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2025年7月

2025年7月31日 (木)

「軍国主義という病がひそむ国」  保阪正康さんが「2021~2024講演集」

「昭和史」研究の第一人者、保阪正康さんが新刊、というのは珍しくない。だが、この新刊は別だ。というのも毎年8月に東京新聞主催の講演会で語った「講演集」なのだという。保阪さんの本は新書や文庫で何冊も親しんでいるが、確か、講演集というのはまだ手にしたことがないと思う。なので、単行本だが、いつものなじみのネット取次店というかネット書店というか、「本やタウン」経由で注文したところだ。数日後にはたぶん一気読みすることになるだろう。以下はネットにあるこの本、「軍国主義という病がひそむ国」の案内ですー。

戦後80年。昭和の戦争が「同時代史」から「歴史」へ切り替わろうとする節目に、近現代史研究の第一人者が長年の取材経験を踏まえて語り掛ける。この国が同じ過ちを繰り返さないために、今を生きる私たちがなすべきことは何か。今こそ求められる「歴史を学ぶ謙虚な姿勢」(瀬口晴義)
新しい戦前にしないために 戦後80年を前に学ぶべき教訓は(「新しい戦前」とは何か;昭和史の再検証を ほか)形骸化した専守防衛の先は(戦争と距離を置いた78年間;岸田政権の主体性なき防衛政策 ほか)ウクライナ戦争と昭和史~平和と戦争を問い直す(安倍元首相殺害事件;戦後処理が未解決の日ロ両国 ほPhoto_20250731235601 か)あの戦争から何を学ぶのか~半藤一利さんの遺言(大事なことはすべて昭和史に書いてある;ターニングポイントは二・二六事件 ほか)

長い時間の経過で戦時期の日本に生きた人びとは姿を消しつつあり、昭和の戦争が「同時代史」から「歴史」に変わろうとしています。世界各地で戦乱が絶えず、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増して「新しい戦前」という言葉もささやかれる今、日本が同じ過ちを繰り返さないために私たちが考えるべきことは何でしょうか。4千人以上の戦争体験者に取材を重ねた日本近現代史研究の第一人者である著者が、2021年~24年の毎年8月に東京新聞主催の講演会で語った内容を再録しました。


本書の内容
◆今こそ求められる「歴史を学ぶ謙虚な姿勢」
◆新しい戦前にしないために 戦後80年を前に学ぶべき教訓は
◆形骸化した専守防衛の行く先は
◆ウクライナ戦争と昭和史~平和と戦争を問い直す
◆あの戦争から何を学ぶのか~半藤一利さんの遺言
【年表】近現代の日本が歩んできた道

 

 

2025年7月30日 (水)

およそ「正気の沙汰」とは思えない  「『核抑止論』の虚構」が歯切れよく

最新刊の『「核抑止論」の虚構』(集英社新書)に、まさに「なるほどー」と。「核の傘」論の現実はどうなのか、あるいは、核・ミサイル削減に向けた当時のゴルバチョフとレーガンの政策についての合意と物別れなども。朝鮮戦争、ベトナム戦争でのアメリカによる核攻撃の計画なども知ることができました。全330頁。この本で冒頭から紹介されている冷戦時代の「核戦争」を描いたブラックコメディ映画、スタンリー・キューブリック監督作品「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(1964年)を観たくなりました。

(以下は「『核抑止論』の虚構」から)


しかも原発の新増設に踏み出すという事態は、およそ〝正気の沙汰〟とは思われない

四方を「敵」に囲まれた、あるいは「敵」をつくり出したイスラエルにおいては、そもそも原発は一基たりとも設置されていない。なぜなら、他国の原発を攻撃するイスラエルであるから、仮に原発が攻撃を受けるようなことがあれば、国土が灰燼に帰することを十二分に知り抜いており、だからこそ原発の設置はタブーなのである。翻って、「世界で最も厳しPhoto_20250730140401 い環境」としてのアジア太平洋地域のただ中に位置し、周囲を敵対的な三つの核保有国に取り囲まれている日本において、原発が稼働し、しかも新増設にまで踏み出すという事態は、およそ、〝正気の沙汰〟とは思われない(『「核抑止論」の虚構』(第6章「核の復権」とは何か」202頁、豊下樽彦、集英社新書、2025年7月22日第一刷り)

 

2025年7月29日 (火)

創刊51年目の同人誌「序説第32号」、校正中ー  計129頁で9月1日発行へ

「戦後の鬼っ子たち」が1974年に創刊してから、51年目!になる同人誌「序説第32号」の校正が始まりました。第31号は139頁だったが、今回の第32号は129頁に。私は論考「『核』と『原発』がよりリアルな世界に」(1万2千字)、事務局の「編集後記」(1800字)、「あとがき」(1500字)の3本を担当している。けっこう注意して提稿したつもりだったが、校正したら、計10カ所も直しがあったー。発行は9月1日の予定。乞うご期待(昔、少年時代に観た映画館の映画予告編ではいつもこの「乞うご期待」という文字がくっきりと。よほど印象的な文句だったのだなと思うことしきり)ー。Photo_20250728233901 号

2025年7月28日 (月)

下野、宇都宮、那須塩原、日光、佐野で上映会&講演会  「さようなら原発!栃木アクション2025」プレ企画

7月26日(土)、県弁護士会館であった「栃木アクション」幹事会で今年の「栃木アクション2025」(11月15日、宇都宮城址公園)プレ企画の日程や内容が最終的に確認されました。9月27日(土)の下野会場をスタートに10月25日(土)の佐野会場まで。下野、宇都宮、那須塩原、日光、佐野の県内5会場で。日光以外の4会場はいずれもテレビドキュメンタリー「原発立地はこうして進む~奥能登土地攻防戦」(1990年、上映時間50分)上映会&七沢潔さん講演会。日光はすでに5月の第13回総会記念でこの上映会&講演会を開催しているため、今年5月17日にアジアで初めて原発ゼロを達成した台湾の脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」(2004年、上映時間89分)の上映会を開催します。 Photo_20250728000402 Photo_20250728000401

2025年7月27日 (日)

展開と構成がしっかりのドキュメンタリー映画  県立博物館内で「鉱毒悲歌そして今」(68分)

