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2025年10月

2025年10月31日 (金)

「滄海よ眠れ」が新装版文庫5巻で毎日文庫から  澤地久枝さんの「ミッドウェー海戦の生と死」

『滄海(うみ)よ眠れ ─ミッドウェー海戦の生と死』-私が読んだのは、文庫3巻本だったが、今度は文庫5巻本で「新装版」で。尊敬する澤地久枝さんの大作。米国の死者宅での取材が特に印象に残っている。まさしく「ミッドウェー海戦の生と死」です。twitterにアップされていたのを読み、思わず、facebookへー。さらにPhoto_20251030234801


(以下はTwitterから)
筑摩書房@chikumashobo
澤地久枝さんの『新装版 滄海よ眠れ ─ミッドウェー海戦の生と死』(全五巻)が、毎日文庫より発売されました。日米3418名の戦死者の生と死、彼らの遺族の思いを執念の取材ですくい上げた、澤地さん畢生の大作。戦争ノンフィクションの金字塔として、復刊が長らく待ち望まれていたシリーズです。

筑摩書房では、貴重な第二次世界大戦資料であり、『滄海よ眠れ』の補巻にもあたる『記録 ミッドウェー海戦』を、ちくま学芸文庫より刊行しています。
戦後80年がたった今年、両作品を多くの方に読んでいただけることを願っています。

「『滄海よ眠れ』と本書によって、わたしはミッドウェー海戦の戦死者とその家族の祈りを読者の手に託す。」(『記録 ミッドウェー海戦』「あとがき」より)

『記録 ミッドウェー海戦』特設サイトでは、澤地さんのインタビュー動画や、加藤陽子さんによる書評をご覧いただけます。

 

2025年10月30日 (木)

全自動洗濯機(2020年製)2500円で   「ハイアール」を「ジモティー」経由で

全自動洗濯機「ハイアール 2020年製」(洗濯容量5・5㌔)=2500円で。我が家の洗濯機(洗濯容量7・0㌔)がダウンし、「売ります・買います」の「ジモティー」経由で求めました(「ジモティーに登録しているともだち経由で。私もこの機会に登録をしたばかりです)日光市内で引き取りに行きました。ネット検索すると、楽天やヤフーの中古製品でもPhoto_20251030175902 Photo_20251030175901 1万5千円~2万円はする。日光で8年暮らしたが、関西に11月2日にも引っ越すために出品したという。ほとんどただみたいな値段なので、名物の「甚五郎せんべい」をお土産にして渡した。設置も簡単に終え始動させるとうまく機能。この1週間は手洗いで苦労していたので、ほっと。「いやはや、洗濯機は大事だね」と思ったことでしたー。

2025年10月29日 (水)

野菜天ぷらが上手くできたで賞~~  きょうの昼飯の「野菜天うどん」

「野菜天うどん」がよくできたで賞。それを上げたい気分です。讃岐うどんにあげ茄子を基本に。冷奴、生姜、ゆで玉子ー、「霧降文庫」の定番の昼飯だ。ただし、きょうは野菜天ぷらがふだん以上になんだか上手くできた。なので、小さくにっこりしながら、いただきました Photo_20251029224301 Photo_20251029224501

2025年10月28日 (火)

「ヤマト王権」に関心がありー    邪馬台国や卑弥呼などの「新・古代史」へ



Photo_20251028135401 ヤマト王権とは?ー。AIの回答によると、3世紀から7世紀の古墳時代に形成され、日本の「統一」を推し進め、政治機構を確立した、とある。「ふーむ」と。ということで最新の「新・古代史」(NHK出版新書)を注文したところ。「謎に満ちた日本古代史」を知りたい。松本清張の「古代史疑」に思わず手にしてしまうのもこの流れかー。それにしても邪馬台国論争に代表される古代史は謎が多いことでさまざまなに惹きつけるのだろうね。

(以下は、ネットのAIの回答、この新書の「本やタウン」HPの紹介です)

ヤマト王権は主に古墳時代に存在した政治勢力です。

  • 時代区分 ヤマト王権は、3世紀半ばから7世紀初頭にかけての古墳時代に形成され、日本の統一を推し進め、政治機構を確立しました。
  • 成立 大和(現在の奈良県)の地に誕生した豪族連合によって成立したとされています。
  • 呼称 ヤマト王権の首長は「ヒコ(彦)」「ワケ(別)」、そして「オホキミ(大王)」などと呼ばれていました。
  • 古墳との関連 古墳時代には、ヤマト王権の権力を示す巨大な前方後円墳が日本各地に造られました。
  • 天皇の確立 この時代に天皇の地位が確立され、現在の天皇主権の基礎が築かれたと考えられています
  • 実在した可能性のある天皇 崇神天皇は、ヤマト王権の基盤を整えたとされる天皇で、考古学的には3世紀後半から4世紀前半に実在した可能性が指摘されています。


第1章 邪馬台国と古代中国  
第2章 最新研究で迫る邪馬台国連合  
第3章 漢王朝の崩壊と「倭国大乱」す    
第4章 卑弥呼×三国志──知られざるグローバル戦略
第5章 卑弥呼の最期と歴史の断絶
第6章 「空白の四世紀」に何が起きたのか
第7章 ヤマト王権と朝鮮半島情勢
第8章 激動の東アジアと倭の五王
第9章 「日本」はいかに誕生したか Photo_20251028131601ひみ

2025年10月27日 (月)

メロディアスで美しい音色の温かいJAZZ  解説どおりの「ピム・ヤコブス・トリオ」

非常にシンプルでメロディアスな美しい音色の温かいムードを漂わすー。解説のその文句がそのままの演奏だね。何気なく聴いていたら、解説を読みたくなった。最近の演奏ではなく、1982年録音。オランダの「ピム・ヤコブス・トリオ」ー。「枯葉」など8曲。いいピアニストだねと思っていたら、1996年に62歳で病死とある。偲びつつ今夜は彼らトリオの演奏を改めて聴こう。 Photo_20251027225701 Photo_20251027225702

