自由の国アメリカでなぜ読まれ続けるのか? 『マルクス・イン・アメリカ』
「アメリカのマルクスを振り返ることは、まさに世界の左派運動を普遍的に見通すことと同義だ」。中東研究者・酒井啓子さんが読書欄(8月22日 朝日新聞)で、「左派の運動を支える隠れた源流」という見出しで結んでいる。「マルクス・イン・アメリカ」(アンドリュー・ハートマン)。南北戦争、ニューディール政策、リベラル派、人権運動と労働運動、そしてトランプ登場なども含めたアメリカの歴史経過、思想政策、社会現象をよく知ることができそうだ。高価なので日光図書館経由で借り出そうと思う。
マルクス・イン・アメリカ
新日本出版社 アンドリュー・ハートマン 森原公敏
価格 4,070円(本体3,700円+税)
発行年月 2026年05月 判型 B5
「自由の国」でなぜマルクスが読まれ続けているのか?
序章 カール・マルクス、アメリカン・マシーンの中の妖怪
第1章 アメリカ革命―南北戦争
第2章 労働者階級の英雄―金ぴか時代
第3章 ボリシェビキ―ロシア革命
第4章 預言者―大恐慌
気鋭の歴史学者がアメリカでカール・マルクスが読まれ続けてきた意味を探る。資本主義の典型としてのアメリカに大いに注目したマルクス。アメリカ人も根強い反共宣伝が繰り返される中、搾取、戦争、差別など様々な文脈でマルクスを読んできた。現在進行形の「第四のマルクスブーム」渦中のアメリカとその意味が見える労作!
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