理不尽に自由を奪った国家について 蓮池透さん岩波新書「日本人拉致」
朝日新聞記者、北野隆一さんの蓮池透さんに対するインタビュー記事で、この岩波新書「日本人拉致」が出版されていたことを知る。今年5月発刊だというから、もっと早く知るべきだったのだがー。最近、情報をつかみそこねることがけっこうあるから、その流れかもー。それにしても、このインタビュー、非常にわかりやすく、内容が豊かだった。なので、今夜、ネット書店「本やタウン」を通じて、注文したところ。拉致問題について、ふだん、なかなか奥に入ってはいない。ただ、蓮池さんのリアルの体験とその分析は貴重なものであることがわかるだけに、ただちに注文へ。twitterでもたまに彼の発言を見ているが、世の中に対する構え方がシャープで鋭い。そのことを知っているだけに、数日後に読むのが楽しみだ。岩波新書の本の案内を以下にー。
「日本に戻ったら、そのまま日本で暮らすべきだよ」突如自由を奪われ、独裁体制下で生きた二四年。北朝鮮からの帰国を後押ししたのは、現地に暮らすある人の言葉だった。私はなぜ拉致されたのか?「マインドコントロール」「革命教育」の現実とは。国家に生を翻弄された当事者が知り得たすべてを記す。
1 問題は決して「解決済み」ではない(「八人死亡」は事実か;変遷する説明―横田めぐみさんをめぐって)
2 日本人拉致の本当の目的(直接の目的は何だったのか;世界各地で発生した事件)
3 拉致は北朝鮮に何をもたらしたのか(果たされなかった目的;まず「拉致」ありきの発想;計画を頓挫させたもの)
4 変容する思想教育(工作員育成のための「マインドコントロール」術;育成放棄後の思想統制)
5 独裁下を生きるということ―私に与えられた「革命任務」(一二人の工作員に日本語を教える;書庫での発見;異質な任務;動き出した事態)
[日販商品データベースより]
突如自由を奪われ、独裁体制下で生きた二四年。北朝鮮からの「帰国」を後押ししたのは、現地に暮らすある人の言葉だった――。私はなぜ拉致されたのか。「マインドコントロール」「革命教育」の現実は。国家に生を翻弄された当事者自らが未解決事件の本質をえがく。重層的な人権問題として拉致を捉えなおす決定版。
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