2025年10月26日 (日)

中年猟師の執念と矜持を描いた「羆」(ひぐま)へ    北海道の開拓村を襲った「熊嵐」に続いて

大正時代に北海道の開拓村を襲った体重383㌔の巨大な人食い熊。人肉を求めて開拓村を荒らし回るその熊を退治するため応援の警察官や開拓民などに編成された「人食い熊の退治集団」。だが、その大集団は実際にはあてにならず、嫌われ者の一人の老猟師が冷静にその熊を仕留める。陰惨な騒動をドキュメンタリータッチで描いた「熊嵐」(吉村昭 新潮文庫)。背筋が凍りながら読み終えたところで、吉村昭には「羆」(ひぐま)という熊もテーマにした文庫本もあることを知った。この文庫化はもうかれこれ数十年も前のようだ。だが、きょう10月26日(日)の朝日新聞は一面トップで「クマ被害 人里に拡大」の記事を掲載。マスコミが大々的に報じるなど、熊に対する社会の関心はにわかに高まっている。いわば「令和の熊騒動」。これを受けて、いずれも新潮文庫の「熊嵐」も「羆」も再び広く読まれるようになるかもしれない。

(以下は「本やタウン」の本の紹介です)

愛する若妻を殺した羆を追って雪山深く分け入る中年猟師の執念と矜持を描いた表題作。会社勤めをやめて蘭鋳(らんちゅうの飼育と交配に熱中する病的なほどに潔癖な男の内面を浮き彫りにした「蘭鋳」。隻眼ながら圧倒的な強さを誇る王者黒駒に銘鶏正宗を擁して凄惨な闘いを挑む軍鶏師の鬱屈した心情を描く「軍鶏」。生き物の生態や習性の綿密な取材に基づいて、生き様と人間のかかわりを探る5編。 Photo_20251026224001

2025年10月25日 (土)

北海道の開拓村を襲った巨大熊   一気に読んだ『熊嵐』(吉村昭)

殺されたり、大けがを負ったり。今や、毎日のように報道されている熊による被害や目撃情報。もともと以前から読もうと思いつつ手にできなかった吉村昭の「熊嵐」(新潮文庫)-。それも体長2・7㍍、383㌔という巨大熊による6人殺し、それも人を食い殺し、人肉に味をしめ、各家を荒らし回るという恐ろしい実話から。そこには妊婦や幼い子どもも惨劇に。怖さもの見たさなのか、一気に読んでしまいました。吉村昭が愛読書である日光のともだちの一人は「吉村昭を最初に読んだのが『熊嵐』だったよ」と(私は『漂流』が最初で、それから『長英逃亡』や『大黒屋光太夫 』『零式戦闘機』『戦艦武蔵』『桜田門外ノ変』『プリズンの満月』『総員起こし』など次々と)。一気読みしたのは、熊打ちの名人だが、頑固な老猟師と巨大羆が「対決」していくクライマックスを知りたくて。物語はそこに至る開拓村の悲劇、惨状、開拓村の区長、指揮をとる警察官や近郊から駆けつけた開拓民たちなど100人、200人単位の「人食い熊の退治集団」の行動、思念、思惑、恐怖、判断が中心だ。結末はあっという間だが、読み終えても、恐怖の余韻が残る。「解説」をかつては山田太一・向田邦子と合わせて「シナリオライター御三家」と呼ばれ たという「北の国」からの倉田聰が担当している。それが、意外だった。いや、そうでもないか。北海道富良野に移り住んだ倉本なので、そういえば、解説の担当としては適切なのかも。

(以下は「本やタウン」の本の説明から)

北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現!日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音…。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する

 

Photo_20251025233201 北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現!日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音…。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。

2025年10月24日 (金)

意外に体力を消耗する薪割り作業    休み休みの2時間なのだが~

Photo_20251024180903 曇り空の本日、10月24日(金)はかなり真面目に薪割り作業でした。午後の二時間だが、合間に「カフェオレ」をとるなど休み休み~。道具は、軍手にチェーンソー、混合ガソリンとチェーンソーオイル、台車、タガネに斧、それにタオルとごみ袋ー。たいした作業ではないが、それでも意外に体力を消耗。否応なしにお年寄りを実感させる薪割り時間ですー。 Photo_20251024180901 Photo_20251024180902

2025年10月23日 (木)

えっ!こんな地域情報サイトがあったのか~  「ジモティー」で洗濯機を2500円で

 

長く使っていた我が家の洗濯機(標準容量7、0㌔、標準水量55㍑)がダウン~。毎日のようにお世話になっている。でも、手軽な値段で入手できないか?。中古品情報サイト「メルカリ」は知っているが、友人に相談したところ、地域情報サイト「ジモティー」の情報を紹介された。そのなかで日光市内で「引っ越しするので手放すことに」という情報が。2020年の洗濯機(5、5㌔)が、なんとー「2500円」(びっくり!こんなに安くていいのかな?)。とにかく生活必需品なので、すぐに連絡へ。すると、来週30日(木)に直接、受け取りに行くことに。今回は洗濯機をゲットすることにしたが、ほかにも必要なときは「ジモティー」の世話になるかも。ともあれ私もこの地域情報サイトに登録しようと思う。HPによると、「月間1000万人」が利用しているとある。かなり知られている情報サイトらしいが、私は今回、初めて知りましたー。

(以下は、「ジモティー」HPから)

Mission

域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ 今、この瞬間に誰でも簡単に近くの人に情報を送り届けられる。今、この瞬間に誰でもワクワクするような楽しい地域情報に巡り合える。ジモティーの使命は人と人の「ありがとう」をつなげて、地域をもっと近くにすること。

Services

ジモティJmtylogo2

「ジモティー」は、様々な情報を都道府県別や市区町村別に一覧化した情報サイトです。ジモティーでは「売ります・あげます情報」「不動産情報」「求人情報」等のカテゴリー別に、利用者の目的に応じて分類された情報が掲載され、利用者は無料で情報交換をすることが可能です。利用者同士が手渡しで取引が可能な品物や利用者の地元の情報が多く掲載されていること、利用料が無料であることから、誰でも簡単に利用できるサービスとして、月間で約1,000万人の方々に利用されています。