Photo_20250727000001 Photo_20250727000002 きょうは県弁護士会館であった脱原発会議をハシゴしてから宇都宮の県立博物館内が会場のドキュメンタリー映画「鉱毒悲歌そして今」の上映会に参加した。足尾鉱毒事件、田中正造、谷中村強制破壊と強制移住などをテーマにした「鉱毒悲歌」(2014年、103分)の続編。2019年公開の68分。最初の「鉱毒悲歌」よりも展開・構成がしっかりしており、テンポよくつくられている。そのため、開始から終幕まであっという間、という感覚を覚えた。制作者たちはいずれも若いときからの「ともだち」なので、終えてからロビーで「前回よりもすごくいいね」と声をかけた。それにしても足尾鉱毒被害農民たちによる政府・東京への「押し出し」」(今でいう大規模デモ)の激が印象深い(あとで検索で探すことに)-。それに最後の場面で「最大の公害といえる核分裂による被害」をあげたうえ、「原子力開発は国家の名において行わているのである」に強く批判するところが出てくるとは思わなかった。要所で背景や状況について制作委員会代表の谷博之さんが説明・解説しているが、「なかなかいいね」と。さらに映画に主要な場面で登場しているのが、亡くなった作家・立松和平さん。和平さんの長女が描いたいくつかの挿絵もすごく画面を引き立てていた。脱頑発仲間の親しかった故・高際澄雄さん(宇都宮大学名誉教授)が「谷中村の遺跡を守る会」会長として重要な場面で元気に登場していた。いやはや懐かしい人にも「再会」した。思わず久しぶりに映画の「パンフ」も購入したのでした。もう一度観たいドキュメンタリー映画です。


アートセンターサカモト」㏋から
映画『鉱毒悲歌』の経緯
1973年 鉱毒事件で強制廃村(1906年)となった旧谷中村を題材にした記録映画『ドキュメント・谷中村』
    の制作構想が持ち上がる。旧村民の一部が移住した北海道佐呂間町を撮影。この年、足尾銅山閉山。
1974年 『ドキュメント・谷中村』本格的に撮影開始。
1979年 田中正造の秘書・島田宗三氏インタビュー(数ヵ月後88歳で死去)2度目の佐呂間町撮影。
    資金難で撮影中断。
1983年 『ドキュメント・谷中村』を『鉱毒悲歌』に改題(187分)。各地で数回上映。
    その後、フィルムは所在不明に。
1991年 谷中村跡地などに渡良瀬遊水地完成
2013年ごろ 『鉱毒悲歌』フィルム再発見。
2014年 『鉱毒悲歌』完成版(103分)を制作。再公開。
2015年 DVD制作。
2018年 続編の撮影開始。
2019年 続編『鉱毒悲歌そして今』(68分)の上映。DVD制作

 

2025年7月26日 (土)

80年目、2日(土)3日(日)「原爆写真展」  日光市杉並木公園ギャラリーで「黒い雨」上映も

それから「80年」の今夏に「原爆写真展」。もう23回目とか。8月2日(土)、3日(日)、日光市杉並木公園ギャラリー(東武線上今市駅舎併設)で。主催は「今市平和委員会」。日光市と日光市教育委員会が「後援」している。昨年も原爆写真展を訪れたが、このときは映画「ヒロシマ」を鑑賞した。今年は以前から観たかった「黒い雨」(今村昌平監督)の上映がある。1989年作とあるから、思った以上に新しい作品だ。原作は確か、井伏鱒二だったか。この本の内容がどのように映像化されているか、興味深い。期間中は「今市少年少女合唱団」の歌もあるということなので、これも聴きたいなと。なので、2日(土)13時半に行こうかとー。14時半からは「黒い雨」上映会へ。 23

2025年7月25日 (金)

夏本番!「盛岡冷麺」にこだわっていますー  チャーシュー・キムチ・メンマ・キュウリ

夏本番になったこともあり、このところ「盛岡冷麺」が続いています。チャーシュー、キムチ、メンマを加えるところがいいかも。「冷やし中華」では、ゆで玉子、キュウリ、ハム、生姜を。これにさらに3品を加えると、「盛岡冷麺」に。独特の味わいの「麺」そのものと、付属の「つゆ」の甘さもそれなりに親しみやすい。それがいいのかもしれない。「盛岡冷麺」は今夏初、というか、我が家ではこれまで作ったことがなかった。これは「外食」でしか味わえないものだー、と、そう思い込んでいたため。でも、手軽に自宅で「盛岡冷麺」をつくって食べられるのですねー。今夏は1週間に2回は「盛岡冷麺」になりそうな予感です。

 

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2025年7月24日 (木)

参院選結果を念頭にさまざまに考えることに 保阪正康『右翼と左翼の源流 近代日本の地下水脈Ⅱ』

Photo_20250724001901 「右翼と左翼の源流 近代日本の地下水脈Ⅱ」。たまたま書店で見かけ、立ち読みしていたら、さらに興味がわいたご存じ「昭和史」の第一人者、保阪正康さんの文春新書。発行は2025年3月20日とある。もう4カ月も前だったのは気がつかなかった。このシリーズ「近代日本の地下水脈Ⅰ」は読んでいるのだがー。今回の「地下水脈Ⅱ」は、なにしろ、これらの「源流」に足尾鉱毒事件と田中正造をすえているところからスタートしているとはー。「えっ!」「いや」「そういえば、なるほどー~」とも。この田中正造の結びはこうだ。全253頁のうち、まだ50頁ほど進んだだけだが、今回の参院選の結果も念頭にさまざまなことを考えさせてくれるだろうと思うー。










「足尾銅山鉱毒事件の本質は、いわゆる左翼的なイデオロギー闘争ではなく、あくまでも庶民の生活に根ざした反体制運動であった。発展する帝国主義の内部で、その歪みの犠牲者が顕在化してきたのだ。大正時代の米騒動においても、同様の構図がみられる」。

(以下は「本やタウン」のこの新書「右翼と左翼の源流 近代日本の地下水脈Ⅱ」の案内です)

なぜ陸軍青年将校は北一輝の国家社会主義に心酔したのか?なぜ共産主義は日本に根づかなかったのか?反体制運動の地下水脈を探れば、現在の日本を騒がす「兵庫県知事問題」も「石丸現象」も読み解ける。保阪昭和史の決定版!

第1章 反体制運動の源流
第2章 老壮会―左右の地下水脈の合流と分岐
第3章 国家主義者たちの群像
第4章 テロリストの地下水脈
第5章 共産主義者の傲慢と感傷
第6章 「転向」から「自己変革」へ

知的エリートたちに蔓延したマルクス主義の勃興と敗北、陸軍青年将校らの心をつかんだ北一輝の国家社会主義、そして井上日召らテロリストの横行――。戦前日本のテロルから安倍晋三首相暗殺までを貫く「保阪近現代史」の決定版!

