反核は反原爆であり、反原発でなければー 山本義隆『核燃料サイクルという迷宮』(みすず書房)
原発推進は、たとえ民生用であれ、核兵器拡散の危険性を常に孕んでいるのです。その意味も含めて、核発電の何年にもわたる継続は、核戦争のように激烈なものには見えないけれども、同様に「じりじり」と長期にわたり人類社会を蝕み、同様に「人類の存続をおびやかしている」のです。ラッセル・アインシュタイン声明に付け加えるべき命題です。「反核」は、反核兵器(反原爆)であると同時に、反核発電(反原発)でなければならないのですー(「核燃料サイクルという迷宮」 あとがきにかえて 山本義隆)。
この本を借りて2週間ー。まだ読み終えていないが、いったん日光図書館に返却へ。すると、図書館司書さんが「あしたが返却予定日なので、きょうなら延長し、また2週間借りられますよ」と。「それはありがたい」と、延長で借りることにしましたー。この間、『新左翼と天皇』(ちくま新書)、『熊嵐』(新潮文庫)、『原子力の終活ー産業としての終焉』(地平社ブックレット)などを手にしていた。そのため、『核燃料サイクルという迷宮』は途中までだったー。
御存知、科学史家・山本義隆さんの「核燃料サイクルという迷宮」。「大佛次郎論壇賞」の「磁力と重力の発見」(3巻本ーこの本も素晴らしいー)の科学史家というより、私のような団塊世代にとっては、東大全共闘議長だったということで知る人。大学院時代から「いずれノーベル賞をとる人」という評価があったという。その後、予備校講師となりながら、脱原発本も含めた科学史の著作を次々と。「核燃料サイクルという迷宮」はまだ読み始めたばかりだが、いやはや非常に内容が豊かだ。改めて感心しながら手にしていますー。
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