ジモティースポット                                                

ジモティースポットは、まだ使えるけれど不要になった品物を、地域のコミュニティ内で気軽に譲り合えるサービスです。・不要品をお持ちの方は、ジモティースポットに持ち込むだけで、必要としている方へ無料で譲渡できます。・譲り受けを希望される方は、ジモティー上で掲載されている品物情報をチェックし、ジモティースポットでお得な価格(中には0円の場合も)で購入できます。地域の皆さま同士で、モノを有効活用できる仕組みです。

 

2025年10月22日 (水)

「改めて核 原子力 被ばく」   原子力資料情報室が全3回の連続講座

原子力資料情報室 全3回の連続ウェビナー「原爆投下80年 改めて核/原子力利用と被ばく」(10月30日~11月26日)について案内します。とくに第3回講座「核の利用をめぐる帝国主義および植民地支配構造ー、福島のフィールドワークを通して、それが福島原発事故においてもどのように作動しているのか」、これはなかなかいいテーマだなと。(以下は、原子力資料情報室HPから)

 2025/10/30  2025/11/26

原子力資料情報室連続ウェビナー「原爆投下80年 改めて核/原子力利用と被ばくにつ

いて考える」

2025/10/21

 19458月に米国により広島と長崎に原爆が投下されてから80年が経ちました。数多くの人が犠牲になり、生き残った人々は今もなお被ばくの後遺症に苦しんでいます。核廃絶の宿願はいまだ果たされていないだけでなく、被ばく者の十分な救済や尊厳の回復も道半ばです。原爆投下80年という区切りを迎える中、原子力資料情報室は3回に分けて、連続ウェビナーを開催します。核兵器開発と原子力発電は根底では結びついていること、放射線被ばくの真相が権力構造の中で見えにくくされていること、純粋な原子力の平和利用などなく、核のエネルギーをめぐって歴史的に植民地主義的な支配構造が存在してきたことなど核と原発について今一度根本的に省察する場にしたいと思います。

 第1回は、当室事務局長であり原子力小委員会の委員も務める松久保肇が、核燃料サイクルやプルトニウム利用の問題点について詳しく話します。防衛省の有識者会議における原子力潜水艦の導入検討という最新の動向についても触れる予定です。

 第2回は、ジャーナリストの小山美砂さんをお招きします。長年取材されてきた黒い雨裁判や内部被ばく軽視の問題点やそれらが福島原発事故被害とどう関連してくるのか解説していただきます。また「被ばく『封じ込め』の正体」や「気象学者 増田善信」などの最新刊に収められている最新の取材情報についても聞くことができる回になると思います。

 第3回は、ニューヨーク市立大学非常勤講師の福井朋生さんをお招きします。福井さんは博士論文で、核の利用をめぐる帝国主義および植民地支配構造について研究し、福島のフィールドワークを通して、それが福島原発事故においてもどのように作動しているのか分析されました。その内容をわかりやすくお話して頂きます。

ぜひお申し込みの上、ご参加ください。

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〇第1回:核燃料サイクルと原子力の平和的利用という虚像

■ 日時:20251030()15001610

■ 講師:松久保肇(原子力資料情報室、原子力小委員会委員)

■ 定員:500人(ZOOMによるオンラインセミナー)

■ 参加費:無料(ご寄付を歓迎いたします cnic.jp/support/donation

■ 申し込み:us02web.zoom.us/webinar/register/WN_VlKv-DI3SMyk0bcm7iBrSQ

■資料:後日掲載

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〇第2回:黒い雨裁判から見えてくる被ばくの「封じ込め」

■ 日時:20251113()14001520

■ 講師:小山美砂さん(ジャーナリスト)

■ 定員:500人(ZOOMによるオンラインセミナー)

■ 参加費:無料(ご寄付を歓迎いたします cnic.jp/support/donation

■ 申し込み:us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Mjbb1RvFRgGZV2jvaugulw

■ 資料:後日掲載

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〇第3回:核をめぐる植民地支配構造と福島原発事故

■ 日時:20251126()103011:50(日本時間)

■ 講師:福井朋生さん(ニューヨーク市立大学非常勤講師)

■ 定員:500人(ZOOMによるオンラインセミナー)

■ 参加費:無料(ご寄付を歓迎いたします cnic.jp/support/donation

■ 申し込み:us02web.zoom.us/webinar/register/WN_zjeUUR9mSQSNDF7qsZxt6Q

■ 資料:後日掲載

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※当日はZOOMで配信を行います。

※当日ご参加できない方も、後日録画映像をご覧になれます。

※コロナ感染拡大等、諸事情により内容の変更や中止もありえます。あらかじめご了

承ください。

■主催・お問合せ:原子力資料情報室(CNIChttps://cnic.jp/

 

2025年10月21日 (火)

久しぶりに日光市営温泉「やしお湯」へ  市内の高齢者に優しい温泉料金

かなり久しぶりに思い立って、日光市営温泉「やしお湯」へ。霧降高原の自宅からマイカーで片道20分ほどの山間に。よっぽど時間がないと行かないが、この日は別。10月19日(日)の台湾脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」上映会も無事に終えたことで、その気に。広い浴場とほどよい熱さの温泉が私に合っている。常連、ハイカー、外国人ーと、いつもならだいたいかなり混んでいる。だが、この夕の大浴場は2~3人だけ。眼を閉じてじっくり湯につかっているうちに広い浴場に一人だった時間も。「極楽、極楽ー」と、そんなつぶやきが出そうだった。その利用料金ー、日光市民65歳以上は「200円」。高齢者は手軽な負担で温泉が楽しめる。ただし、確か、料金値上げが検討されている。最近になってそんな記事を読んだ覚えがあるが、さて?どうなるかー。

 