日本はなぜ無謀な戦争に突っ走り、負けたのか? それから80年経った今、なぜ日本は同じような失敗を繰り返しているのか?――近現代史の第一人者である保阪氏は、「地下水脈」という歴史観にたどり着く。明治初期、「日本をこれからどのような体制の国家にするか?」をめぐって〝主導権争い〟がおこなわれた。
著者はこの間に、次の5つの国家像が模索されたと考えている。
①欧米列強にならう帝国主義国家
②道義や倫理を尊ぶ道義的帝国主義的国家
③自由民権を軸にした民権国家
④アメリカにならう連邦制地方分権国家
⑤攘夷を貫く小国家
実際の歴史では、日本は①を歩み、すべてが軍事に収斂していくことになる。その結末が、昭和の悲惨な敗戦であった。では、残る②〓⑤の国家像は、そのまま消えてしまったのか?そうではない。これらの地下水脈は反体制運動に流れ込んだ。社会主義者、マルクス主義者、アジア主義者、国家社会主義者、アナキスト、農本主義者たちは、地下水脈を受け継ぎながら、社会の変革を企図していったのである。「地下水脈」という歴史観でとらえれば、左翼運動の失敗も国家社会主義と軍の結託も、昭和天皇の「人間宣言」の意図も、そして安倍暗殺事件の奥底にあるものも、クリアに見えてくる。





 

2025年7月23日 (水)

「短命な一日花だったのですね」    我がのシンボルツリー「夏ツバキ」

Photo_20250724142701 我が家のシンボルツリーは「夏ツバキ」。高さ約5メートルほどか。毎年春になると、見事な新緑となり、初夏から夏にかけて白いを花を咲かせている。ところが、ある日突然に落ちる。その数も大変な数だ。夏のこの時期、毎日のように庭に落花した夏ツバキをとりのぞく「ミニ作業」が必要なほど。「?」と思って調べたら、「短命な一日花」とか。<そうか、たった一日だけ咲いて散るのか>。それを知り、今年は例年以上にじっくりと我が家の夏ツバキを「鑑賞」していますー。

(以下はネットで拾った夏ツバキの説明です)

夏椿は、ツバキ科ナツツバキ属の花木です。原産地は日本の本州から九州にかけて。自然樹高は10mにも達する高木ですが、剪定によって樹高をコントロールすることができます。開花期は6月頃で、ツバキに似た花径5〜6cmの5弁花を咲かせます。透け感のある白い花は清楚なイメージで、シンボルツリーとしても人気の花木です。花は短命な一日花で、花首から自然に落ち、花がらが木にいつまでも残らないため、綺麗な姿を保ちやすいのも魅力です。夏椿は落葉性のため晩秋から落葉し始め、11〜2月は休眠期。越年して休眠からさめた後、春の芽吹き始めの新緑は美しく、初夏の開花は華やぎを、夏は涼しい緑陰をもたらします。秋になると紅葉して季節の移ろいを教えてくれる、庭に取り入れるのにおすすめの花木です。

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2025年7月22日 (火)

そうか!「盛岡冷麺」があったのでしたー  「盛夏にもってこい」の今季初

今夏初の「盛岡冷麺」ーー。キュウリ、ゆで玉子、メンマ、長ネギ、ベーコン。チャーシューがさらに欲しい。ほかにほうれん草があってもいいかも。讃岐うどんとの違いがはっきりしているのだね。めんつゆがかなり甘いが、それが盛岡冷麺の特徴なのか?〰️。いずれにしろ、冷やし中華もそうだが、暑い夏にはもってこいなのかも〰️。ごちそうさま。 Photo_20250724143901 Photo_20250724143902

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2025年7月21日 (月)

かき氷 昼下がりの 夢の中   昭和26年の手動式かき氷と子どもたち

確かに懐かしいー。かき氷 昼下がりの 夢の中ー。

facebookにあがっていた写真を紹介。その説明によると、1951年(昭和26年)の子どもたち。戦後6年目なのだね。私などは1960年ごろまで夏はこのような手動式のかき氷屋さんへ。もっとも近所にあったこのお店は冬はおでん屋さんをしていたがー。(以下はfacebookからの転用です)Photo_20250724211501

懐かしいカフェ1951年昭和26年◇この写真には、手動式のかき氷機を囲んで、かき氷の出来上がりを待つ子供たちの姿が写っています。シンプルな機械と嬉しそうな子供たちの笑顔、そのコントラストが何とも魅力的ですね。当時の子供たちの日常を垣間見れる貴重な一枚です。

 

2025年7月20日 (日)

「よーやっとる」と聞こえちゃうので 「与野党」の言葉が嫌いなのはー

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2025年7月19日 (土)

「憲法」の視点からのこの記事は大事だとー  「参政党の創案で消された私たちの『権利』」

国家元首とか国民主権とかが注目されてしまうが、こうした思想の自由、表現の自由、職業選択の自由、裁判を受ける権利、黙秘権などに言及する記事、つまり、どこで線を引けばいいのかを判断させてくれる目線の確かさがある。それを思わせるいい記事だと思う。でも、もっと早く、各マスコミがこうした報道をしていくべきだったのではないかと。ともあれ、私なぞは、参政党は、打ち出している政策以上にもてはやされ過ぎていると思っている。「これはちょっと危ういのではないか」、そう思わざるを得ない党の全体の思想性、考え方、構え方が透けてみえるようになっているからだー。以下はTwitterから転載してみた。
今の憲法にはあるのに?参政党の創案で消された私たちの「権利」
毎日新聞2025/7/16 12:00(最終更新 7/16 13:23)
参政党の独自憲法構想案で明記されなかった権利や自由
 長らく憲法改正が政治課題となる中、参院選が行われている。改憲、護憲、論憲。憲法に対する各政党の立場は異なるが、参院選前の5月に独自の憲法構想案を公表して「創憲」を訴えるのが参政党だ。
 その中身を見てみると、現行の日本国憲法では明記されているのに、盛り込まれなかった「権利」がある。今の日本に暮らす私たちにはありながら、なくなったものとは――。消えた「法の下の平等」
 「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」
 日本国憲法14条は、そう記す。これによって定められているのが、誰もが等しく扱われるべきだという「平等権」だ。たとえば、地方と都市部の人口差によって生じる選挙の「1票の格差」。1人の政治家を選ぶにあたり、有権者の数はなるべく等しくあるべきだという考えは、この条文に基づく。
参政党の独自憲法構想案。日本国憲法では「主権の存する日本国民」(第1条)とされているが、参政党案では「国は、主権を有し」という文言がある
 ほかにも、「女性は離婚後100日間、再婚できない」という女性だけに課された民法上の定めが2024年4月に廃止された。これは、法の下の平等に反するという最高裁の判断が15年にあったことがきっかけになった。
 このように、男女の性差や生まれた土地によって差別されないという原則も14条が保障する。ただ、参政党案には、これに該当する条文はなく、法の下の平等という考え方も盛り込まれなかった。6月に党が作った解説本「参政党と創る新しい憲法」(編著者・神谷宗幣党代表)も、その理由には触れていない。
「表現の自由」「職業選択の自由」もなく
 同様に、参政党案では書かれていない権利がほかにもある。憲法19~22条には、それが明記されている。
「思想・良心の自由」(19条)
「信教の自由」(20条)
「表現の自由」(21条)
 「居住、移転、職業選択、国籍離脱の自由」(22条)
 この四つの条文は、それぞれ国民が自由に行使できる権利を定めている。どんな思想を持っても構わず、どんな宗教を信じても構わない。どんな職業を選ぶか、どこに住み、どの国に移るかも自らの判断で決めることができる。
 政府による言論統制があった戦前の反省から、権力批判を含む言論の自由が21条には明記され、検閲を認めないとも書かれている。この四つの条文が示す権利は、参政党の憲法案には見当たらない。
「黙秘権」もなくなって……
 また日本国憲法の特徴の一つに、「世界的にも類例を見ないほどに詳細」(日本弁護士連合会)と評される、刑事手続きに関する人権規定がある。31~40条が、これに当たる。これらは刑事司法における容疑者や被告の権利で、たとえば「裁判を受ける権利」を32条で保障し、36条では拷問を禁じている。
こうした条文が並ぶのは「戦前に人権侵害が多く起こった実態に対する反省の表れ」(参院憲法審査会)とされる。一方の参政党案では、刑事人権保障を定める条文はない。それにより、裁判を受ける権利のほかに「黙秘権」(38条)も失われている。
 神谷氏が編著を担った前述の解説本には「個人の権利が、結局は私益にすぎず」という一節がある。参政党の憲法案は、そんな思想を背景にしている。【春増翔太】

