「原子力の終活ー産業としての終焉ー」 松久保肇さんが地平社ブックレットで
原子力資料情報室の事務局長兼共同代表、松久保肇さんの「原子力の終活ー産業としての終焉ー」が、地平社ブックレットで9月25日に発行されていた。この本では、当然、原子力のコスト問題をはじめ、「ウクライナ戦争と原発」「12日間戦争とイラン原子力関連施設への攻撃」もテーマに。ブックレットとあって、確か70頁足らずで、やや物足りない気もする。でも、ふだん「原子力資料情報室通信」での松久保さんの健筆ぶりを知っているので、これは手にしようと思っています。
(以下は「本やタウン」にある本の紹介です)
未来なき原発のフェイドアウトのために。コストなどの経済性や、事故の際のリスクとその安全対策の困難から、原子力産業が“終了したコンテンツ”となりつつあることを実証する。
第1章 原子力の経済性(原発の再稼働は電気代を下げるのか;安全対策投資と発電コスト ほか)
第2章 気候危機と原発(原発のCO2排出量;原発は急速なCO2排出量削減に貢献できるか ほか)
第3章 核燃料サイクル問題(米の日本核武装懸念;核兵器の原材料 ほか)
第4章 安全保障と原子力(ロシア・ウクライナ戦争と原発;12日間戦争とイラン原子力関連施設への攻撃 ほか)
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