Photo_20251021205301 日光宇都宮道路・清滝インターチェンジにほど近い、ひっそりとした谷あいに立つ温泉施設。大きな窓ガラスから陽光が差し込む明るい屋内には、横長の広々とした大浴場があり、石組みされた露天風呂からは、垣根越しに森林と山並みが見渡せます。無色透明のとろりとした湯はアルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)で、肌がつるつるになると女性に評判です。主に神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、冷え症等に効果があります。

利用料



やしおの湯利用料一覧
区分 市民 市民以外
中学生以上64歳以下 300円 700円
65歳以上 200円 700円
小学生 150円 350円
乳児及び幼児(小学校就学前) 無料 無料

「日光市営やしおの湯」と書かれ、ピンク色の花が描かれているやしおの湯のロゴ
建物の周りに植木が植えられ、玄関入口前には手すりが設置された階段があり、白系の外壁に黒い屋根のやしおの湯の外観写真


L字型のお風呂が浴場一面に設置されており、目隠し用の竹の柵がされた庭も見渡せるようになっている大浴場の写真

大浴場

目隠し用の竹の柵が設置された施設内の庭を背景に女性二人が手すりのついた円形の泡風呂に入浴している写真

泡風呂(女性のみ)

目隠し用の竹の柵が設置された施設内の庭を背景にタオルを巻いた女性二人が、屋外に設置され大きな石が置かれた露天風呂に入浴しカメラに向かって微笑んでいる写真

露天風呂




やしおの湯の施設情報
営業時間

午前10時~午後9時(入館は午後8時30分まで)

但し、1月3日は正午から午後5時まで営業(入館は午後4時30分まで)

休業日

毎週木曜日(木曜日が祝日の場合は翌金曜日)
年末年始(12月30日~翌年1月2日)

喫煙について 館内は全面禁煙です。
館外の所定の場所での喫煙に協力してください。

問い合わせ


温泉保養センター「やしおの湯」(日光和の代温泉)

郵便番号:321-1447
日光市清滝和の代町1726-4
電話番号:0288-53-6611
ファックス:0288-53-6622

 

2025年10月20日 (月)

奇しくも台湾の歴史を記録したー  「こんにちは 貢寮」を日光で上映

Photo_20251020205702 Photo_20251020205701  今年5月17日にアジアで初めて「原発ゼロ」を達成した台湾の脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」(89分、チェ・スーシン監督、2004年制作)上映会は10月19日(日)、日光市中央公民館中ホールであり、日光市や宇都宮市、鹿沼市などの市民40人が鑑賞した。

 監督のチェ・スーシンさんは当時、大学院生。1991年10月3日に起きた警察と住民との衝突で、横転した住民側の車の下敷になった警官一名が死亡。いわゆる「1003事件」と呼ばれるこの偶然の出来事で脱原発の青年が殺人罪で「無期懲役」となる。

 映画は「1003事件」から7年後、1998年から彼女がカメラを回し始める。監獄にいるその彼に対する手紙から始まっていく。映画では結びで「外出許可」があったその彼が真っ先に貢寮に向かい、11年ぶりに住民たちと会うことになる。そのクライマックスに参加者の多くがたぶん涙腺が緩んだことだろう。2004年の映画完成まで6年の歳月がかかっており、「奇しくも台湾の歴史を記録するドキュメンタリー」という評価がある。
 福島第一原発事故を受けた2013年に台湾では「22万人」脱原発デモ(日本で言えば、「100万人」デモの規模)を実現させている。その翌年2014年春には、5万人の脱原発行動があり、映画の舞台となった「台湾第4原発」の「建設中止」が決められた。
 映画制作から21年後の今年2025年9月23日、東京代々木公園であった「さようなら原発全国集会」。台湾から来日したチェ・スーシンさんの姿があった。脱原発団体「台湾緑色公民行動連盟」事務局長として。壇上からアジアの脱原発を4500人の参加者に呼びかけた。映画の内容が素晴らしいのはもちろんだが、こうした監督の脱原発の軌跡も興深い。
 
 なお、これも奇しくもだが、日光でこの映画を上映した当日の10月19日、映画の配給元である「ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン」によると、「こんにちは 貢寮」日本語字幕版について、彼女が快諾し、YouTubeで観られることになったー。いやはや、この縁は大事にとー。









 

2025年10月18日 (土)

反核は反原爆であり、反原発でなければー  山本義隆『核燃料サイクルという迷宮』(みすず書房)  

原発推進は、たとえ民生用であれ、核兵器拡散の危険性を常に孕んでいるのです。その意味も含めて、核発電の何年にもわたる継続は、核戦争のように激烈なものには見えないけれども、同様に「じりじり」と長期にわたり人類社会を蝕み、同様に「人類の存続をおびやかしている」のです。ラッセル・アインシュタイン声明に付け加えるべき命題です。「反核」は、反核兵器(反原爆)であると同時に、反核発電(反原発)でなければならないのですー(「核燃料サイクルという迷宮」 あとがきにかえて 山本義隆)

 

この本を借りて2週間ー。まだ読み終えていないが、いったん日光図書館に返却へ。すると、図書館司書さんが「あしたが返却予定日なので、きょうなら延長し、また2週間借りられますよ」と。「それはありがたい」と、延長で借りることにしましたー。この間、『新左翼と天皇』(ちくま新書)、『熊嵐』(新潮文庫)、『原子力の終活ー産業としての終焉』(地平社ブックレット)などを手にしていた。そのため、『核燃料サイクルという迷宮』は途中までだったー。

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御存知、科学史家・山本義隆さんの「核燃料サイクルという迷宮」。「大佛次郎論壇賞」の「磁力と重力の発見」(3巻本ーこの本も素晴らしいー)の科学史家というより、私のような団塊世代にとっては、東大全共闘議長だったということで知る人。大学院時代から「いずれノーベル賞をとる人」という評価があったという。その後、予備校講師となりながら、脱原発本も含めた科学史の著作を次々と。「核燃料サイクルという迷宮」はまだ読み始めたばかりだが、いやはや非常に内容が豊かだ。改めて感心しながら手にしていますー。