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2025年7月18日 (金)

ふたつの脱原発会議に参加してから上映会へ  7月26日(土)県立博物館「鉱毒悲歌そして今」

7月26日(土)は「弁当持参」で、宇都宮の県弁護士会館で午前10時から「原発いらない栃木の会」役員会、午後1時から「さようなら原発!栃木アクション」幹事会ー。さて困ったが~。そうだ!アクション会議は申し訳ないが、最初の一時間だけ参加し、午後2時で途中退席、近くの県立博物館で上映する「鉱毒悲歌そして今」に少しだけ遅れるだろうが、そこに参加しようかなと考えていますー。 Photo_20250719171901

2025年7月17日 (木)

「2025年は核攻撃を受けて80年」なのだねー  「『核抑止論』の虚構」(集英社新書)の注文へ     

本日7月17日(木)の朝日朝刊の集英社新書の広告で知ったこの「『核抑止論』の虚構」ー。なかでも、最終章「第9章 『トランプの傘』という狂気」がどんな内容なのか、特に読みたいと思わせた。筆者の豊下楢彦さんについては、確かかなり以前に『集団的自衛権とは何か』を新書版で読んでいると思う。それならば、信頼できる学者であるのは間違いないため、、今晩にもいつものネット書店「本やタウン」経由で、この集英社新書を注文するPhoto_20250717232401 ことにー。以下は「本やタウン」にあった本の紹介です。

核抑止論」の虚構

集英社新書 1272A 集英社 豊下楢彦 

価格1,265円(本体1,150円+税)発行2025年07月 新書

2025年は広島・長崎が核攻撃を受けて80年となる。この人類的な悲劇を背景に「核のタブー」が生み出されてきた。しかし、ロシアのウクライナ侵略、イスラエルによるガザのホロコースト、「台湾有事」の切迫、北朝鮮の核開発とイランの核問題、印パ紛争、そして「核のボタン」を弄ぶトランプの再登場、さらにイスラエル・イランのミサイル攻撃に対するアメリカの軍事介入など、核使用の危険性がますます高まっている。そもそも、核保有を正当化してきた核抑止論は”脅しの信憑性”を核心に据えてきたが、その根底には「狂気」が孕まれている。こうした核抑止論の本質を歴史的、論理的に解き明かし、核廃絶に向かう道筋と日本の採るべき選択肢を提起する。

序章 『博士の異常な愛情』の戦慄

1章 エルズバーグと「狂気の沙汰」
2章 核戦略論の陥穽
3章 「狂人理論」の展開
4章 「一方的軍縮」の論理
5章 先制攻撃論と「狂人」
6章 「核の復権」とは何か
7章 北朝鮮とイスラエル
8章 「トゥキュディデスの罠」の罠
9章 「トランプの傘」という狂気

豊下楢彦(とよした ならひこ)
1945
年、兵庫県生まれ。専門は国際政治論・外交史。
京都大学法学部卒業、同学部助教授、立命館大学教授、関西学院大学教授を歴任。2021年に古関彰一氏と共に第8回日本平和学会平和賞を受賞。著書に『日本占領管理体制の成立』『安保条約の成立』『集団的自衛権とは何か』『「尖閣問題」とは何か』『昭和天皇の戦後日本』『昭和天皇・マッカーサー会見』『沖縄 憲法なき戦後』(古関彰一氏との共著)など。

 

 

2025年7月16日 (水)

汗だくになりながら「さといも」畑の雑草取り  寄る年波に勝てずに少しダウン気味~

本日は県営日光だいや川公園体験農場の「さといも」の部の雑草取り~。午前9時半から「40分」と言われていたが、どうしてどうして、その生い茂ること生い茂ること、汗だくになりながら1時間半近くも。寄る年波に勝てず、少しダウン気味に。冷たい麦茶をいただいたら、先日の「じゃがいも」収穫の部で取り残した残りのじゃがいもの各人配布へ。「デストロイヤー」や「赤いも」など5種類。「あっ、そっちが少ないー」などと言いながら、ワイワイと均等に分ける作業を。さっそく自宅で美味しそうな2個をゆでました。「じゃがバタ」ではなく、「じゃがマガ」(マーガリンで)。昼飯の「おやつ」でいただきましたー。きょうは少々疲れたので「いやはや、おつかれさま」という感じですー。 Photo_20250716192401 Photo_20250716192701 Photo_20250716192801

2025年7月15日 (火)

あわや、もう少しで「画竜点睛」になるところ  会報「げんぱつニュース第54号」印刷

「さよなら原発!日光の会」会報「げんぱつニュース第54号」(A4版16頁、7月20日発行)を印刷しました。編集を終えてから、「何かが足りないな?」とー、そう、表紙に全体のテーマを示すのを忘れていたのでした~。で、日光市民活動支援センターで印刷する直前に「第13回総会&記念上映会兼講演会特集」という大見出しを挿入しました。あわや、いわゆる「画竜点睛を欠く」になるところ。発送作業はPhoto_20250716193301 17日(木)に霧降高原の我が家でー

