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2025年8月19日 (火)

戦後80年 戦争テーマの展示会   栃木県内各地の催しを紹介

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(ネットの画像 1945年7月12日深夜、Bー29による宇都宮大空襲)

8月15日以前に記事にして欲しかったが、それにしても、この時期ならではの紹介だろう。「戦後80年、栃木県内でも戦争展が多数開催 企画担当者に思いを聞く」。朝日新聞が8月19日栃木版で紹介している。以下はその転用で

 戦後80年を節目に戦争をテーマにした展示会が県内で盛んに開かれている。展示する側はどんな思いなのか。県立博物館で「とちぎ戦後80年 いま、おやと子で知る軍隊・戦争と栃木」を企画した、特別研究員の小柳真弓さんに聞いた。

 小柳さんは「実はコロナ禍で、戦争に関わる品々の寄贈がとても増えていたことがきっかけの一つ」という。外出を控えた高齢者を中心に家の中の整理が進んだ結果、戦争に関わる書類や軍刀、記念の杯、軍馬調教用の馬具など様々な寄贈の申し出があったという。「これほど集まるなら展示会ができると思った」

 県内には公的機関によって集められ、裏付けのある情報に基づいた戦争資料を展示する常設の施設はない。「展示が始まり、実物を見たいと思っている方がとても多いことが分かった」という。

 県立博物館の今回の展示は、宇都宮空襲だけに焦点を当てるのではなく、明治期の宇都宮の「軍都」の成り立ちから掘り下げた。「なぜ空襲にあったのか。背景や文脈も伝えたかった」という。

 見学者にどう見てもらいたいか。「今も戦争があり世界情勢が動いている。過去の時代を振り返り、今の時代に理性的に考え、行動する際の判断基準や材料にできるのでは」と話す。「戦争は白か黒かではない。市民や軍人の目線、文化・芸術への影響など、いろんな立場や角度で見てもらいたい」

 戦争体験や被害の語り部が少なくなりつつあるが、「語り部の方たちは二度と戦争を繰り返さないという思いで語る。私たちも、記録や資料を残すのは同じ思いだ。モノに語ってもらってその時代の空気を感じてもらうことで、そういう思いも伝わると思う」。

 

 

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