2025年10月17日 (金)

どうも「定期的」に食べたくなる「おにぎり」  「海苔おにぎり」と「鮭茶漬けおにぎり」で薪づくりへ

久しぶり、「おにぎり」ー。「海苔おにぎり」と「鮭茶漬けおにぎり」。どうしてなのか、どうも「定期的」に食べたくなるのだね。今日の天候は気持ちのよいやはり久しぶりの薪づくり日和。夕方まで薪作業へ。その腹ごしらえだね〰️ Photo_20251017182101 Photo_20251017182301

2025年10月16日 (木)

跳ねるように、叩きつけるように、意表を突く  「BESTJAZZ100PIANO」(6枚組の2枚目)

たまたま「BESTJAZZ100PIANO」(6枚組)を聴いていたら、2枚目の「リラックススタンダード」に「どこかで聴いたことがあるがー?」。と思っていたら、大西順子の独特の奏法だった。曲名はというと「キャラヴァン」。私は曲名よりもその演奏そのもので覚えているのでー。それにしても、跳ねるように、叩きつけるように、あるいは意表を突くように。大西順子の奏法は驚きに満ちている。とくにフレーズが直角になるような、というか、急降下と急上昇をいとも簡単に飛び越えていく、急発進や急加速を繰り返しながら落ちていく、その音の階段がなんとも言えない。まぁ、あえて言えば、その奏法の基本にパウエルの「クレオパトラ」的な要素があるねと思えることだ。彼女のファンは多いようで、古いレコードを扱っているともだちのお店に顔を出してもだいたい手に入らないのだ。  Jazz_20251016234101

2025年10月15日 (水)

ふ~むー『新左翼と天皇』(ちくま新書)  「新左翼はそこを読み違えた」

とくに「おや?、だが、確かにー」と思えたところが以下ー。

「天皇が代替わりし、国民の意識もリセットされた。とくに戦争を知らない世代の天皇への感情は前の世代よりもフラットになっていた。というよりも無関心が大半だったように思える。新左翼はそこを読み違えた」(「新左翼と天皇」232頁)

キイワードは「フラット」だが、ネットのAIで検索すると、『感情や状態 「元気がない」「生気がない」「単調で退屈な」といった感情や状態を表す際にも使われます。また、炭酸飲料の気が抜けた状態を指すこともあります』。ー。つまりは「戦争責任」や「沖縄問題」などに対する天皇への感情は、前の世代よりも、特別な感情を抱かない、あるいはこだわっていないという意味で使っているのだろう。

 


そこを読み違えた」ー。そこはそうだろうと私も思う。1986年のチェルノブイリ原発事故を受けて、ことの重大さを、原発事故の悲惨さ、無残さ、倫理の欠如を等身大できちんと受け止めるべきだったのだ。反天皇制を大きな柱に爆弾ゲリラ闘争に突き進むのではなく、生活、思想、エネルギーなどざまざまな課題を問いかける脱原発闘争にこそ大きく舵を切るべきだったのだ。そうすることがなぜできなかったのかーと思うばかり

 

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(以下は「本やタウン」㏋の本の紹介です)

何が彼らを無謀なゲリラ戦へと駆り立てたのか。

激しい内ゲバ、市民を巻き込むテロ、そして反天皇制闘争へ。


六〇年安保闘争、六〇年代末の全共闘運動、七〇年安保、七〇年代から八〇年代の成田空港反対の三里塚闘争では、反天皇制が主要なテーマになることはなかった。ところが昭和から平成の天皇代替わりに、新左翼の各セクトは封印を解き、反天皇制を最大のテーマに掲げて、炎と爆弾によるゲリラ闘争を展開した。内ゲバと市民を巻き込むテロに突き進んだ彼らの無謀な作戦、それに対する警備・公安警察。本書は暴力闘争の徒花を、現代史の一側面としてまとめる試みである。

2025年10月14日 (火)

10月19日(日)日光’上映会が「下野新聞」週間情報ワイドに  台湾脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」

10月19日(日)、日光市中央公民館中ホールを会場に開く台湾脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」(チェ・スーシン監督、上映時間89分、2004年制作)の日光上映会情報が10月10日(金)の下野新聞の週間情報ワイド欄に掲載されておりました。この週間情報ワイド掲載の可否について、気をもんでおりましたので、広報面でこれで少しひと安心です。ネットで検索すると、下野新聞の発行部数は約26万部から約32万部。県内シェアは50%前後とか。これは映画会の情報を知らせるには大きい。  Photo_20251014220001

2025年10月13日 (月)

今季初~「鍋焼きうどん」だったが~  まだその季節ではなかった秋中盤

今季初の「鍋焼うどん」ー。半年ぶりなので、めんつゆの作り方でやや戸惑ってしまいました。まだ秋の中盤とあって、汗まみれになりながらのうどんの食事です。やはり「鍋焼うどん」はまだ早すぎるのかも。それにしても、灯油ストーブではやや寒いし、薪ストーブを炊くと暑すぎだしー。そんな季節なのだね、うーん~

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2025年10月12日 (日)

台湾脱原発映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」上映会まで1週間  10月19日(日)日光市中央公民館中ホール

 今年5月17日にアジアで初めて「原発ゼロ」を達成した台湾ー。その台湾の脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」の上映会が10月19日(日)14時~日光市中央公民館中ホールである。チェ・スーシン(崔愫欣)監督が6年の歳月をかけて2004年に制作した89分。制作当時、彼女は大学院生だったという。それから21年後の2025年の9月23日、東京代々木公園で開かれた「さようなら原発!全国集会」に登場。台湾の脱原発運動を担ってきた「台湾緑色公民行動連盟」事務局長として。

 代々木公園の会場で当日、崔愫欣さんはこう発言した(アジアの脱原発団体「ノーニュークス・アジアフォーラム」のFacebookから)