2025年7月14日 (月)

ベランダ菜園にようやく「きゅうり」一本   さっそく本日の食卓を飾る

小雨続きの夏、台風5号接近のニュースを聴きながら、ふとベランダ菜園を見ると、一本だけですが、ようやく「キュウリ」ができていましたー。近くにも三本が生まれたばかりとわかる。とりあえず最初の一本は猿たちに盗られないうちにきょうの食卓へー。夏の昼下がりのごくごく小さな「喜び」です(笑い) Photo_20250714145601 Photo_20250714145602 Photo_20250714145603

2025年7月13日 (日)

わかりやすく図と表の各党「原発政策」  「参院選」7月20日(日)投開票に向けて

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参院選は7月20日(日)の投開票日まで残る5日間。文字通り終盤戦へ。私は昨日、期日前投票を済ませてきた。少し迷ったが、「脱原発」の意中の候補に入れてきました。そこで一度、紹介した「原発」についfoejapanての各党の立ち位置をわかりやすい図や表にしたものをアップすることに。ふだんから連絡を受けており、ZOOMセミナーなどにも参加している国際環境NGO「foejapan」がまとめたものですー(以下です)

<参院選2025>各党マニフェストを比較!【原発・エネルギー編】~各党の特色は? 昨年との違いは?


福島支援と脱原発2025.7.3

投票日を7月20日に控えた参議院議員選挙。7月4日には期日前投票も始まります。「原発・エネルギー」に関して主要各党のマニフェストを比較してみました。



  主な内容 前回マニフェストとの違い
自民  再稼働を進める/次世代革新炉の建設/
核燃料サイクル推進
前回マニフェストを踏襲
立憲 2050年までのできるだけ早い時期に原発ゼロ/新増設は行わない   前回マニフェストにあった「全ての原子力発電所の速やかな停止と廃炉決定」「原発に頼らない地域経済の確立」がなくなり、脱原発色が薄くなった
維新 早期再稼働/審査の効率化/ロードマップの見直し/甲状腺検査の縮小 「民間の責任の有限化」「発電所の内部脅威に対して適格性審査確認制度(セキュリティクリアランス)を設ける」などがなくなり、「蓄電機能の強化」が追加
公明 再稼働を認める/次世代革新炉の開発・設置 「原発依存度を低減」「将来的に原子力発電に依存しない社会をめざす」が削除された
「次世代革新炉の開発・設置に取り組む」が追加された
国民 早期再稼働/審査の合理化・効率化/次世代革新炉の開発・建設/自衛隊による原子力施設の迅速な保護 概ね前回のマニフェスト通り  
共産 原発からの撤退/再稼働・新増設は認めない/核燃料サイクルから直ちに撤退/廃炉ロードマップの見直し/事故の後始末費用は汚染者負担原則で 概ね前回のマニフェスト通り
れいわ 原発即時廃止/官民あわせて200兆円をグリーン産業に投資し250万人の雇用創出/断熱強化などの省エネ/事故被災者への徹底賠償、医療費の減免措置の継続・拡大 概ね前回のマニフェスト通り  
参政 次世代型小型原発や核融合などに国として投資、研究開発を推進/脱・脱炭素政策で再エネ推進を止める/パリ協定離脱 前回のマニフェストにあった「既存原発の活用」がなくなった 
社民 原発ゼロ・自然エネルギー100%の社会へ/汚染水の海洋放出の中止/被災者・避難者の生活保障と被ばく管理 概ね前回のマニフェスト通り
保守 再エネ賦課金の廃止/わが国の持つ優れた火力発電技術の有効活用 (原発については記述なし)  

 

2025年7月12日 (土)

同人誌『序説第32号』「編集後記」出稿   創刊51年目、9月1日発行へ   

創刊51年目の同人誌『序説第32号』(9月1日発行)の原稿の最終締め切りである7月10日(木)に事務局担当なので、「編集後記」を出稿した。直近にトランプ大統領の米軍がイランの核施設に空爆を加えるという事態が起きるなど、このところ驚くべき出来事が次々と。4年目に入ったウクライナ戦争など、その報道を毎日見聞きしている。つまり、我々もいわゆる歴史の生き証人となっているのだ。『序説』そのものが創刊から半世紀を越えている。当然、それぞれ高齢になっている同人たちも私ももう「歴史」そのものに。そう思うことがけっこうあるので、その感慨を背景に「編集後記」にしてみた。

Photo_20250712181201 序説第32号」「「編集後記」

 

昭和、平成、令和を生きてきているので、私たち「序説」同人のだれもがもうほとんど歴史的人間になっている。なにしろ、今回の「序説第32号」にしても、創刊51年目となるのだから。1971年の沖縄返還協定粉砕闘争、ベトナム反戦運動、連合赤軍事件、昭和天皇死去、1995年の阪神大震災と地地下鉄サリン事件、イラク戦争、2011年の福島第一原発事故、東日本大震災、コロナ、ウクライナ戦争、2025年初夏のイラン核施設空爆と、次々と歴史そのものに立ち合っている。ということで、このごろいやがうえにも「歴史」に向き合ってきたな、という思いを抱えるようになっている。そのせいもあり、そのものズバリ、歴史家、国際政治学者であるE・H・カー(エドワード・ハレット・カー、1892年~1982年)の『歴史とは何か』(清水幾太郎訳、岩波新書)を手にした▼この新書は学生時代に一度、手にしているが、半可通だった記憶がある。初版は1962年3月。手元の新書は2025年4月発行で、第96刷。息の長い定番中の定番の新書だ。若者時代から半世紀を経たが、今回も全部は理解できなかった。ただ、全254頁のうち、数少ない「なるほどねー」とほほ納得したというか、すんなり頭に入ってきたのは、第6章「広がる地平線」にある以下のフレーズだ。「科学にせよ、歴史にせよ、社会にせよ、人間現象における進歩というものは、もっぱら、人間が既存の制度の断片的改良を求めるにとどまることなく、理性の名において現存制度に向かって、また、公然たると隠然たるとを問わず、その基礎をなす前提に向かって根本的挑戦を試みるという大胆な覚悟を通して生まれてきたものであります」▼すんなりと読み通してしまいそうなこのフレーズが妙に頭にこびりついたのだが、それはこの文章のキイワードである「進歩」について。それも物事がしだいに望ましい方向に進んでいくという「進歩」という言葉そのものではない。<「進歩」を「変革」に置き換えた場合、確かにそういうことが言えるよね>。そう思えたため。変革とは、物事を根本から変えて新しくすることだ。「変革というものは、その基礎をなす前提に向かって根本的挑戦を試みるという大胆な覚悟を通して生まれてきた」。つまり、根本的、抜本的、徹底的などを指す「ラジカル」という私たちの時代の言葉に置き換えて読めたため。それで思わず気に入った文句だったのだなと思えた▼もともと「序説」は、「戦後の鬼っ子」と呼ばれた半世紀前の怒れる若者たちで創刊している。当然、既成の風潮、制度、体制、つまり、世の中の仕組みに対して、<これはどう考えても根本からおかしいぞ、そのまま認めるわけにいかない>、という気分や構えに満ちていた。そのためにそれこそ「根本的挑戦を試みてきた」という、今では歴史的な時間を共有していた。『歴史とは何か』の「進歩」のフレーズに思わずスパークしたのは、その記憶が今も鮮明だったためだと思う▼「序説」は昨秋の6日間、「序説創刊50周年記念展」を栃木県日光市杉並木公園ギャラリーで開いた。この記念展の連絡に必要だったこともあり、時期を同じくして序説の「ライン」をスタートさせた。このやりとりで特に盛り上がったのが、今号の「あとがき」について連絡を取り合っていた際、話題の中心が「アングラ」に及んだとき。「黒テント」「赤テント」や「浅川マキ」の「ガソリン・アレイ」、さらに「ちあきなおみ」の「夜へ急ぐ人」「紅い花」「黄昏ビギン」などに「いいね」が。「何でみんな若かりし日の話しになると、こうも素直に盛り上がってしまうのか」。そんな言葉も飛び交っていたが、世の中に向けて「変革」を形にしようとしてきた視線、見方、姿勢がこうした「空気」を共にさせてきたのではないか。それを思わせる私たちの「歴史」が次々と引火して「花を咲かせた」夏の一夜だった(黒川 純)

