跳ねるように、叩きつけるように、意表を突く 「BESTJAZZ100PIANO」(6枚組の2枚目)
たまたま「BESTJAZZ100PIANO」(6枚組)を聴いていたら、2枚目の「リラックススタンダード」に「どこかで聴いたことがあるがー?」。と思っていたら、大西順子の独特の奏法だった。曲名はというと「キャラヴァン」。私は曲名よりもその演奏そのもので覚えているのでー。それにしても、跳ねるように、叩きつけるように、あるいは意表を突くように。大西順子の奏法は驚きに満ちている。とくにフレーズが直角になるような、というか、急降下と急上昇をいとも簡単に飛び越えていく、急発進や急加速を繰り返しながら落ちていく、その音の階段がなんとも言えない。まぁ、あえて言えば、その奏法の基本にパウエルの「クレオパトラ」的な要素があるねと思えることだ。彼女のファンは多いようで、古いレコードを扱っているともだちのお店に顔を出してもだいたい手に入らないのだ。
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