 みなさん、こんにちは。私は台湾緑色公民行動聯盟の事務局長、崔愫欣(チェ・スーシン)と申します。台湾における反原発運動の現状についてご報告いたします。今年の5月17日、最後の原子炉が正式に稼働停止し、台湾は「原発ゼロ」の時代に突入しました。 台湾には3か所、計6基の原発がありました。第四原発は市民の反対運動で、建設を遅らせ、稼働を阻止しました。2011年の福島第一原発事故は台湾に強い影響を与えました。反原発運動が拡大し、2013年には22万人デモを行ないました。2014年、台北駅前の道路を5万人が(15時間)占拠しました。翌朝、警察に排除されましたが、政府は第四原発の建設中止を宣言しました。

 2016年に政権交代し、民進党政権は脱原発政策を進めました。しかし野党など原発擁護派は、脱原発に抵抗してきました。直近では8月23日に行われた第三原発再稼働の国民投票でしたが、投票率が足りず、再稼働は否決されました。しばらくは、原発ゼロが続きます。 老朽化した原発を再稼働してはなりません。原発擁護派の活動が続くので、私たちは引き続きたたかっていきます。最後に、長年にわたって反原発の活動を行ってこられた日本の皆様に感謝申し上げます。アジアの原発ゼロに向かって、いっしょに、がんばりましょう。

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2025年10月10日 (金)

「NO NUKES」に「NO NUKES」  神橋そばで「原発いらない金曜行動」

Photo_20251011004601 Photo_20251011004602 「原発いらない金曜行動in日光神橋」。国会前の「金曜行動」と連動させた恒例の金曜行動。10月10日(金)の今回は「さよなら原発!日光の会」の役員10人が参加した。参加者が二桁になったのは久しぶりだ。いつも掲げている「原発はまっぴらゴメン」「東海第二原発いらない」の横断幕に加え、この日は「今こそ、東海第二原発を廃炉へ!」(首都圏連絡会)の横断幕を初めてお披露目させた。
 やはり神橋周辺は観光客が多かったが、その通行人の半数は外国人観光客とみられた。「No Nukes」と声を掛けると、いつも以上に複数の外国人から「No Nukes」と返ってきた。ひとりの外国人は私たちに「フクシマダイイチ」と日本語で声をかけながら、脱原発の意思を伝えてくれた。また別の複数の外国人は、親指を立てて、脱原発に同意する姿勢を示してくれた。
 気づいたのは、神橋がすぐそばの道路反対側を歩いていた外国人観光客の何組もが脱原発をアピールしている私たちの姿を盛んに写真撮影。そのうえで日本語に加え、英語や中国語も交えた脱原発プラカードを手にする私たちに手も振って連帯を示してくれたことだった。
 道行く車の半数は「宇都宮」、「日光」「那須」ナンバーだったが、「名古屋」、「富山」、「郡山」のほか、「横浜」、「大宮」、「水戸」、「前橋」なども。観光バスの車内から手を振って反応する場面もあったが、本日はマイカーからの反応は今ひとつだった。サイレントスタンディングアピールは12時55分から始め、50分後の1時45分に終えた。

 

2025年10月 9日 (木)

エクセルで上映会のスケジュール表を  ネットの「初心者講座」を5回観て

あした10月10日(金)の「さよなら原発!日光の会」役員会用の資料として、10月19日(日))、日光市中央公民館中ホールで開催する台湾脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ」上映会の「スケジュール」を提出する。その必要性があったことで、エクセルでそのスケジュール表を作成した。Wordはなんとかさまざまにこなしているが、エクセルはなかなか縁がなかった。現代生活でエクセルの操作を覚えておくことは基本のキ。そのことはわかっているが、なかなかきっかけがなかった。今回はその必要性があったため、ネットで約15分ほどの動画、「初心者のためのエクセルの表の作り方」をチェック。それも5回も観てから作業にかかった。私のつくったのは初心者のさらに初心者の表ー。ともあれ、だいたい狙いどおりに作業を終え、MLに流し、印刷へ。エクセルではさらに棒グラフや円グラフづくりなどが必要になるだろう。これもネットのお世話になりながら、遅ればせながら、覚えていきたいー。

 

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2025年10月 8日 (水)

素晴らしい内容の「核燃料サイクルという迷宮」  科学史家・山本義隆さんの脱原発本

御存知、科学史家・山本義隆さんの「核燃料サイクルという迷宮」。「大佛次郎論壇賞」の「磁力と重力の発見」(3巻本ーこの本も素晴らしいー)の科学史家というより、私のような団塊世代にとっては、東大全共闘議長だったということで知る人。大学院時代から「いずれノーベル賞をとる人」という評価があったという。その後、予備校講師となりながら、脱原発本も含めた科学史の著作を次々と。「核燃料サイクルという迷宮」はまだ読み始めたばかりだが、いやはや非常に内容が豊かだ。改めて感心しながら手にしていますー。 Photo_20251008233501

2025年10月 7日 (火)

「原子力の終活ー産業としての終焉ー」  松久保肇さんが地平社ブックレットで

原子力資料情報室の事務局長兼共同代表、松久保肇さんの「原子力の終活ー産業としての終焉ー」が、地平社ブックレットで9月25日に発行されていた。この本では、当然、原子力のコスト問題をはじめ、「ウクライナ戦争と原発」「12日間戦争とイラン原子力関連施設への攻撃」もテーマに。ブックレットとあって、確か70頁足らずで、やや物足りない気もする。でも、ふだん「原子力資料情報室通信」での松久保さんの健筆ぶりを知っているので、これは手にしようと思っています。

(以下は「本やタウン」にある本の紹介です)

未来なき原発のフェイドアウトのために。コストなどの経済性や、事故の際のリスクとその安全対策の困難から、原子力産業が“終了したコンテンツ”となりつつあることを実証する。

第1章 原子力の経済性(原発の再稼働は電気代を下げるのか;安全対策投資と発電コスト ほか)
第2章 気候危機と原発(原発のCO2排出量;原発は急速なCO2排出量削減に貢献できるか ほか)
第3章 核燃料サイクル問題(米の日本核武装懸念;核兵器の原材料 ほか)
第4章 安全保障と原子力(ロシア・ウクライナ戦争と原発;12日間戦争とイラン原子力関連施設への攻撃 ほか)