 

2025年7月11日 (金)

え~ホントにこれが描いた絵なのかー   壁面に「裏通り街路」のだまし絵

え~、これほんとに描いたのかー。何度も観てしまった。この構図の説明は「だまし絵もここまでならあっぱれ!」という一言。そうなのか、「だまし絵」なのかーと。ともかく遠近を生かしたにしても、本物の裏通りの街路かと思わせる。facebookにアップされていたこの絵を「霧降文庫」の数少ない読者にも楽しんでもらおうと、アップしますー。と、書いていて、もう一度、よく眺めたが、やはりすごいタッチだなーとPhoto_20250712184901

2025年7月10日 (木)

魅力的だね!八代亜紀の「ワン・レイニーナイト・イン・トウキョウ」  彼女の初JAZZアルバム「夜のアルバム」

Photo_20250712193101 名曲といえば、「ワン・レイニーナイト・イン・トウキョウ」もそう。クラブ歌手出身である八代亜紀のそれがいいなと。彼女の初めてのJAZZアルバム「夜のアルバム」で知った。確か2012年発売だったか、あっという間に発売からもう10年以上も経つのだね。この曲はなんともいえない余韻を感じる曲調なので、好みなのです。八代亜紀や越路吹雪、西田佐知子、日野てる子、それに石原裕次郎もカバーしていたのですね。その名曲を調べようと、ネット検索していたら、「ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー事件」があったことを知りましたー。「そんな曲だったとは」とややびっくり。せっかくなので、ウィキペディアにその記事を以下に紹介します。

ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー事件(ワン・レイニーナイト・イン・トーキョーじけん)とは、1963年に発表された鈴木道明作詞、作曲の歌謡曲『ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー』が、アメリカの作曲家、ハリー・ウォーレンが作曲した、映画『ムーラン・ルージュ』の主題歌『夢破れし並木道(Boulevard of Broken Dreams)』に依拠しているかどうかが争われた事件である。この判決により「偶然の暗合」は著作権侵害にならない、ということがはっきりと示された。また、音楽作品における「剽窃」の要件が、楽理的な同一性と、依拠性の二点であることも示されている。
概要

1963年から1965年にかけて、日野てる子越路吹雪ブレンダ・リー和田弘とマヒナスターズなどといった歌手の歌唱により『ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー』が発表・発売された。この『ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー』の旋律が、自社が管理する楽曲『夢破れし並木道』に類似しているとして、アメリカの音楽出版社、レミック・ミュージック・コーポレーションが、『ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー』の作詞者・作曲者である鈴木道明と、鈴木から著作権の譲渡を受けていた株式会社日音を相手取り、『ワン・レイニーナイト・イン・トーキョー』のレコード販売を東芝音楽工業(現在のユニバーサル ミュージック)ほか数社に許諾して複製させたことが著作権侵害にあたるとして東京地方裁判所に訴訟を提起した[1] 

 

2025年7月 9日 (水)

「広報にっこう」で知り甲状腺エコー検査   7月6日(日)宇都宮会場で日光から2人

甲状腺『日光市での検査が終了してしまったが、こちらの案内を”広報にっこう”に見つけて受診することができ、有難いです』

 エコー検査を実施するのは今回が最後になる宇都宮会場は7月6日(日)、清原地区市民センターで実施された。主催した「関東子ども健康調査支援基金」(事務局・茨城県守谷市)によると、受診したのは計38人。。日光からは2人が受診したが、「広報にっこう6月号」(5月25日発行、2万8千部)の「有料広告」で知った。そのうちの一人はこれまで日光市で受診していた。「
日光市での検査が終了してしまったが、こちらの案内を『広報にっこう』に見つけて受診することができ、有難いです』と感謝していたという。那須塩原会場は10月25日(土)、26日(日)に実施されるが、那須塩原会場についても、「広報にっこう10月号」(9月25日発行)の「有料広告」欄に掲載する予定だ。宇都宮、那須塩原の両会場の「有料広告」は、いずれも「さよなら原発!日光の会」が「橋渡し役」をしている

2025年7月 8日 (火)

「さようなら原発!栃木アクション2025」は11月15日(土)  メインスピーカーに環境学者の飯田哲也さん

Photo_20250712225901 今秋の「さようなら原発!栃木アクション2025」は、11月15日(土)に開催することが決まりました。当日の集合場所は例年どおり、宇都宮城址公園です。メイスーカーは「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也(いいだ・てつなり)さんです(写真は昨年11月の「栃木アクション2024」の宇都宮市内パレード、先頭はメインスピーカーを務めた樋口英明・元福井地裁裁判長ら)。

大いなる自然エネルギーの世界を描いたドキュメンタリー映画『日本と再生 光と風のギガワット作戦』(2017年、100分)は、河合弘之弁護士が監督・制作した作品ですが、この映画を企画・監修したのが、飯田哲也さんです。この作品は「栃木アクション」の以前のプレ企画で上映しており、飯田さんは、私たちにもなじみがある環境学者です

