「飢餓という暴力の歴史をたどる」 現代世界と切り結ぶ『食権力の現代史』
斎藤美奈子さんの頁など、毎週、それなりに楽しみにしている朝日の「書評欄」ー。今週の企画攔「著者に会いたい」は、以前から注目してきた藤原辰史さん。その新刊本は、ナチス、ロシア、イスラエル、ガザーと、リアルな現代と切り結ぶ「食権力の現代史」ー。3000円ということなので、日光図書館などで借りようかとー。(以下は「本やタウン」の本の紹介です)
なぜ、権力は飢えさせるのか?飢餓という暴力の歴史をたどる。―史上最大の殺人計画「飢餓計画」。ソ連の住民3000万人の餓死を目標としたこのナチスの計画は、どこから来てどこへ向かったのか。その世界史的探究の果てに、著者は、「飢餓計画」と現代世界の飢餓を結ぶ重要人物を探り当てる。飢餓を終えられない現代社会の根源を探る画期的歴史論考。
序章 歴史概念としての食権力
第1章 第一次世界大戦と食権力―ナチス飢餓政策の精神的基層
第2章 ナチスの飢餓政策―史上最大の殺人計画
第3章 ナチスの飢餓から世界の飢餓へ―ジ・カストロの「政治生態学」
第4章 イスラエルの食権力―洗練される生態学的統治
終章 ナチスとイスラエルと現在の飢餓をつなぐもの
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