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2025年10月 6日 (月)

聴きたい「日本軍兵士」の𠮷田裕さん講演  11月16日(日)宇都宮「とちぎ福祉プラザ」

名著である中公新書「日本軍兵士」「続 日本軍兵士」(この2冊の新書は内容豊かで、大いに学ばせてもらいました)で知られる吉田裕さんの講演会が11月16日(日)にとちぎ福祉プラザである。主催は「九条の会・栃木」ー。この講演は聴きたいなとー。 Photo_20251005230601

2025年10月 5日 (日)

会報「げんぱつニュース第55号」、6日印刷へ   映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」特集など12頁

Photo_20251005224701 「さよなら原発!日光の会」の会報「げんぱつニュース第55号」(10月10日発行)、あす6日(月)にも日光市民活動支援センターで印刷へ。A4版12頁。特集は台湾脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」。チェ・スーシン(崑愫欣)監督が大学院生時代、2004年に制作した89分。原発をめぐる「台湾の歴史そのものを奇しくも記録した」と評されている。今、40代になった彼女は台湾脱原発団体「緑色公民行動聯盟」の事務局長。9月23日に代々木公園であった落合恵子さんや鎌田慧さんらが呼びかけ人である「さようなら原発!全国集会」で連帯のあいさつをしているー。今回の会報は「日光市内空間放射線量測定記録」(日光、足尾、今市)も。この表の色の濃淡や表そのものの大きさなどの調整が大変だった。編集時間不足で校正で誤字脱字が何カ所も。やはり編集は少し余裕がないといけないなと。10月10日の「原発いらない金曜行動」(日光市内神橋そば)の記事は校正段階で一枚をわかりやすい写真に取り換えた。7日に宛名シール印刷や同封する各種フライヤー準備などへ。8日には発送作業と郵便局への持ち込みへ。発行日の10日には会員のほとんどに届くだろうとー。 Photo_20251005223501

2025年10月 4日 (土)

岩波ブックレット新刊「被ばく『封じ込め』の正体」   さっそくこの冊子を「本やタウン」に注文

Photo_20251004222901 311子ども甲状腺がん裁判支援ネット」から岩波ブックレット「被ばく『封じ込め』の正体」(88頁 748円 10月2日発行)が発行された。そのことを支援している「311子ども甲状腺がん裁判ネット」で知り、さっそく「本やタウン」経由で注文しました。


(以下は「311子ども甲状腺がん裁判支援ネット」の案内です)
岩波ブックレットから『被ばく「封じ込め」の正体〜広島・長崎・ビキニ・福島の声から』が刊行されました。甲状腺がん裁判と原告6さんの体験が掲載されています。また、この裁判でも争点になっている100ミリシーベルト論についても、詳しく解説されています。ぜひお読みください。

10月18日(土)には、このブックレットを記念したシンポジウムも予定されています。放射能と被ばく問題について、5人のジャーナリストが語ります。ぜひご参加ください。

○●----------------------------------------------------●○
  311甲状腺がん子ども支援ネットワーク事務局
  Email :info@311support.net
  WEBサイト:https://www.311support.net/

 

2025年10月 3日 (金)

奇しくも台湾の歴史そのものを記録した   ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」

「さようなら原発!栃木アクション2025」プレ企画として、「さよなら原発!日光の会」は、10月19日(日)14時~日光市中央公民館中ホールで台湾脱原発ドキュメンタリー映画『こんにちは 貢寮(コンリャオ)』を上映します(無料)。映画(上映時間89分)は、チェ・スーシン(雀愫欣)監督が6年の歳月をかけて2004年に完成させました。

どんな背景、状況で脱原発運動が進められたのかを記録した歴史ドキュメンタリー

今年5月17日にアジアで初めて「原発セロ」を達成した台湾の住民たちがどんな背景、Photo_20251003001101 、状況で脱原発運動を進めていたのかー、それを記録した貴重な歴史ドキュメンタリー映画です。

映画の舞台となった台湾第4原発は98%まで建設が進められましたが、2014年4月に建設凍結となりました。しかし、「原発ゼロ」を決めたとはいえ、今年8月23日には、第3原発の再稼働をめぐる国民投票が実施されています。

投票結果は再稼働賛成派が多数でしたが、成立要件を満たさなかったために「否決」となりました。このように台湾はまだまだ脱原発派と原発推進派がせめぎ合っている状況にあります。

1980年に台湾東北部の貢寮が第四原発の建設予定地に選ばれた

「No Nukes Asia Forum Japan」の解説によると、台湾第四原発建設地である台北県貢寮郷は台湾の東北部にあります。1980年に第四原発の建設予定地として貢寮が選ばれ、1982年には土地の強制収用により230世帯が強制転居させられました。1987年になってようやく学者の張國龍らが貢寮を訪れ、地元住民に放射能の危険性を伝え、反対運動が始まりました。住民にいっさい説明なく決められた原発に、住民は反対を続けました。

反対運動で青年が殺人罪で逮捕された1991年の「1003事件」
 1991年10月3日、警察は住民との約束を破って、住民がこもるテントを破壊。警察と住民の衝突で1名の警官が横転した車の下敷になって死亡しました。たまたま車に乗っていた青年が殺人罪で逮捕され、無期懲役の判決を受けました。

『こんにちは 貢寮』は、この「1003事件」で投獄された青年への手紙から始まります。クライマックスは11年ぶりの青年の外出許可です。身内のところではなく、まっすぐ福隆駅に向かった青年は、出迎える住民たちと固く抱き合いました。

 「1003事件」から7年。チェ・スーシンがカメラを持って記録を始めましたが、「No Nukes Asia Forum Japan」は、「奇しくも台湾の歴史そのものを記録していくことになる」と評しています。