以下に飯田さんのプロフィールを紹介します

(「環境エネルギー政策研究所」HPから)。

1959年、山口県生まれ。京都大学大学院工学研究

科原子核工学専攻修了。東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、先進的かつ現実的な政策提言と積極的な活動や発言により、日本政府や東京都など地方自治体のエネルギー政策に大きな影響力を与えている。

福島第一原発事故発生以降は、経済産業省資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員(〜2013年)や、内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委員(〜2012年)など、政府や地方自治体の委員を歴任した。2014年より一般社団法人 全国ご当地エネルギー協会 事務総長をつとめ、地域からのエネルギーシフトを進めるために全国を奔走中。

主著に『エネルギー進化論』)ちくま新書、『エネルギー政策のイノベーション』(学芸出版社)、北欧のエネルギーデモクラシー』、共著に『「原子力ムラ」を超えて~ポスト福島のエネルギー政策』(NHK出版)、『原発社会からの離脱―自然エネルギーと共同体自治にむけて』 (講談社現代新書)、『今こそ、エネルギーシフト』(岩波ブックレット)など多数。

 

 

2025年7月 7日 (月)

掘り出した「じゃがいも」をその日のうちに  栃木県営日光だいや川公園体験農園で

「きたあかり」「男爵」「舟石芋」ー。県営日光だいや川公園体験農園のじゃがいも収穫。きょう7日(月)がその日であることをころっと忘れていた(年齢のせいもあるかもーヤバイー)。「始まっているよ〰️」、参加者の友だちからの電話で慌てて農園へ。大遅刻でなんとか参加。じゃがいも堀りをしたのは30分ほど。でも収穫は均等に。感謝しつつ、さっそく昼飯に「新じゃが」を味わいました。マヨネーズと醤油を用意ー。ほかほかのじゃがいも、「美味しい」ー。 Photo_20250708001701 Photo_20250708001703 Photo_20250708001702

2025年7月 4日 (金)

原発・エネルギーの各党マニフェストを比較  「参院選2025」Foejapanがアップ  

「物事を判断するに、一票を投じるときに、これは大いに役に立つ」、ということで、「参院選2025」各党マニフェストの比較をまとめた国際環境NGO 「Foejapan」の解説をBLOGに転載します。以下はそのFoejapanの提供ですー。Photo_20250704233801

<参院選2025>各党マニフェストを比較!【原発・エネルギー編】~各党の特色は? 昨年との違いは?


福島支援と脱原発2025.7.3

投票日を7月20日に控えた参議院議員選挙。7月4日には期日前投票も始まります。「原発・エネルギー」に関して主要各党のマニフェストを比較してみました。



  主な内容 前回マニフェストとの違い
自民  再稼働を進める/次世代革新炉の建設/
核燃料サイクル推進
前回マニフェストを踏襲
立憲 2050年までのできるだけ早い時期に原発ゼロ/新増設は行わない   前回マニフェストにあった「全ての原子力発電所の速やかな停止と廃炉決定」「原発に頼らない地域経済の確立」がなくなり、脱原発色が薄くなった
維新 早期再稼働/審査の効率化/ロードマップの見直し/甲状腺検査の縮小 「民間の責任の有限化」「発電所の内部脅威に対して適格性審査確認制度(セキュリティクリアランス)を設ける」などがなくなり、「蓄電機能の強化」が追加
公明 再稼働を認める/次世代革新炉の開発・設置 「原発依存度を低減」「将来的に原子力発電に依存しない社会をめざす」が削除された
「次世代革新炉の開発・設置に取り組む」が追加された
国民 早期再稼働/審査の合理化・効率化/次世代革新炉の開発・建設/自衛隊による原子力施設の迅速な保護 概ね前回のマニフェスト通り  
共産 原発からの撤退/再稼働・新増設は認めない/核燃料サイクルから直ちに撤退/廃炉ロードマップの見直し/事故の後始末費用は汚染者負担原則で 概ね前回のマニフェスト通り
れいわ 原発即時廃止/官民あわせて200兆円をグリーン産業に投資し250万人の雇用創出/断熱強化などの省エネ/事故被災者への徹底賠償、医療費の減免措置の継続・拡大 概ね前回のマニフェスト通り  
参政 次世代型小型原発や核融合などに国として投資、研究開発を推進/脱・脱炭素政策で再エネ推進を止める/パリ協定離脱 前回のマニフェストにあった「既存原発の活用」がなくなった 
社民 原発ゼロ・自然エネルギー100%の社会へ/汚染水の海洋放出の中止/被災者・避難者の生活保障と被ばく管理 概ね前回のマニフェスト通り
保守 再エネ賦課金の廃止/わが国の持つ優れた火力発電技術の有効活用 (原発については記述なし)  

「核」と「原発」がよりリアルな世界に  「広島の消えた日ー被曝軍医の証言」を図書館から

Photo_20250704000701  同人誌「序説第32号」に向けて、「核」と「原発」がよりリアルな世界にーという仮題で書き進めているが(見込み1万2千字)、手元にあった肥田舜太郎さんの本がないー。仕方がないので、昨日、日光図書館へ。日光の蔵書は約40万冊というが、肥田さんの「広島の消えた日ー被曝軍医の証言」がない。検索で県立図書館にあることがわかった。依頼すると、7月4日(金)には届くという。その際は連絡をいただけることに。ありがたいと思ったが、40万冊もあって、この名著がないとはーとも。ともあれ、4日には読めることになるだろう。書きかけの以下の部分を完成させることができそうだ。なにしろ、「身も凍る」肥田さんの投下直後の光景を肥田さんを通じて伝えたいとー。




















 広島原爆投下当時、陸軍広島病院の軍医中尉だった肥田舜太郎さん(1917年~2017年)は、原爆投下前夜、急患のため、郊外に往診に行っていた。そのため、奇跡的に助かっているが、それから広島中心部へ向かうが、そのとき逃れてくる被爆者たちの惨状についての描写はなんとも目をそむけたくなるむごいものだ。肥田さんは現地で治療にあたり、その後、6千人を超える被爆者を診察してきた被爆医。日本被団協原爆被爆者中央相談所理事長などを務めていた。

 広島の惨状などは著書『広島の消えた日―被爆軍医の証言』(1982年5月 日中出版)『同 増補新版』(2010年3月 影書房)に詳しく。広島原爆については『黒い雨』(井伏鱒二 新潮文庫)が広く知られているが、最近でも『「黒い雨」訴訟』(集英社新書 小山美砂 2022年7月)といった労作も発刊されている。だが、この肥田さんの「報告」のような生々しい文章に出会ったのは初めて。

(「広島の消えた日」から)

