手が出ないので図書館で借ります 魅力的な「縄文 革命とナショナリズム」(中島岳志)
本の広告で私も気になっていたが、ともだちも推薦していた中島岳志の「縄文 革命とナショナリズム」(太田出版、2025年6月26日発売)ー。定価が定価なので、図書館で借りようと。日光の図書館を検索したが、なさそう。では、栃木県内図書館横断検索だと。これは初めて試したが、すぐに宇都宮、小山、那須塩原、益子の4館にあるという。日光図書館に送ってもらう方法を使うことに。ただし、この方法だと、それなりに日数がかかるのが難点だがー。9月20日(土)の朝日新聞書評欄の酒井啓子さんの書評もそれなりに読ませるが、「本やタウン」にある本の紹介はさらに興味深い。目次では、岡本太郎、柳宗悦、吉本隆明、島尾敏雄、上山春平、梅原猛、太田竜などが。これは私にぴったり。自分のフィールドにある人たちが大半だから。中島岳志は大仏次郎賞である「中村屋のボース」などを読み、その視点は確かだ。現代社会の最前線で発言している。その彼が終章で参政党を登場させていることも含め、読みがいのある著書だろうと思う。
« 四コマ漫画「ののちゃん」がだいたい1万回― 何事も「テキトー」な藤原センセがいいね! | トップページ | チェ・スーシンさんはドキュメンタリー作家 「緑色公民行動聯盟」事務局長はあの監督だったー »
「「霧降文庫」」カテゴリの記事
- 「飢餓という暴力の歴史をたどる」 現代世界と切り結ぶ『食権力の現代史』(2025.11.08)
- 「恐怖」の楳図かずおさんの「漂流教室」 代表作の解説は川本三郎さん(2025.11.07)
- 「霧降文庫」、今季はあと一カ月 12月から恒例の「冬季休業」へ(2025.11.02)
- 首里城正殿ついに姿現す(沖縄タイムス) 火災からもう6年なのだねー(2025.11.01)
- 「滄海よ眠れ」が新装版文庫5巻で毎日文庫から 澤地久枝さんの「ミッドウェー海戦の生と死」(2025.10.31)
« 四コマ漫画「ののちゃん」がだいたい1万回― 何事も「テキトー」な藤原センセがいいね! | トップページ | チェ・スーシンさんはドキュメンタリー作家 「緑色公民行動聯盟」事務局長はあの監督だったー »


コメント