14年5カ月ぶりの釈放に祝島の上映会場は万雷の拍手に沸いた

 当会は6月23日、日光市民活動支援センターでこの映画の試写会をしました。映画の進行の流れを観ていて、四国遍路を背景にした16歳の少女の青春映画『旅の重さ』(高橋洋子主演、斉藤耕一監督、1972年)を思い浮かべました。この青春映画ではママへの手紙という手法で描かれていますがー。

今回上映する『こんにちは 貢寮』は「1003事件」がいわば「舞台回し」のような役割を担っています。2006年3月18日、山口県祝島での上映会の直前、台湾から電話がありました。「青年が3日後に、14年5ヶ月ぶりに釈放される」。そのことが告げられると、祝島の上映会場は万雷の拍手に沸いたといいますー。

 

 

2025年10月 2日 (木)

「反軍演説」議事録復活案浮上ー 石破首相が身を引くお土産にして欲しい

この記事には関心がー。斎藤隆夫衆院議員の「反軍演説」ー削除された内容を全部を知りたい。どんなところが軍部や当時の議会のやり玉にあげられたのか。その点を詳しく知りたいなと。「聖戦の美名に隠れてー」ぐらいは知っているが、全体は知らないので。石破首相が身を引くそのお土産にして欲しいなとー。

(以下は本日の朝日新聞ニュースレターから)…

前線(10月2日 朝日新聞ニュースレターから)

反軍演説」議事録の復活案浮上 

石破首相が意欲、与野党協議で調整

 

(写真説明 帝国議会で壇上に立つ斎藤隆夫衆院議員)

 

 日中戦争をめぐって政府や軍部の対応を厳しく批判した斎藤隆夫・元衆院議員(1870~1949)の「反軍演説」について、大半が削除された議事録の全文を復活させる案が与野党内で浮上している。今月中旬に退陣する石破茂首相は実現に向けて強い意欲を示し、自民党の森山裕幹事長に野党との調整を指示。ただ、議事録修正のハードルが高く、実現できるかは不透明だ。

 立憲民政党所属の斎藤氏は、戦前戦中にわたって軍部に擦り寄る政治家を批判し、軍が政治に関わることの危険性を説いていた政党政治家。日中戦争が泥沼化していたさなかの1940年2月、帝国議会の衆院本会議で1時間半にわたり、「ただいたずらに聖戦の美名に隠れて……」などと国民に犠牲を要求する内閣や軍部を追及し、戦争の収拾を求めた。だが、反発した軍部は取り消しを求め、議長の職権で演説の全体として約3分の2にあたる後半部分の約1万字を議事録から削除。軍部の求めに多くの議員が従い、斎藤氏も帝国議会から除名された。翌年12月、日本は真珠湾攻撃を行い、太平洋戦争へと突入した。

 反軍演説と呼ばれるこの演説をめぐっては戦後、一部の国会議員が議事録復活を求めていたが、首相もその一人。首相就任前に講演などでたびたびこの演説を引用し、就任後も1月の会合で斎藤氏が議会を追われた経緯に言及し、「議会、そして言論が権力に屈せず、本当のことを言わないと国は傾く」と主張した。

 首相は9月に退陣表明に追い込まれたが、森山氏に議事録復活に向け野党との調整を指示。野党側の一部も「戦後80年の今だからこそやるべきだ」(立憲民主党のベテラン)と前向きで、来週中にも議長の諮問機関である衆院議会制度協議会で協議に入る方向で水面下で調整している。

復活実現へのハードルは

 ただ、実現に向けてハードルは高い。衆院事務局によると、議事録から削除された部分を復活させた前例はないという。Photo_20251002230701 復活できるかどうかは定かではない。

 官邸内にも歴史的価値のある議事録の修正に慎重意見もある。官邸幹部の一人は首相に「負の歴史だが、帝国議会ではこうした過去があったということを残すことにも意義があるのではないか」と意見したという。この幹部は「帝国議会の決定を戦後の議会が覆していいのか」とも指摘する。

 退陣直前の「レームダック(死に体)」化する首相による「レガシー(遺産)」づくりの側面もある。ただ、首相は周囲に「在任期間中に復活を決めるところまではしたい。俺がやらなければ、誰も未来永劫(えいごう)やろうとしない」と意気込みを語る。(森岡航平、安倍龍太郎)

斎藤隆夫氏の「反軍演説」(要旨)

・ただいたずらに聖戦の美名に隠れて、国民的犠牲を閑却し、〈中略〉国家百年の大計を誤るようなことがありましたならば現在の政治家は死してもその罪を滅ぼすことは出来ない

・国民に向って精神運動をやる。国民に向って緊張せよ、忍耐せよと迫る。〈中略〉国民に向って犠牲を要求するばかりが政府の能事ではない

・二年有半の間において三たび内閣が辞職をする。政局の安定すら得られない。こういうことでどうしてこの国難に当ることが出来るのであるか。畢竟(ひっきょう)するに政府の首脳部に責任観念が欠けている(斎藤氏の著書『回顧七十年』から引用。原文ママ)

 

2025年10月 1日 (水)

会報「げんぱつニュース第55号」(10月10日発行)校正へ   特集は映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」

Photo_20251003000201 市民団体「さよなら原発!日光の会」の会報「げんぱつニュース第55号」(10月10日発行)の校正版ができあがり。A4版12頁。特集は台湾脱原発ドキュメンタリー映画「こんにちは 貢寮(コンリャオ)」。チェ・スーシン監督が2004年に制作した89分。原発をめぐる「台湾の歴史そのものを奇しくも記録した」と評されている。今回は「日光市内空間放射線量測定記録」もエクセルで2頁にわたって示している。この表の色の濃淡や表そのものの大きさなどの調整が大変だった。そのため制作工程を一日延期せざるを得なかった。それでもエクセルでの表の作り方やWordの文章の各行をそろえる方法などを覚えることができた。会報編集に欠かせないやり方やエクセルに遅ればせながら手が出せたという収穫があった。ともあれ、3、4、5日の3日間の校正へ。6日には印刷し、8日には発送作業へ。10月10日発行をめざし、さらに作業が続く~。

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