 「身も凍る」という言い方があるが、読みながらそう感じたそんな見聞だ。肥田さんは、2005年に脱原発ドキュメンタリー映画『ミツバチの羽音と地球の回転』などの監督で知られる鎌仲ひとみさんとの共著『内部被曝の脅威 原爆から劣化ウラン弾まで』(ちくま新書)も著している。

 2011年3月11日の福島第一原発事故を受けて、その肥田さんに日光で講演してもらおうと、「さよなら原発!日光の会」で企画を立てていたことがある。ほんとに直前になって、肥田さんが体調不良のため講演をキャンセルせざるを得なかった。肥田さんの代役に「非電化工房」主宰の藤村靖之さんを依頼した。藤村さんは「肥田さんの代役ならば、引き受けざるを得ないね」と、快諾してくれた。

 ただ、その後、足利のJAZZ喫茶「オーネット」主催で、確か足利市民会館だったか、肥田さんの講演会が開かれた。閑話休題風に言うと、学生時代、私は半年間、この「オーネット」のアルバイトをしていた。週末のJAZZ演奏会、「熱海殺人事件」などの演劇、写真展、絵画展、詩画展、深夜のダンスパーティや英会話教室など、いわばもうひとつの「私の大学」だった。

 この講演では、「オーネット」のママの「きぃちゃん」(故人)を「序説」準同人で若い時から知り合い、長く親しい友人だった嶋田泰治さん(故人)が大いに手助けしていたことを聞かされている(嶋田さんとは足利のキリスト教会の一室を借りた読書会で『ヒューマニズムとテロル』(メルロー・ポンティ)などを読み合った思い出がある)講演後の肥田さんを囲んだ「オーネット」の懇親会で肥田さんに「日光で講演して欲しかったのですが、残念ですー」「いや、あのときは申し訳ない」などと、にこやかに会話した貴重な時間を過ごしている。

 その肥田さんは2017年に「100歳」で亡くなっているが、肥田さんの『広島の消えた日―被曝軍医の証言』は、今も記憶に鮮明だ。私が「核兵器禁止条約」に全面的に賛同している確信の大きなひとつが、この本の影響があるぐらいだ。それから80年後の2025年に米国大統領が広島・長崎を引き合いにイラン核施設への攻撃を正当化するとはー。















 

2025年7月 3日 (木)

次々と歴史に立ち合ってきたのでー  第96刷の岩波新書「歴史とは何か」を読む

 昭和、平成、令和を生きてきているので、もう歴史的人間になったという自覚がある。阪神大震災、福島第一原発事故、東日本大震災、コロナ、ウクライナ戦争、イラン核施設空爆と、次々と歴史そのものに立ち合っている。なので、改めて高名な「歴史とは何か」(岩波新書)を読もうと。学生時代に一度、手にしているが、歯が立たなかった記憶がある。それから半世紀後、<この年になったのだから、もう理解できるだろう>。そう思ったが、やはり、今回も全部は理解できず、ほぼ半可通だった。

 全254頁のうち、数少ない「なるほどねー」とほほ納得したのは、第6章「広がる地平線」222頁~223頁にある以下のフレーズだ。

科学にせよ、歴史にせよ、社会にせよ、人間現象における進歩というものは、もっぱら、人間が既存の制度の断片的改良を求めるにとどまることなく、理性の名において現存制度に向かって、また、公然たると隠然たるをとわず問わず、その基礎をなす前提に向かって根本的挑戦を試みるという大胆な覚悟を通して生まれてきたものであります。

 この新書では、歴史上の人物として、ヘーゲル、マルクス、フロイトの3人を何度も登場させているが、フロイトはそうではないがePhoto_20250703191501 、ヘーゲルやマルクスには批判的な論調だ。ウィキペディアによると、親ソ派だったが、ススターリンの恐怖政治が明らかになると、ソ連に「敵対的」になったとある。そういう経過を知ると、カーの論述もわからないではない。

カーだから手にしたのではなく、60安保で知られた論客、清水幾太郎が翻訳しているということで、若いときも今回も読もうとした。今回はたまたま日光今市の書店で積まれていたので、手を伸ばした。チェックすると、初版は1962年3月。手元にある2025年4月の発行版は第96刷ー。<えー、96刷も!>。とびっくり。すでに60年以上も経過しているとは。息の長い定番の新書であることがわかる。オビも「いつ読んでも新しい。この一冊から読む岩波新書」とある。

ウィキペディアからー。

歴史とは何か

歴史とは何か』の第一講で述べられた「歴史とは、歴史家とその事実のあいだの相互作用の絶えまないプロセスであり、現在と過去のあいだの終わりのない対話なのです("an unending dialogue between the present and the past.")」というフレーズは、日本でも世界でもしばしば引用され再論されている。言語論的転回後のポストモダン期にも、R. J. エヴァンズ『歴史学の擁護』(1999)を受けて、あらためて議論されている[4]

 カーは同書において、「プロレタリア革命は階級なき社会という究極の目的を実現する」というマルクス予言について、歴史の終わりという想定は、神学者のような終末論的な響きがあり、歴史の外にゴールを想定する錯誤へ立ち戻るものであると批判する[5]。カーは、マルクスは、世界の見方を根本的に変えたダーウィンとフロイトのような偉大な思想家であるが、だからといって、彼らの言葉が一字一句まで福音(絶対の真理)のように受け止められねばならないということではないし、その後発見や思想が彼らによってすでに予見されていたということでもないという[6]。カーは、1935年頃からソ連スターリン体制の恐怖政治について明らかになると、自分が熱狂的な新ソ派だった分、幻滅と嫌悪は強烈となり、ソ連に対してきわめて敵対的になり、イギリス共産党にもまったく期待できなくなったと語っている[7]

 カーは、「わたしのユートピアは、「社会主義的」と呼ぶべきもので、この限りでわたしはマルクス主義的である。しかし、マルクスは社会主義の内容を若干のユートピア的フレーズ以外では明確にしていない。わたしとて、それはできない。しかしながら、その内実がどんなものであろうと、西洋のプロレタリアートは西洋のブルジョワ資本主義の末裔であり、次の段階の世界革命の担い手とみなすことはできない。そう考える点で、私は一個のマルクス主義者ではない」と語っている[8]

2025年7月 2日 (水)

確かにそんなことがあるあるー  4コマ漫画「ののちゃん」第9919回

毎日楽しみにしている朝日新聞の連載漫画「ののちゃん」(いしいひさいち)。なんと「9919回」(今秋には1万回の大台へ)。きょう2日(水)は、ラップにまつわる展開ー。「確かにあるあるーワハハ」と。私もそんなことがあるので、いつも以上に笑えPhoto_20250702131701 た。今回のひとひねりある落ちといい、よく思うが、いしいひさいちは「ほとんど天才だなー」と。

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