる。でも、やはり、デッキが新材できれいになるのは、歩いてみても気持ちがいいものですー。 Photo_20250503225901 Photo_20250503225902 Photo_20250503225903

2025年5月 2日 (金)

「原子力の社会史」や「反原発の思想史」など原発本を手に  5月3日(土)オープン、古書店図書室「霧降文庫」

あす5月3日(土)から古書店兼図書室「霧降文庫」(日光市所野1541ー2546、090ー5351-3440)の2025年度のオープンだ。東日本大震災・福島第一原発事故を受けた2012年の「創業」から14年目になる。といってもオープンは5月から11月まで7カ月間、それも土日、祝日のみ。時間は正午~17時。

30畳のベランダに販売対象の古書1000冊、7畳の部屋に貸出無料(1カ月、延長も可)の図書8000冊がある。主に歴史、哲学、人類学、社会学、時代物が中心だ。そのうちでも、今回は「原発本」を紹介したい。「霧降文庫」には、いわゆる原発本と呼ばれる本は、最低でも50冊以上あるだろうー。原発問題について、知見を深めたい人には格好の場所だと思う。

なかでも推薦したい本(無料貸出本)Photo_20250502152002 Photo_20250502152001 Photo_20250502152003 は以下のような著作だ。「原子力の社会史」、「反原発の思想史」、「高木仁三郎セレクション」、「脱原発の哲学」、「原子力時代の哲学」、それに「プルトニウムの未来」なども。「テレビと原発報道の60年」(七沢潔)や「ためされた地方自治ー原発の代理戦争にゆれた能登半島・玖珠市民の13年ー」(山秋真)もいい本だが、これは今、読書中なので、図書室入りしていないー。

2025年5月 1日 (木)

「記憶の半減期」が意味深い豊かな考察  「テレビと原発報道の60年」

5月10日(土)14時~16時40分まで、日光市中央公民館中ホールで「さよなら原発!日光の会」第13回総会記念上映会兼講演会「原発と能登半島地震ー「珠洲原発」から視える未来ー」を開く。講師は元NHKディクレタ―で、今回上映する「原発立地はこうして進む~奥能登土地攻防戦」(90分)」の制作を担当した中央大学法学部客員教授の七沢潔さんだ。

 

その七沢さんの著書「テレビと原発報道の60年」(彩流社、、2016年5月初版第一刷、本体定価1900円+税)を日光市中央公民館中ホールの会場で頒布する。定価は税込み2080円だが、そのうち消費税分を除いた1900円で。彩流社からはきょう5月1日、日光霧降高原の我が家に「20冊」が送られてきた。「さよなら原発!日光の会」が委託販売する。

 

私も今、半分まで読んでいるが、とにかく豊かな内容が続く好著だ。いかんせん、手軽な値段ではないところがやや難点かー。コメなど物価高が続くだけに一冊2000円の本に手を出してもらえるかどうかーというところだ。それでもたぶん70人前後かと思われる参加者に、こうした名著があることを伝えるいい機会かと思っている。(以下は「本やタウン」㏋からの本の紹介です)

 

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011年、視聴者から圧倒的な支持を得たNHK・ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』。日本ジャーナリスト会議大賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズ

ム大賞、文化庁芸術祭大賞ほか国内外で数々の賞を受賞し、国際的にも高い評価を得た。この番組のディレクター(本書の著者)は、チェルノブイリ報道など、約30年にわたり原発報道に熱心に取り組んできた。国が隠そうとする情報をいかに発掘し、苦しめられている人々の声をいかに拾い、現実を伝えたか。3・11後、テレビ報道に光は見えたのか。報道現場の葛藤、メディアの役割と責任とは。50年間の原発番組のコンテンツをとりあげた分析も読み応えあり。

フクシマで「生命の切断」が始まっている
第1部 3・11からの5年(「放射能汚染地図」から始まる未来;チェルノブイリ事故時の言葉から何を引き出すか;操作された「記憶の半減期」―フクシマ報道の4年間を考察する;もうカナリアの声は聴こえない―福島原発事故から5年)
第2部 3・11まで(テレビはなぜ「被ばく」を隠すのか;原子力50年テレビは何を伝えてきたか)

[日販商品データベースより]

約30年にわたり原発報道に取り組んできた著者。国が隠そうとする情報をいかに発掘し、苦しめられている人々の声をいかに拾い、現実を伝えたか。50年間の原発番組のコンテンツをとりあげた分析も読み応えあり。

 

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